ミステリーウォークの聖地

謎解きクロスファンのみなさん、お元気ですか?

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1月は、週末にかけて信州松本・東北石巻・信州上田・伊豆下田と、謎解きクロスによるミステリーウォーク実現の打ち合わせに行ってきました。

新幹線や特急のなかで、じっくり考えました。

2008年10月、赤坂サカスで行われてJOIN(移住交流推進機構)フェスタで、ミステリーウォークのプレイベントを行い、その勢いをもって、11月に伊豆下田で、2日間のミステリーウォークを実施しました。それが、廣川州伸が企画プロデュースするミステリーウォークの、祈念すべき第一回。

そこで、こんなことを考えました。伊豆下田を、謎解きクロスによるミステリーウォークが行われる「聖地」にしよう、と。

聖地というと、膨大な予算をかけて、全国から来ていただく仕掛けを進めるように聞こえますが、それでは伊豆下田にとって荷が重い。観光客を迎える下地ができあがっているステキな街、伊豆下田。もっともっと、いろいろな人が、来て、楽しんでほしい、ということが狙いですから、「聖地」は、シンボルでいいんです。

どういうことかといいますと、伊豆下田を、これから全国で進める謎解きクロスによるミステリーウォークの「ミステリー小冊子」を解いて正解した人のなかから、抽選で1組、2名さまを、伊豆下田1泊2日の旅にご招待。その賞品を、いつも、伊豆下田と決めればいいと気づいたんです。

私の謎解きクロスによる小冊子は、冒頭、いつも同じセリフでスタートします。これは「決め事」なんです。同じように、私の原稿料のなかから、感謝の意味も含めて、いつも二人分の「伊豆下田宿泊券」をプレゼントする。そのときに、もちろん「伊東駅」から伊豆急下田駅」までの運賃は、セットになっています。

廣川氏 (5) 下田市長&廣川氏

そう、この賞品がセットになっている、ところが、謎解きクロスによるミステリーウォークの、他のイベントにはない特徴となっていくのです。

その理由は、伊豆下田が、地域活性化を進めるミステリーウォークの第一回が行われた場所だからです。

この仕掛けには、もちろん下田商工会議所、伊豆急行、下田観光協会のみなさんが関わってくれます。

実は、2008年に第一回ミステリーウォークを実施してから、2017年で、何と第10回となるのです。そこで、これから私は、原稿料から、たぶん3万円を投じて(本来、これでは宿泊費だけなんですが、そこは何とかしてもらい、伊豆急行さんの伊東から下田の往復切符も入れて、3万円でまとめてもらえないかと考えています)

たとえば、目黒区で謎解きクロスによるミステリーウォークをする場合も、特別賞として「ミステリーウォークの聖地・伊豆下田の1泊2日の宿泊券(伊東・伊豆急下田往復特急券付)を2名様分」を、謎解きクロスのミステリー小冊子の「特別賞・賞品」とします。

これ、私が3万円を支払うので、主催する目黒区商連さんの腹(サイフ)は痛みません。同じように、深谷宿ミステリーツアーでも、謎解きクロスによるミステリー小冊子には特別賞がつきます。主催される深谷商工会議所さんの腹(サイフ)も痛みません。

信州上田ミステリーウォークでも、同じことです。では、誰の腹が痛むのでしょうか。もちろん、賞品のお金を出すのは私ですから、私の腹(サイフ)は痛みます。3万円あったら、私自身が、温泉旅行したい?

でも、これは感謝の気持ちなのです。謎解きクロスによるミステリーウォークを楽しんでもらえるミステリーファン、謎解きクロスのファンのみなさんへの、感謝の気持ちを形にしたものです。

で、いつものご質問。作者は、一体、どこで儲けるのか?

もちろん、謎解きクロスの本を書いて、それをベストセラーにして儲けます。これは、私が、2006年に推理作家・故・伊井圭さんにコミットしたことでもあります。

「謎解きクロス入門」がベストセラーになり、全国で100万人が楽しむパズルが誕生したら、それを原資に、地域プロデューサーを組織化して、たとえば東急電鉄さんの路線を全部使って、謎解きクロスによるミステリーウォークを展開します。

それが、2008年に、私たちがみていた「ドリーム」になります。

楽しみです。

西小山2012Tシャツと探偵衣装

 

 

 

 

 

歩かないミステリー

謎解きクロスファンのみなさん、お元気ですか?

仙台空港に到着して、閉ざされた空港や、ステーションで、ミステリーウォークがありや、なしやと、考えています。

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結論から言うと、空港で、ミステリーウォークをするわけにはいかないですね〜やはり。安全性の問題がありますから。

ただ、空港では、時間を持て余している人たちも、たくさんいます。ロビーで、カフェで、ミステリー小説を読んでいる人もいることでしょう。

すなわち、アチコチ動き回らないタイプなら、謎解きクロスによるミステリーは、十分、成立するわけです。

たとえば、仙台空港でしか入手できない謎解きクロスのミステリー。仙台をテーマに、地域活性化のイベントの告知を、仙台空港の中で、謎解きクロスのミステリー小説という形で展開する。

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空港は、人生において、大切な時間が流れています。そこでは、きっとミステリーが似合う。そう思いませんか?

 

今年も信州でミステリーウォークを進めます!

謎解きクロスファンのみなさん、お元気ですか?

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信州では、これまで「浅間温泉」「美ヶ原温泉」「なわて通り・四柱神社」「しなの鉄道・上田駅」「上田市街」「須坂市」と、謎解きクロスを交えたミステリーウォークを実施していただきました。

ミステリーウォークは、地域のなかに、運営してくださる地域プロデューサーの方がおられなければ、一歩も進みません。その点でも、本当に、自分は幸運だったと、それぞれのミステリーウォークを楽しく想い出しています。

今年も、謎解きクロスによるミステリーウォークが行われます。

場所は、別にミステリーではなく「信州上田」です。そして、いつかまた、松本でも運営していただき、信州全体で、たとえば夏季に、一カ月くらい、あちこちで謎解きが点かいされる、そんな日を夢見ています。

ですから、これは長野県温泉協会さんに、地域プロデューサーになっていただけないかと、虫のいいことを考えています。

でも、私の場合、こうして思いついたことは、たいてい実現しています。なぜ、長野県の温泉協会なのか。だって、信州には、ステキな温泉がたくさんあるからです。

その企画をねることもあり、これから、信州上田だけではなく、信州全体にも、とくに温泉を求めて、ロケハンしておきたいと思っています。

ほんと、信州には、歴史・文化・グルメ・温泉、そして勤勉な人々と、ミステリーにかかわるネタが、たぶん全国一、豊富にあると思っています。

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信州松本ミステリーウォーク

謎解きクロスのファンのみなさん、お元気ですか?

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信州松本でも、ミステリーウォークを三回、実施させていただきました。懐かしい、松本城。公園で、信州新蕎麦祭りがあり、そこで、浅間温泉ミステリーウォークのチラシを配布。

おかげで、盛況でした!

ありがとうの気持ちを込めて。そして、また、信州松本でミステリーウォークができるように、松本に来ています。

 

夏目漱石「こころ」の謎解きクロス

nazo_logo2謎解きクロス・ファンのみなさん、お元気ですか?

夏目漱石の「こころ」が、2~3行の「新作」を加えることで、謎解きクロスの問題に置き換えることができると、わかってから、いろいろな可能性が見えてきました。

要するに、自分の書いた著作を使えば、いいのです。そう「ヒツジ」を謎解きにしたように。世界のビジネス理論や孫子の兵法、そして菜根譚などは「謎解き」にふさわしいコンテンツ。

江戸川乱歩もいいけれど。夏目漱石もいいけれど。

というわけで、下記。

私(わたくし)はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚(はば)かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執(と)っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。

私が先生と知り合いになったのは鎌倉である。その時私はまだ若々しい書生であった。暑中休暇を利用して海水浴に行った友達からぜひ来いという端書(はがき)を受け取ったので、私は多少の金を工面して、出掛ける事にした。私は金の工面に二、三日(さんち)を費やした。ところが私が鎌倉に着いて三日と経たないうちに、私を呼び寄せた友達は、急に国元から帰れという電報を受け取った。電報には母が病気だからと断ってあったけれども友達はそれを信じなかった。友達はかねてから国元にいる親たちに勧(すす)まない結婚を強いられていた。彼は現代の習慣からいうと結婚するにはあまり年が若過ぎた。それに肝心の当人が気に入らなかった。それで夏休みに当然帰るべきところを、わざと避けて東京の近くで遊んでいたのである。彼は電報を私に見せてどうしようと相談をした。私にはどうしていいか分らなかった。けれども実際彼の母が病気であるとすれば彼は固(もと)より帰るべきはずであった。それで彼はとうとう帰る事になった。せっかく来た私は一人取り残された。

なんて感じ。

これからの課題は、このサイトでは「ゴシック」が難しいことか。

いずれ、できるようになるはず。お楽しみに。

五感のハーモニー

謎解きクロスのファンのみなさん、お元気ですか?

今夜は、音楽プロデューサーの大川正義さんと青山で企画会議。音楽業界の今と、これからについて、大いに語っていただきました。

大川正義さん、いわく。若い人達に届く音楽をプロデュースしたい!

私もまた、若い人達にも読んでもらえる本を書きたい。心から、そう思っていました。

最後に、大川正義さんに、コンセプトデザインを残し、再会を約束して別れました。いつものように、すっかり、ご馳走になってしまいました。

今年、大川正義さんと、五感のハーモニーを奏でる本を作ります。きっと。

謎解きクロスではありませんが、音楽は人生を豊かにする。それを実感しています。

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寒いですね〜

謎解きクロスのファンのみなさん、お元気ですか?

冬将軍がやってきて、いよいよ寒さも本番。

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こんなときは、謎解きクロスを考えながら、知恵熱に期待すると、しましょうね〜

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写真は、埼玉の深谷です

明日、きっと空の向こうで

謎解きクロスファンのみなさん、こんばんは。

おかげさまで、謎解きクロスの未来が、見えてきました。これまで、組み立ててきたことが、一気に開花することになりそうです。

私たちクリエイターは、明日、成功する日がくることを信じて、日々、作り続けるしか、できることはありません。その姿を見て、支援する人がでてくる、作品を見て、ファンが増えていくことで、その未来が、確実なものとして生まれてくるのです。

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明日、新たな展開を迎える謎解きクロスを、引き続き、よろしくお願いします。

5000万人の1パーセント

nazo_logo2謎解きクロス ファンのみなさん、お元気ですか?

昨夜、NHKで、ウォーキング人口が5000万人時代を迎えたというテーマで特集を組んで放送していました。日本では、毎年、4300ものウォーキングの大会が開催されるそうです。

謎解きクロスによるミステリーウォークは、たぶん、ウォーキングのジャンルには入らない、運動を目的としたイベントではないのですが、それでも、この5000万人という数字には、勇気づけられました。

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謎解きクロスによるミステリーウォークは、地域の商店街にある、このようなヒントを探して歩き、地域の魅力を自ら発見していきます。歩くことが目的ではなく、謎解きをする手段として、のんびりと散策していきます。

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ミステリーウォークは、地域の魅力を自ら発見することが目的ですから、発見される商店街のお店が、参加してくれる探偵たちを、おもてなしすることになります。

あ、写真を紹介する方法がわかったかもしれません。

2017年は、リアルな写真で、謎解きクロスによるミステリーウォークをリポートします!