謎解きクロスによる最初のミステリー小説本のタイトルは、数年前から公表しているように、【そして、誰も死ななかった】となります。
いつものように、「大変だ!」という、探偵@ホームズ事務所の助手が、仮眠をしていた池野所長を揺り起こすところからスタートします。
この黄金のパターンは、崩れることはありません。ただし、それは謎解きクロスがミステリーウォークに活用される場合に限られます。
なぜ、そんなことを考えているか。
それは、これまでも記してきたので書きませんが、要は、水戸黄門のドラマのように、いつもパターンが決まっていることが、重要なのだと考えています。
①冒頭で探偵@ホームズ事務所がでてくる。そこには、池野所長と助手がいる。
②そこから、助手が全国各地の「現場」に向かう。
③現場となった地域では「解答@ルパン」が、大切なものを盗むという予告がでている。
④現場には、怪しい「容疑者」が3~7人、だいたい5人くらい登場する。いずれも、地域を活性化したいという志のある、ステキな人物であり、悪人ではない。
⑤助手が、現場を歩いて、地域の魅力にふれながら、謎解きクロスのヒントを探っていく。
⑥とくに容疑者が語る言葉が、謎解きクロスの解答と合致するようにできている。
⑦そこから、真犯人が一人、浮き彫りになる。
以上。
このパターンは、全国、どの地域に行っても、変わりません。だから、地域の魅力を引き出し、容疑者の取材をしてカスタマイズしながら、たくさんの地域を活性化できるようになるのです。
ところが、最初の謎解きクロスのミステリー小説【そして、誰も死ななかった】では、それらのパターンを踏襲することはありません。
作品として、完結させたいからです。
そして私は【そして、誰も死ななかった】をベースに、上記の地域活性化のミステリーウォークを、どんどん書いていきたいと思っているのです。