全国には、第三セクター&私鉄のローカル線が96路線ほどあるようです。そこでいわれている謎は、ほとんどが赤字路線ということ。これは、実は「当たり前」のことなんですね。
たとえば、国道を使うバスやタクシーなどの公共手段が、道路の管理費や補修費を支払ったら、ほとんど赤字になるでしょう。それに対して、鉄道は、線路のあるインフラ部分の保守管理は、自分たちで行うことになっているそうです。この問題は「上下分離の謎」と呼ばれています。たぶん。
道路のようになれば、少子高齢化で地域が疲弊していっても、工夫次第で赤字を解消することもできるのです。だから、上下分離、走る列車の運営だけやっていれば、ローカル線の赤字は減ります。
そのことを前提に、みなさん、今、ローカル線が、どんどん「おいしくなっている」ことをご存知でしょうか。
さて、ここまで書いて、ヘッダ情報がジャマをして、入力した情報がまったく
おいしいローカル線は、上下分離ができずに悩んでいる全国のローカル線を、少しでも赤字から脱却させるためのメインコンセプトとなっています。
鉄道の「観光価値」に注目し、それを全国のローカル線同士が連携することで、全国、統一的にPRしていきます。その目玉が、地域の食材を地域のみなさんが調理し、豪華なお弁当として提供する「おいしい」展開です。
そのおいしさは、半端ではありません。たとえていえば、JR九州の「ななつ星」や伊豆急行の「ロイヤルエクスプレス」、しなの鉄道の「ろくもん」など、すばらしい水戸岡先生の豪華車両はないけれども、「窓からの特別な景色」と「出されるお弁当」は、超一流という、ローカル線になります。
さて、ここまではNPO法人「おいしいローカル線をつくる会」理事長の鳥塚亮さんの受け売りなんですが、ここからが本題。そのローカル線に、なぜ、パズル小説が「おもてなし」の一環として、提供されていないのか、その謎を解く時期がきているということになります。
全国ローカル線で、まず、パズル小説が配布されます。それは、あちこちのローカル線の「名前」を解答として謎解きクロス。ナンバー1のパズル小説を読むと、たとえば「しなの鉄道」という名前がでてきます。次のナンバー2は、そこで物語が展開しまい。その解答は「いすみ鉄道」などなど。
全国のローカル線が、次々とパズル小説の舞台となります。当然、そこに行くミステリーツアーを、たとえばJTBさんとか近畿日本ツーリストさんとか日本旅行さんで、展開していただきます。
全国のローカル線が、NPOわ格として、パズル小説でつながるのです。そして、これは隠し玉ですが、そんなおいしいローカル線が、ネットワークされる過程で、当然、そことつながっているJRさんや私鉄さんとも、連携していきます。すると、全国で、同時に10ヶ所くらい、毎月変わりながら、鉄道でパズル小説を読む人々が出現するということになります。
謎解きクロスは、ここまできました。あとは、この企画を実現してくれるスポンサーを探すこと。もし、いいスポンサーがなければ、クラウドファウンディングでも展開していきましょう。
さあ、みなさん。令和は、謎解きクロスの時代です。これまでは、企画が成立するプロセスを、本ブログで楽しんでいただきましたが、これからは「いかにして全国に普及していくか」という物語を、リアルのご紹介しましょう。
いずれ、これはTVのドキュメンタリーになりますので、それも併せて、ご期待ください。