私たちの心は、いや、番人というよりも「私」の心は、とてももろくて、いやになってしまう毎日。毎日、何度も、心にひびが入る。ショックなことが、目の前にある。
たとえば、私の事務賞は「倉庫」になってしまった。みんなに幸せになってほしいと、大吉くじを日々、作っていたら、10000個も制作してしまった。そのうち、5000個は、配布先があったもの、あとは在庫になっている。
それをみるたび、私は「やってしまった」と感じて、不安にかられる。ガラスの心に、ひびが入る。
たとえば、大吉くじプロジェクトの一環で、頼まれてもいないのにNFTを制作し、額に入れたジクレー(インクジェットプリンターで出力した芸術作品)を制作した。
昔、画家を志していたころの絵は、NFTとして保存し、ジクレー作品にした。その数、600点くらい。
また、2024年9月19日に海の絵を40点制作。2025年3月21日にも30点制作した。九死に一生を得た私は、何かに突き動かされるように、その制作を続けていた。
誰も「買いたい」といってくれていないのに、すでに1000点の「額入りジクレー作品」があり、事務所には10個の棚が用意されている。もったいないので、サポートしてくださっているみなさんに、少しずつ、配っている。
ただし、これらの在庫は、「売れなければ負債しかない」のである。
たとえば、原材料だけでも、大吉くじプロジェクトでは100円×10000点で100万円、NFTでは800円×1000枚で80万円。その他、きれいな額(3000]円)に入れたオリジナルが50点ある。3000×50点で15万円。
だいたい、原価200万円の投資。これを事務所維持費などを勘案すると、どうすればいいのか、わからなくなる。
どこか、販売する場所が必要になる。そこで「書店」にアプローチしている。それがだめなら、地域活性で活用したい「空き店舗」を探すか、あるいは一日1万円支払って、商店のワゴンを借りるか、どうか。
Amazonで販売しようと思ったけれど、私には、なじまない気がしている。やはり、対面で売りたい。
今年の秋には、画廊と提携するかもしれない。
「空いているときに、あるいは空いているコーナーに常設」させてもらって、大吉くじで集客して、NFTを3000円で販売する。大吉くじは「無料」の販促ツールとする。
だから、NFTのシグレー作品が、3000円で販売できれば、場所代1000円を支払い、原価が1000円、利益も1000円の三方良しが実現する。
利益1000円で1000点販売できれば、100万円になる。それなら、2026年の秋には、銀座で個展を開くことができる。
個展では、ハガキ絵を100点とシグレー500点を用意しよう。
オリジナルのハガキ絵は3000円の化粧額に入れ、18000円で販売する。まぁ、純利益が10000円になるようにしたい。そうすれば、100万円がストックできて、私の創作活動が続けられるようになる。
なんだか、夢のようだなぁ。
これから、自分で自分のブランディングを考えることになる。
私の財産は、無形のものしかない。ま、いいか。開き直った。
パズル小説作家 廣川州伸
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