プレミアム大吉くじのトライアルとして進めていたプロジェクトのうち、日本初として採用された群馬県下仁田町の「下仁田カツ丼の会」のプロジェクトの記事が、地元の新聞である上毛新聞に掲載されました。
かつ丼食べればみんなハッピー!
大吉のおみくじ贈るキャンペーン
群馬・下仁田町の食堂8店
群馬県下仁田町の食堂8店でつくる「下仁田かつ丼の会」(市川進代表)は22日、かつ丼を注文した客に大吉のおみくじをプレゼントするキャンペーン「かつ丼食べてハッピー大吉」を始めた。「全員を前向きに」と、全てのくじが大吉に設定された目新しい仕掛けだ。メンバーは町内への誘客に期待する。
おみくじは、れすとらんヒロ、鍋屋、常盤館、きよしや、茶茶、日昇軒、安兵衛、食亭エイト(いずれも同町下仁田)の8店で計500枚用意し、なくなり次第終了する。くじには「助言」のほかに、町の名物「下仁田カツ丼」の写真などを載せ、地元グルメもアピールする。
キャンペーンの考案者は作家の広川州伸(くにのぶ)さん(67)=東京都板橋区。引き当てた誰もが前向きになれる仕掛けとして、くじを大吉に統一したという。それでも「満足な大吉」「ラッキーな大吉」といったバリエーションが100通りあるため、くじを引くワクワク感があり、各店へのリピーター創出にもつながるとしている。
会員たちは事前にくじを引き、運勢を示す言葉や助言がそれぞれ異なることを確認。「若い世代や女性を呼び込める」「引いて嫌な気分にはならないよね」などと感想を話し合った。誘客効果などを検証し、次年度以降の運用につなげる。市川代表(71)は「おみくじをきっかけに町外のお客さんが店に来てくれればいい」と期待している。