謎解きクロスのホームページへようこそ。
日本初・日本発の新しいクロスワードパズルの誕生です。
謎解きクロス®は、伊豆下田、信州上田、松本、須坂、群馬の下仁田、福島の喜多方、そして東京は西小山、中目黒、祐天寺、2018年には渋谷にて、地域活性化の謎解き問題として活用されてきました。
謎解きクロス®では、問題文が箇条書きではなく、一つのエッセイや小説などの文章になっています。その特性を利用し、謎解きクロスを使ってつくられた物語を「パズル小説®」と呼んでいます。
2019年6月末、いよいよ、謎解きクロスの入門書が発刊となりました。ご支援いただきましたみなさま、記念碑として、ぜひ、ご一読いただきたく、お願い申し上げます。
※2019年6月27日 ごきげんビジネス出版より発刊。アマゾンの電子書籍として、またオンデマンド印刷では紙の書籍として購入できます。
※なお「謎解きクロス®」「パズル小説®」は登録商標です。地域活性など公共性の高いプロジェクトを支援される記事などで使用する場合、いちいち登録者(廣川州伸)の許可はいりませんので、どんどん紹介してください。また、謎解きクロス®やパズル小説®で利益も出したいプロジェクトを企画される場合は、使用について、ご相談ください。一緒に利益を出すしかけを考えましょう。
※「パズル小説®」の登録商標は、2020年4月1日に承認されています。
■以下、謎解きクロスの誕生プロセスをふりかえっておきます。
週末作家として活動をしてきた私(廣川州伸)は、2008年から地域活性化のためのミステリーウォーク(ツアー)を展開してきました。
そのなかで、「謎解きにクロスワードパズルが使えないか」という課題があり、2010年以降、ミステリーウォークにおいて地域に掲示したり、謎解きとして配布する問題のなかに、クロスワードパズルの「問題フレーム」を活用してきました。
それは、ミステリーウォークという限られたイベントのなかで、問題の一つとして活用される、限定的な「ツール」にすぎませんでした。
ただ、謎解きイベントがブームとなりつつあった2013年末、クロスワードパズルを「謎解き」のイベントに活用するときに、他者から「その言葉を使用してはいけない」とクレームがくることが考えられたため、特許庁に相談にいき、「謎解きクロス」という名称の商標登録を申請し、2014年7月に認定されています。
その後も、ミステリーウォークの「ツール」としてクロスワードパズルを活用してきましたが、よくよく考えてみると、この「謎解きクロス」というツールは、ミステリーウォークという限定的なイベントのツールとなるだけではありません。
これまでのクロスワードパズルが、ペンシルパズルの一つとして本や雑誌などの書籍で楽しむことができたり、インターネットのアプリケーションとしてパズルゲームに応用されるているように、その用途が広いことが推定されました。
そこで、2017年以降、これまで考えてきた「地域活性化のためのツールとしての謎解きクロス」から、クロスワードパズルを進化させた、まったく新しい、これまでなかったクロスワードパズルを発明できるのではないかと研究を続けてきました。
それは、たとえばボードゲームや玩具であり、たとえばパソコンのアプリケーションソフトになるものでした。
その結果、2018年元旦、謎解きクロスの「定義」が定まり、新しいクロスワードパズルとして、広く社会に普及できると確信することができましたので、ここに公表し、その定義を確認いたします。
■謎解きクロスの定義■
エッセイや小説のなかに、クロスワードの言葉が入っていますが、どこに入るのか、その場所がわかりません。文章を読み、言葉をクロススペースにあてはめながら、完成を目指す新感覚謎解きゲームです。
その形式は、パズルの王様「クロスワードパズル」と似ていますが、独特の「ルール」が設けられています。
- 問題の「フレーム」は、共通となっている! 具体的には「5×5」「7×7」「9×9」の3通りしかありません。しかも、それらは「上下左右に対称形となっているクロスワードパズルのフレーム」となっています。そのフレームについては、本サイトにまとめておきます。
- ヒントは、クロスワードパズルが「タテ」「ヨコ」と箇条書きになっていたのに対して、一連の文章となっている! 文章のなかに、書体のことなるキーワードがあり、それを問題のフレームに、ジグゾーパズルのように当てはめていくことで全体にキーワードが埋まり、答えがでる仕掛けです。
- キーワードが、問題のフレームのなかの、どこに当てはめると全体の言葉がきちんと完成する(クロスワードパズルが解けるように!)か、そこがわからないので、謎解きが必要です。また、そのキーワードは名詞とは限りません。
■私(廣川州伸)は、これまでミステリーウォークでツールの一つとして活用してきた「謎解きクロス」を、それ単独で、すなわちミステリーウォークがイベントとして行われない状態でも、書籍やウェブで展開できるよう、上記のようにルールを確定します。
そして今後、よりひろく、パズル作家のみなさんが活用し、まるでクロスワードパズルの問題作成をするように、謎解きクロス作家として活躍されることを望んでいます。
(深谷では2003年から毎年、深谷宿ミステリーツアーを実施。写真は、ミステリー作家の伊井圭さんに原作を託し、深谷宿ミステリーツアーをスタートさせた深谷商工会議所の村岡さん)
そこで、2018年を「謎解きクロス元年」と宣言し、本サイトを広く告知することにしました(これまでは、研究目的の、限られた人しか知らないサイトでした)
これまでは、謎解きクロスはミステリーウォークの単なるツールとなっていましたが、2018年からは、謎解きクロスというパズルのなかに、実際の街を使って実現するAR(拡張現実)としてミステリーウォークがあるという構造に、大転換いたします。
とともに、本サイトも、一般のみなさまが参照できるように公開いたしますので、ぜひ、お楽しみください。
2018年1月1日
合資会社コンセプトデザイン研究所所長 廣川州伸
PS(追加)
■謎解きクロスによるミステリー小説を「パズル小説」と命名しました。とくに商標登録はせず、未スリーの新ジャンルとして、多くのパズル作家のみなさんが、自分の得意なペンシルパズルを使いながら、ミステリー小説風の文章を創作されることを期待しています。
2019年1月31日 パズル小説宣言でした
PS2
2019年2月4日、IDP出版の和泉社長と会食。その席で、和泉社長から「パズル小説は、とてもいいネーミング。ミステリー小説の新ジャンルとして、普及するのではないか。念のため、商標登録をしておいてはどうか」と言われました。
よくよく考えると、それもアリと気づき、翌日、2月5日に特許庁に行き、まず相談。そこで「役務については、専門職員に確認して提出したらいい」と勧められ、商標登録を進める職員の指導を仰ぎました。多少の訂正はあっても「パズル小説」は、認められるでしょう、との見解をいただき、和泉社長の指摘が正しかったことを確認しました。感謝ですね。
かくして、謎解きクロスによって構成される物語(パズルゲーム)を「パズル小説」と呼ぶことにしましたので、これから、普及に拍車がかかるでしょう。
廣川州伸は、パズル小説作家の第一号となりました。
※この詳細は「謎解きカフェ」をご覧ください。謎解きクロスの説明と事例が出ています。
※なお、謎解きクロスを使った「地域活性化のためのミステリーウォーク」についての事例は「ミステリーウォークの部屋」をご覧ください。
謎解きクロス(R)は合資会社コンセプトデザイン研究所(廣川州伸)の登録商標です。
- フレームは以下よりダウンロードしてください。