ヒツジが飛翔する物語(つづき)

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今週末、週末作家の私は、楽しみにしていた「信州・須坂」詣でに行きます。

信州須坂は、歴史のある街。とくに養蚕が有名です。もちろん、城下町としての風情も残る街なのですが、残念ながら、須坂駅前は、ちょっとピンチ。そもそも、ステキな観光地でもあるのに、旅館が少なく、今では(ここがポイントなのですが)訪れるビジネスマンも、商人も、多くはありません。

そんな信州須坂を、観光を通して活性化させようという動きがあり、私が信州松本で「謎解きクロス&ミステリーウォーク」を仕掛け、実践して結果を出してきたことに、反応してくれました。

「これ、使えるのでは?」

そう、これが、ヒツジの飛翔の始まりなのです。「ひょっとしたら、これ、いける?」と感じたときから、私たちはプランナーになり、プランがかたまってくると予算を考えるプロデューサーになり、予算の目途がたてば、どうやって運営していくのかを考える行動はのディレクターになります。

でも、最初は「ひょっとしたら」という直感から謎解きが始まるのです。

人生も、ビジネスも、恋愛も、みんな「ひょっとしたら」であり、医大なる勘違いをして、思い描いた未来に対して「何故、そうなっていないの?」と感じて、ではどうしたらいいかを考えます。

これまで、そのジャンルについては「どうせ飛べない」とあきらめていたことでも、ひょっとして「視点を変える」ことで、何かが始まるのかもしれません。

どうせ、ヒツジは空を翔ばない、翔ぶはずがないと常識で思いこんでいたことから、ちょっと離れて、ちょっと突っ込んで、新しい視点をもっと眺めてみれば、実は「翔べるのかもしれない」と感じられることでしょう。

ヒツジは、ドリームが大好きなんです。本来。

あとは、プランナーの仕事であり、プロデューサーとディレクターが必要なんですが、ここまでは、実は「一人」でも進めることができます。

で、何か足りない人は?

もちろん、クリエイターです。これは、特別に訓練を積んだモノに、仕事をふってあげてください。

たとえば、謎解きクロス。これを使って町おこしの企画をして、予算をとってきて、運営するのは、ぜひぜひ、地域プロデューサーである、地域のみなさまにお願いしたい。でも、クリエイティブな部分は、ぜひぜひ、私にふってほしいのです。それを人生の生きがいとして、生きている者に。

ゼロからイチを生み出すのが、クリエイターの役割です。

プロデューサーは、それをイチから百に拡大し、利益を生み出します。、利益がなければ、どんなにクリエイターが上質の作品をつくろうとしても、社会に波及していきません。波及する前に、命がなくなってしまいます。

クリエイターは、作品だけが、命なんです。その命を、奪うことなく、生かしてやってほしいのです。

ですから、謎解きクロス&ミステリーウォークの小冊子については、あるいは街歩きの謎解きクロスの問題については、ぜひせび、廣川州伸にふってください。

私は、昭和30年生まれるのヒツジ年。ヒツジは「未」で、遅れてきた作家といわれています。これから、謎解きクロスを使った、これまで誰もみたことも、呼んだこともない新しいミステリーのジャンルを開拓していくフロントランナーです。

フロントランナーには、もちろん、後続のランナーが必要なんですが、私の場合は、その影がなくても、モチベーションを持って走り続ける自信があります。

だって、ずっと、走り続けてきたからです。

そして、このメタボのヒツジは今、謎解きクロスによるミステリーウォークのブレイクをもって、日本の地域活性化、シャッター通り撲滅のために、どんどん作品を生み出そうとしているのです。

では、どこで?

それについては、次回の本欄でご説明します。キーワードは「カフェ」です。

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