右脳型ペンシルパズルの誕生

謎解きクロスファンのみなさま、お元気ですか?

秋も深まってきました。謎解きシーズン到来といったところでしょうか。実際、これから全国で、謎解きクロスによるミステリアスなイベントが待っています。

信州上田と伊豆下田。いずれもミステリーウォークです。そして新たに、デックス台場の台場一丁目商店街、さらに北は北海道から南は沖縄まで、全国屋台村連絡協議会と連携して、お酒を飲みながら謎解きクロスにチャレンジするという、なんとも優雅な展開が待っています。

さらに、子どもたちに向けた謎解きクロス5×5の展開。加えて、まだ出版社は決定していませんが、世界初の「謎解きクロスによる本格ミステリー長編」となる「そして誰も死ななかった!」の執筆もスタートします。

そんな流れの中、謎解きクロスについて、新たな発見をしました。数独が左脳型のペンシルパズルなら、謎解きクロスは、言葉のじぐぞーパズルであり、文章全体で謎解きの雰囲気をつくりだすことができる、いわば右脳型のペンシルパズルということができそうです。

パズルといえば左脳型人間の好むジャンルですが、ミステリー小説は、別に左脳型でグイグイ押していくタイプだけではありません。論理だけでは、面白くない。探偵ホームズが売れたのも、明智探偵が売れたのも、みんな右脳的な感性によるところ大。ミステリーは、論理的な言葉だけではなく、ときに非論理的な謎解きをくぐりぬけて成立することもあるのです。

まだ、誰も「謎解きクロスによる市場開拓の可能性」について気付いていませんが、たいえば台場一丁目商店街で3万人のひとがあそんでくれて、その様子がSNSで全国に広がれば、10人に1人いる「コアな謎解きファン」の気持ちに火をつけることになるわけです。そのとき、謎解きクロスはブレイクします。

世の中、論理的に考える左脳タイプの人間だけではありません。直観に秀でた右脳タイプの人間も、たくさんいるのです。そのなかで、サムマネーをシェアできる人たちと、これから組んでいくことになります。

どんな展開が待っているのか。

この「謎解きクロス」のサイトを通して、みなさんと、10年後に100万人が新作を楽しく待っている状況となることを目指して、今後も本サイトを進めていきます。

ご指導ご鞭撻、よろしくお願い申し上げます。