謎解きカフェのビジネスデザイン

みなさん、こんにちは。

「謎解きカフェ」のコーナーをつくってもらってから、久しぶりの更新になります。

その間、2017年9月9日には苫小牧で開かせた全国屋台村推進協議会の総会で、謎解きクロス@屋台村を提案させていただいたり、小石雄一さんのCo民家で、謎解きカフェの問題を試験的に提示して、みなさんにやっていただいたり。

(おかげさまで大好評。自信となりました)

2017年11月には、お台場のデックス東京ビーチで「台場1丁目商店街15周年」に3日間、謎解きクロスを活用していただいたりと、いろいろな展開がありました。

そのなかで、竹早高校の同窓会会報誌「篁」にて、謎解きクロスの本格的な問題が、雑誌として初めて登場するなど、エポックメイキングの出来事もありました。

その延長線上に、赤羽のイタリアン・カフェ「コロンビーノ」さんで、謎解きクロス5×5を、毎週掲示してくれるという快挙があります。

実は2年前、自由が丘のカフェで、この謎解きカフェ構想を発表したのですが、店長とマーケティングのプロから「無理がある」との指摘をいただき、課題がみえてきました。岡さん、感謝です。

要するに、飲食店、とりわけカフェは、このようなことに「たとえ100円でも、新規顧客の開拓か、リピーターにつながる保証がなければ支払わない」という、厳しい指摘に応える必要がありました。

そのときは「謎解きクロス7×7」を配布するという仕掛けでしたが、今回は「謎解きクロス5×5」を店内に掲示するという方法をとります。このパターンなら、リピーターにつながります。

そのうえ、全国展開にあたっては、コロンビーノさんの全面的な協力を得ることができました。

※赤羽コロンビーノ  https://cafe-colombino.jimdo.com/

その結果、まずコロンビーノでトライアルして、お客様の声によって、場合によっては内容を少し変えて、それを全国に同報通信で流すというビジネスデザインが実現したのです。

ビジネスデザインは、以下の通りです。

①全国のカフェのオーナーには、1カ月間、無償で「トライアル」をしていただき、効果について確認できた段階で、年間契約をしていただく。

②同報通信で、日曜日に「今週の問題(pdf)」が届けられる

③平日(原則として火曜日)から週末にかけて、謎解きクロス5×5の問題を掲示していただく

④お客様が、その解答をレジで伝えると、その店で決めたサービスが得られるカードをもらう(スタンプを押すでもOK)

※ラッキーサービス事例「次回に使える100円チケットを配布」「次回に使えるプチ・デザート券を配布」(その場で100円引きなどのサービスもOKですが、次回のチケットはリピーターにつながります)

⑤店員さん、ないし店長は、レジでお客様と、短い時間ですが、コミュニケーションしてください。きっと、また来ていただけます。

※ちなみに、ここで④で手渡すカードが、翌週に「またこよう」というインセンティブにつながります。

さて、問題の価格設定ですが、

A)年間契約料5000円(年間50回分のメール通信費)毎年更新。会費のような位置づけで、会員の特典として「謎解きクロス7×7」を入手できる権利もついてきます。

B)問題は、1ヶ月4~5問で、毎月支払いの場合は1ヶ月3000円。それを年間で、まとめて一括事前に支払うと、年間18000円と半額になります。

すなわち、年間23000円を支払うだけで、「謎解きクロス5×5」の配信が「50週」配信されるとともに、別途、「謎解きクロス7×7」や「謎解きクロス9×9」など、さらなる展開に参加していただけることになります。

なぜ、こんなに安いのか。

地域を元気にするには、個々の店舗がリピーターを得て、ちゃんと利益を出さなくてはいけません。個々のカフェの支援が、地域活性化につながると考えているからです。1回5~600円の出資なら、「まぁ、いいか」と、さして気になりませんよね。

店長、ないし店員のみなさまは、謎解きクロスの問題を通して、お客様とコミュニケーションを深めていただきたい。だから、安くしてあります。

※もっとも、だんだんこなれてきたら「少額課金」の仕組みを導入したり、サイモンズカードを導入して、社会貢献に特化していくなど、より大きなムーブメントをおこしていきます。

全国のカフェを展開するみなさん、カフェは「文化」です。お客様が、そこで、ちょっとした謎解きにチャレンジする。これは必ず、ヒットします。謎解きクロスの文化を普及に、参加してください。

■未来のカフェ

ところで、謎解きクロス5×5で、あきたらないお客さまがいた場合は、どうしましょう。そのときは、ぜひ「謎解きクロス7×7」の問題を併せて定期購入してください。年間契約があれば、格安で入手できます。

C)謎解きクロス7×7(A4版) 1回200円(年間1万円)

こちらも、全国同報配信で入手できます。毎週、問題が刷新されますので、謎解きクロス5×5では「ものたりない」ファンのみなさまにも、話題を提供することができます。

しかも、「ヒント」をお店側がもっているので、リピーターづくりに、役立てることができます。お客様とのコミュニケーションが進むからです。

ところで、以上の謎解きクロスは「全国同報通信」ですが、オリジナルの問題が欲しいときは、ぜひ、特注してください。

D)謎解きクロス9×9小冊子(A5版8ページ想定)200部10万円

この謎解きクロス9×9では、すべてオリジナルの制作となりますので「容疑者5名の氏名」と、そのなかの「真犯人1名」を、お店が決めることができます。さらに、謎解きクロス9×9の「5文字の解答」も、10通りのなかから、自分の店に合わせて選択することができます。

以上が、2018年1月現在、謎解きカフェで展開するビジネスデザインとなります。

ご期待ください。