酷評の向こうに見えてくる、感謝(4)

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謎解きクロスによるパズル小説は、獨協大学の300人の学生さんに解いてもらった経験上、そのままでは100人に数人しか解けません。解けないと、どうなるか。せっかくファンになろうと思った読者から、捨てられてしまうでしょう。実際、これまで、たぶん30000人から50000人くらいのみなさんにパズル小説を配布しましたが、正解を送って応募してくれた読者は、1~2%。(でも、解けたみなさんからは絶賛していただいたので、作者は大いに励まされ、今日まで続けてきたのですが)

これから、謎解きクロスをメジャーにし、パズル小説を普及されるためには、この正答して答えを応募してくれる読者を、10倍に拡張しなければなりません。市場の1割のみなさんに面白いと思っていただけなければ、パズル小説が普及することは、おそらく、ないでしょう。

そこで、工夫が必要となります。パズル小説は、1%のコアなファンは、ヒントなしで解けてしまうけれど、99%は、ヒントがなければ解けません。そこで、ヒントをパズル小説のなかに、これまでとは別の形で、はめ込むことを考えてみました。

1%の特別な読書には、難解なまま。半数の、パズルや謎解きをミステリー仕立てで楽しみたい半数のみなさんには、必ず正解までたどりつけるようにヒントを掲示します。そして、それ以外の「ちょっと、読んでみた」みなさんにも、それなりの「へぇ」がある展開にしたいのです。

2019年8月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster