子どものころ、野球選手や弁護士や、コックやミュージシャンなど、みんないろいろな職業に憧れました。私は、7歳で「詩人」を目指し、15歳で理論物理学者。18歳から小説家を志したのですが、ちゃんと青春期を過ごして、挫折。29歳でサラリーマンになりました。それでも、ものを作りたいという情熱は衰えることなく、40歳でビジネス書の執筆に入り、50歳から週末作家としての創作を続けました。還暦を迎えて、こと創作に関しては「謎解きクロス®」を使ったミステリーに限定されていき、64歳にしてパズル小説家®となったのです。
そんなわけで今、私が目指すところは、世にいる陶芸家が、ひたすら陶芸の技術を磨き、作品を作り続けるように、画家がひたすら、絵を描き続けるように、ものづくりの道を、ひたすら、歩き続けることになります。ジャンルは、パズル小説®です。幸いなことに、まだ誰も第二のパズル小説®作家になりたいという方がおられないので、ひたすら、問題を作り続けることになります。
目標は、人間国宝。これは冗談としても、私は、パズル小説®で「職人」になり、道を究めたいと願っています。