日本初のパズル小説®作家の廣川州伸です。今、脱コロナ時代の三種の神器【編み物】【読書】【パズル】について考えています。
CAMPFIREというクラウドファウンディング・サイトがあり、今、そこに参加させていただくための準備を進めています。まだ知名度のないパズル小説®なので、そこで資金調達ができるとは思っていませんが、せっかくICTが進んでいるのですから、参加しておくべきだと判断しました。
クラウドファウンディングは、全国からサポーターを集めて、資金を支援してもらう仕掛けです。パズル小説®は、地域活性・まちづくりのツールとしてとらえた場合、十分に、サポーターになっていただく価値があると、私は思っています。ただ、自分のために本を書きたいというのとは、ちょっと違います。
全国の悩める市町村で、観光地や商店街で、パンフレットを配布するように、気軽にパズル小説®や謎解きクロス®を活用して、元気になるきっかけをみつけてほしい。それには、最低限の資金が必要となります。残念ながら、私は資産家ではないので、そのコストを自分で寄付するゆとりはありません。
そこで、みなさんから少しずつお金を集めて、それを地域活性・まちづくり、商店街の活性化に利用していただきたい。幸いなことに、パズル小説には「特別なリターン」を設定することができます。たとえば「誕生日に、祝いたい人の名前で作られたパズル小説®が贈られてくる」など。ちょっといいでしょう?
パズル小説®は、日本国内で、これまでなかった新しい日常のヒット商品になる可能性があります。かつて私は、ヒット商品番付の選考委員をしていたことがありますが、地域活性のパズル小説®があったら、番付で横綱や大関は無理でも、小結あたりにおきたいと思うはず。
だって、自分の誕生日にオリジナルのパズル小説が贈られてくる。そして、それを友人に配布する。謎解きをしてもらう。パーティで楽しむなど、新しい日常にふさわしいと思いますし、パズル小説®をギフトとして、大切な人に贈るという習慣も、母の日にバラを贈るように、定着すると思うからです。
期待が大きいパズル小説®ですが、CAMPFIREでは、まずCommunityから進めてみます。月額1200円で、毎月、パズル小説®の新作がメールで送られてくる「リターン」に、はたして魅力があると、何人が気付いてくれるでしょう。私の予想は、5人においています。
作詞家のAさんが、秋葉原で少女の歌手軍団をつくり、ライブをしたときのこと。最初の有料の観客は「4人」ということです。メンバーは残念がっていましたが、Aさんは「よっしゃ」と喜んだそうです。その理由は「これで伝説になる」というものでした。
最初は、ゼロではシャレになりませんが、少しでも「面白い」と認めてくれる人がいれば、そこから始められます。「スタートは5人だったけれど、1年で定員の200名を達成した」というのが、伝説の在り方です。イノベーションは、最初から爆発はしないのです。だって、みんな価値に気付いていないのですから。
パズル小説®の価値は、やってみなければわかりません。いきなりサポーターができるという甘い世界ではない。だからこそ、いろいろな方向からアプローチします。そこが楽しいし、この楽しさを、「たった5人からスタートして今は全国200万人のふぁんがいる」ようになったら、これは伝説になります。
これから、みなさんは、伝説が生まれるプロセスを、目撃されることでしょう。歴史が、どのように作られていくか。長い目でみて、ご支援ください。月に1200円は、一日40円。コーヒーの原価くらいです。それで歴史をつくり、ささえるメンバーの一員になれれば、人生、もうけものではないでしょうか。