AR(拡張現実)事始め

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謎解きクロスは、2018年の夏から、新展開に入ります。

謎解きクロスは、地域活性化のために企画するミステリーウォークの「謎解き」部分をスムーズにできるようにして、作るほうも解くほうも「あ、これって謎解きクロス!」と理解し、楽しめるように体系を構築したものです。

特許庁に相談に行ったら、オープンにしていなければ(実用新案よりも強い)特許になった案件と言っていただきました。ただし、『7×7』と『9×9』についてです。さすがに『5×5』は、誰でも思いつくなぁと却下されましたが。

では、特許にならないとして、知的財産としてはどう守るのか。「あなたの作品そのものが著作物なので、謎解きクロスと同じ構造のミステリーなり小説なりの『著作物』をつくると、当然ながら著作権法に違反するので、真似はできないとのことでした。

もちろん、私は謎解きクロスそのもので、大儲けしようとは考えていません。商標登録をしたのも、誰かに使用を止められないように守っただけで、ちゃんと私に許可をとっていただければ、普及を優先するため、地域活性化の目的を達成するため、喜んで使用許諾をすることになります。

謎解きクロスは、廣川州伸が生まれなければ存在しなかったアイデアだが、今では日本全国に波及している、という事実が重要なのです。

 

 

で、そんな謎解きクロスですが、スターティアラボ社さんが「発見」してくださり、彼らが進めているAR(拡張現実)のプラットフォーム、アプリケーションとともに、全国の地域活性化のために、コラボしようと提案してくれたのです。

「あ、いよいよなんだ」

それが私の第一印象。スターティアラボ社が、謎解きクロスを使って、街を刺激し、街歩きをうながし、そして街歩きが大好きなみなさんに、地域の魅力を引き出すコンテンツをつくる。そのときに、ARと謎解きクロスがコラボすることで、これまで課題となっていた「地域で運営する人の手間が大変」というボトルネックを、きっと解消してくれる。

だって、スターティアラボ社のAR(拡張現実)のAP(アプリケーション)は秀逸で、すでに多くの企業が採用し、地域イベントでも活用されているから。

そこに、新たな謎解きクロスのコンテンツが加わることで、さらにわくわく、楽しめるコンテンツが誕生することでしょう。

記者会見したいくらい、ステキなコラボです。

謎解きクロスの欠点は、廣川州伸が単独で進めていた点。普及のスピードが、ものすごく遅いのです。そこが、すでにインフラもAPもできているスターティアラボ社と、一緒に仕事をさせていただくことで、地域活性化の夢は、大きく広がり、いよいよ全国で、元気になる街が増えるという好循環が始まることになります。

これまで、単独で進めてきた謎解きクロス。まだ海のものとも山のものともわからなかった謎解きクロスを採用し、活用してくれたみなさんに、深く感謝いたします。

この夏、そして秋。謎解きクロス&拡張現実で、地域は輝きます。ご期待ください。