屋台村ミステリー

謎解きクロスファンのみなさま、こんばんは。

たった今、沖縄の国際通り屋台村で2周年記念イベントをされている横井村長から、ステキな写真が届きました。ここでシェアしたかったのですが、画素数が大きすぎてアップできません。

そこで、テキストで恐縮ですが、何が撮られていたのか、ちょっとシェアさせていただきます。

びっくりしたのは、私が作成した「謎解きクロス5×5@屋台村」の原稿に、横井村長が受付としてポスターを作成してくれたことです。凄い! さすが、地域プロデューサー。とくにお願いしたわけでもないのに、少しでも参加者を増やそうと、工夫してくれています。

何よりも、謎めいたポスターの空気感がいいですね。2008年、伊豆下田でミステリーツアーをスタートさせたとき、伊豆急行の社員の方が、自分でイラストレーターを使ってポスターやパンフ、そして中刷り広告、ポストカードまで作ってくれた感激したことを想い出しました。

私のミステリーは、誰も死なないミステリーではありますが、謎解きの要素があり、街歩きの要素も、そして店主とのコミュニケーションというリアルな効能があります。それを、しっかり理解してくださった上での展開。

最高にうれしかったです。

この写真、FBには載りませんが、25日に全国屋台村連絡協議会の仲居会長にお会いしに八戸に行ったとき、参考資料に使わせてもらいます。

今、謎解きクロスの歴史が動いています。ブレイクは、このようにして始まることを確信しています。横井村長、ありがとう!!!

 

 

謎解きクロス@屋台村が始動します

謎解きクロスファンのみなさん、こんにちは。

沖縄の国際通り屋台村は、今年2周年。その記念イベントに合わせて、謎解き酒場という仕掛けを、横井村長が進めてくれました。

これは、国際通りなどでA4サイズの問題「謎解きクロス7×7」を配布。ところが、そのままの状態で解ける人は100人に3人ほど。それで「屋台村」に行くと、あちこちの店舗に「ヒント」が掲示してあります。

そのヒントとともに、店主がゆとりがあれば、ちょっとしたコミュニケーションをとってもらい、謎を解いていく仕掛け。

そして、楽しいことに、この謎解き酒場は、沖縄を皮切りに、深谷のふっかちゃん横丁、そして八戸のみろく横丁から、全国屋台村連絡協議会を通して、全国の屋台村に波及していきます。

その問題文を、下記に。

<国際通り屋台村ファンの謎>

沖縄に移り住み、探偵事務所を始めて10年になる。なかなか成り手がない探偵助手も、アルバイトを雇えるようになった。まあ、順調だ。

その夜もバイトの手配をしてから、国際通りの屋台村に向かった。そこでは、沖縄で知り合った仲間が集まり、地域活性化の話し合いが行われていた。

ボクは、20ある店から指定された店の前に立ち、ドアではなく引き戸を引いて内に入る。そこでハッとした。若者に交じって老紳士が座っている。

「あ、師匠! 来てくれたんですね。よくがとれましたね」

「来ちゃいけなかったか? 何か支障でもあるのか」

師匠と支障というダジャレも健在だった。彼は古稀を迎え、人生でいえばに当たる高齢のはずだが、いつも若々しく、青春を謳歌している。

ボクはまだ子どもだった時に師匠に逢い、探偵稼業だけでなく人生についても教わった。師匠と会わなければ、青春のを駆け抜けることができなかった。

「私が心不全で動悸が激しくなって入院したとき、見舞いに来てもらった。あのときは、うれしかったよ。これで借りはなし、お相子だね」

「こっちのお返しが足りません。これから一生かけて、恩返しします」

「それより屋台村の村長に聞いたよ。君はもう探偵モドキではなく、数々の難事件を解決した名探偵。これは村長の意見だけに、尊重しないと」

そのダジャレに突っ込む前に、ちょっと奇異に思えるかもしれないが、ボクはうれし泣きをしてしまった。

日々のにするため、どんな仕事でも受けてきたが手を抜くことはなかった。この屋台村でも、それぞれの店にそれぞれ魅力がある。それを相手の気持ちを読み解きながら、魅力を発見し、謎解きを続けてきた。

ボクは香辛料のをふりかけ、お腹いっぱいまで食べ、泡盛を飲み、互いのを確認した。2周年記念イベントのテーマは「うとぅいむち」で決まりだ!

※どうですか? ヒントをみないで解けると、100人に3人の名探偵。

謎解きクロスは、フレームは共通です。ぜひ、コピーしてお楽しみください。