もちろん、ミステリー小冊子の世界のことです。
謎解きクロスを発見する前から、私のミステリーは
「大変です、起きてください」
からスタートします。そこは、日本橋にある探偵@ホームズという看板がかかった、小さな事務所。
で、渋谷謎解き街歩きの大成功をもってして、全国ブランド確立のために、渋谷のチカラを借りることにしました。
なぜ、長年、親しんだ日本橋から、渋谷に引っ越すことになったのか。それは、2018年9月に起きた事件(渋谷謎解き街歩き)によって、渋谷という街の魅力と、しばらく寄りそっていきたいと思ったからです。
渋谷の変化は、ハンパではありません。
元々、探偵@ホームズ事務所を日本橋に設定したのは、東京駅まで歩いていき、そのまま全国に出張して、「地域の魅力が失われる」という事件に関わることができるからでした。
日本橋にはサイモンズカードの拠点であるサイモンズ社があることも、重要な理由となっていました。
もちろん、サイモンズカード@謎解きクロスを制作し、全国の謎解きクロスファンに「探偵@ホームズ事務所」を支援していただくドリームは、渋谷に引っ越しをしても、変わりません。
ただ、事務所を渋谷に置くことによって、日々変化している渋谷の街の様子を、日本の象徴として感じ取ることになります。
渋谷から、全国へ。
これまで関係していたエリアを列挙してみましょう。
八戸/喜多方/信州須坂・上田・松本/千葉いすみ市・勝浦市・鴨川市・千葉市(幕張)/東京(西小山・洗足・大岡山・都立大学・学芸大学・祐天寺・中目黒・渋谷・駒場東大前)静岡(寸又峡・伊豆下田・伊東・稲取・河津)など。また鉄道では大井川鉄道/伊豆急行/いすみ鉄道/しなの鉄道/フラワー長井線で進めていただきました。
企画して準備したものの、進んでいない地域もあります。
京都(市内)/三重(四日市・松阪)/岡山(倉敷)/九州(博多)岩手(市内)/宮城(気仙沼)/山形(長井)/群馬(南牧・下仁田)長野(軽井沢)など。
西日本で実現していないのは、これまでのスキームだと、プロデューサーが自腹でがんばってくれなければ、最初の一歩が踏み出せないから。
それを、渋谷謎解き街歩きの成功によって、ブレイクスル―できる目途が立ちました。
今後、謎解きクロスによるミステリーウォークは「たった一冊のミステリー小冊子」を作成することで完結する仕掛けが中心になります。その結果、地域の「運営の負荷」が激減します。
個人情報の保護などの問題もあるので、地域プロデューサーがいてくれなければ、できないというのはそのままですが、ミステリー小冊子を作成するだけで、地域活性化プロジェクトは、動き始めます。
ミステリー小冊子は、企画・取材を含め、16ページからー3000部制作として1エリア20万円から作成できます。
賞品を用意したり、ポスターやパンフは、地域にお任せしましょう。素材は用意しますので、どうぞ、お使いくださいというスタンスです。
この仕掛けの中心となるのが、「渋谷」なのです。渋谷に探偵@ホームズ事務所が移転することで、そのあたりの「仕掛け」を、すべて、ミステリー小冊子内に、掲げることができると思っています。
渋谷に探偵@ホームズ事務所が置かれ、この謎解きクロスのサイトで、全国の地域活性化のためのミステリー小冊子が制作できて、それを配布して、地域のみなさん、観光客のみなさんが「自律的に」街を歩き、謎を解き、地域のファンになる仕掛けです。
謎解きクロスは、2019年に、そのような新しいスキームとともに、全国に波及していくことでしょう。
ご期待ください。
そして、みなさんの2019年が、よいお年でありますよう、祈念しています。
よいお年を!