これまで、地域活性を推進するミステリーウォークの強力なツールとして「謎解きクロス」を開発し、うっかり特許は逃したものの、「謎解きクロス」は商標登録ができました。特許庁さんの指導のたまものです。
そのおかげで、群雄割拠の戦国時代にある「謎解き業界」において、ミステリーウォークというジャンルでは、すでに50ヶ所を超える実績を積むことができました。関係各位のみなさまには、厚く御礼申し上げます。
ところが全国展開しようとしたときに、今一つ、インパクトに賭けます。しかも、運営にタッチすると「手間ばかりかかって赤字になる」という、地域活性化でありがちな事態に陥りました。もちろん本業には影響しないように進めるので、進化発展し、いわゆる「ブレイク」に至るには、何か足りませんでした。
そこで、一つといわず、二つの対策を立てました。
一つは「謎解きクロス」によるミステリー小説を「パズル小説」と呼び、普及させるというアイデア。これは、日ごろ支援していただいているIDP出版の和泉社長の推薦もあり、「パズル小説」を商標登録することにしました。。2019年2月5日、特許庁に相談にいって、出願を済ませました。
もう一つは、地域活性を「合資会社コンセプトデザイン研究所」が単体で進めることの限界です。これは、日ごろ支援していただいているサイモンズの斉川社長にお願いして、一般財団法人地域活性機構との提携をお願いしました。その結果、2019年12月、財団理事にしていただき、堂々と、行政や公共団体のみなさんに企画を持ち込めるようになりました。
その状態で、2020年以降の全国展開を模索していましたが、そこに、13ヶ月以上かかりましたが、2020年3月13日、特許庁から「登録査定」をいただくことができました。ご指導いただきましたスタッフの和田恵美さんには、出願のポイントや、その後の「パズル小説」の露出方法、拒絶通知への対処方法まで、微に入り細に入り、あたたかく指導していただき、最後は登録書類の凡ミスまで訂正していただきましたことで、実現した快挙でした。
さまざまな人に支えられて、自分が生きて、仕事をしていることを、改めて感じました。
ありがとうございました。
というわけで、地域活性のためのミステリーウォークは、今後「謎解きクロス®」だけではなく「パズル小説®」の2つの推進力をもって、FFランナーとして、スピードアップしていきます。これからも、よろしくご指導、ご支援いただきたく。
よろしくお願いいたします。