本ブログ、いつの間にか10周年になっていた。光陰矢の如し。
いろいろ、ふりかえりたいことはあるけれど、驚いたのが、いまもって「パズル小説作家」が、廣川州伸一人であること。そう、これまでのところ、私が想像していた世界と、別の世界にたどりついたということだ。
毎日、欠かさず「パズル小説作家」であることを意識して生きてきた。それにもかかわらず、なのである。
数年前、芸術家の丸山常生から言われた。「あれ? 10年前にも、パズル小説を世に出していくっていってなかった?」
そう、「まだできてない」ことは、ふつう「もうダメ」ということになる。しかも、私は今年、古希を迎える。そんな長く人生を過ごしてきて、まだパズル小説作家が自分ひとりという現状。
やっぱり、もうダメなんだろう。ふつうは。
でも、私は今でも、大丈夫だと、信じている。まだ、何とかなる。これから、きっとパズル小説の市場が拓ける。準備期間が長いからといって、パズル小説が消えていくわけではない。
同じことは、大吉くじプロジェクトでもいえる。
生きているうちに注目されるかどうかという大問題はあるものの、必ず、大吉くじも、いけるだろう。大丈夫、だって現実に、サポーターのみなさんに支えられているのだから。
