謎解きクロスを展開する上で、アマゾンの存在は、とても大きいと感じています。いろいろあるのですが、とくに「ロングテール市場の存在」に気づかされたことがあります。
私にも、幸いなことに今もアマゾンで中古ではなく「新刊」が入手できるリアルな書籍が2冊あります。そのうち、一冊は、残念ながら私が自分買いしないと「順位」は動かないので、ロングテールでも売れてないことがわかります。
でも、もう一つの「コンサル業界本」については、だいたい5桁で推移しています。すなわち、毎日に1冊くらい、全国の誰かが買ってくれる。一年では300~400冊。それが3年経てば、1000冊になります。
これ、もの凄く「励み」になります。市場が、小さいけれども「ある」のです。ということは、そこに合ったコンテンツを提供できれば、広告はしないので爆発的には売れなくても、確実に「必要な誰か」の手にわたることを、私は実感できるのです。
謎解きクロスは、私が編み出すまでは誰もつくれなかったコンテンツ。そのコンテンツに、市場があるのか、どうか。それが知りたいという思いがあるわけですが、ロングテール市場が「ある」という事実が、私を勇気づけてくれます。
市場は、きっとある!
謎解きクロスの本は、100人に3人しか、大ファンになり、定期的に買ってくれるリピーターになることはないかもしれません。
でも、アマゾンに登場できれば、入手したいという人が、3万人くらいでてくる可能性があります。
一冊100円入手できて、3万人のみなさんに楽しんでいただけたら、300万円の元でがやってきます。その半分を投資して、いろいろな地域で謎解きクロスによるミステリーウォークができることになるでしょう。
そんな「とらぬ狸」の世界も、アマゾンが登場していなければ、100%、ありえなかったことです。
一方、私は池袋を発祥の地とする新しいタイプの書店「天狼院書店」に、大きな期待もかけています。ここで、謎解きクロスによる「オリジナルのこすてりー小説」を販売できるのではないかとみています。
これについては、今年はアプローチをしませんが、来年の4月までには、何らかのアクションを起こしたいと思っています。天狼院書店になるかどうかはわかりませんが、たとえば「特別な記念日に、500冊限定の、オリジナルの謎解きクロスを発刊する」というサービスメニューが、成立するかどうかという世界です。
年末までに「見本」をつくりたいと思っています。
本サイトでも、読めるようになるといいなぁ。