今しか生きられない

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多くの人は、同じような経験があると思います。とくに創作活動をしている仲間たちは、みんな、天から降ってくる言葉なり映像なり感覚なりを待ち、その衝撃を記録することで、新たな一歩を不磨出している、はず。

先ほど、降りてきました。そして、今まで、降りてきたものを、ただ紙に書いて記録していただけでしたが、ちょっと反省。せっかく降りてきたのだから、もっと世界に露出すればよかったのでは。

ピカソが絵を描いたように、モーツァルトが楽曲を書いたように、松尾芭蕉が俳句をしたため、中原中也が施策をし、ドストエフスキーが複雑で、とんでもなく難解な小説を書いたように。

「今しか生きられない」

過去にも、未来にも、絶対に行けない。夢ですら、現実の中で生まれている世界が、67年以上も、続いている。未来にも、過去にも行けない世界は、ただ、変化している今があるだけ。

それがもし真実なら、今を大切に生きるしか、自分にできることは何もない。毎日、自分のできることをするだけ。今を生きるということは、そういうことなんだと、ようやくわかった67才。

過去がどうであったかは記憶の中に刻まれているものの、そして、過去が今をつくる要素の大部分を占めていることはわかっているとしても、今を生きることしか、自分にはできない。

それは、67年7カ月間、ずっと、そうであったように。いつも、今しかなかった。それが続いて、今日にたどりついているが、この今から、過去にも未来にもいけない。ずっと昔から、世界は、今しか存在しなかった。

過去も未来も、なかった。その状態が、137億年も続いている。今しかない世界。ただ、今が動いている世界。動いていることを、止められない世界。それが、私たちの生きている宇宙。

なんだ、今しかなかったのか。過去という歴史も、今のなかにしかなかったし、未来という希望も、今の中にしかなかった。今日とに行くということは、やっぱり、哲学をしにいくことになる。

古いものを大切にしたり、文化を大切にしたり、伝統を重んじたりしている世界でも、やはり、そこには今しかなかった。その今が、実は「絶え間なく変化していね今」というところに、宇宙のヒミツが隠されている。

私という存在も、過去にも未来にもなく、今にしかない。それがわかるまでに、67年7カ月もたってしまったということも、不思議なことかもしれません。みなさんは、今を大切にしていますか?

2023年3月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster