名著「7つの習慣」に、金の卵を産むガチョウの寓話がでている。ある日、農家のガチョウが金の卵を産んだ。それは高価な純金で、農家は大金持ちになった。
しかし、欲の皮がつっぱってきた農家の主人は、気に入らない。なぜ、金の卵を一日に一個しか産まないのか。腹の中には、もっとたくさん、金の卵が入っているはず。それを、ガチョウが出し惜しみわして、一日一個ずつしか産まないのだと考えた。
ある日、主人はガチョウを殺し、腹の中を割いて調べたが、金の卵は一つもなかった。しかも、殺されたガチョウは、二度と金の卵を産むことはなかった。
金の卵というコンテンツ(価値)は、それを生むガチョウが機能して初めて成立する。価値を生み出す仕掛けを壊してはならない。ちゃんと手入れして、持続可能な価値を生むように整えるべきだという教訓となる。
さて、ようやく謎解きクロスの版が来ました。謎解きクロスの場合、金の卵ぱ「パズル小説」となり、ガチョウが「謎解きクロス」というペンシルパズルとなっています。
全国のミステリーウォークや、イベント、施設などで活用するパズル小説は、金の卵となり、これから、少しずつ、作家である私にも、利益を届けてくれるでしょう。
その背景には、パズル小説を生み出す謎解きクロスの仕掛けが重要。そんなこと、考えているGW10連休の初日です。