たぶん、来年の今頃は、「謎解きクロス®」がマスコミでも注目されていることでしょう。
一方、成功している企業のトップ500人への取材で私がわかったことは、マスコミが注目するのは「ポッとでの、まだあまり人に知られていないニュース」だけではなく、「10年から20年、その商品・サービス・事業を研究・開発して、誰がみても第一人者」であることです。もっとも、それは表向き。その裏には「マスコミに友人ができた」からに他なれません。
(世の中、親しい友人が編集の権力を持てば、出版ができるし、テレビ局のプロデューサーになれば何かの番組に取り上げてもらえるし、新聞のデスクになればコラムを発表できたりします。(感謝しております)その友人が、いい人であればあるほど、チャンスは広がります。そして、友人が有名企業のトップにのぼりつめたら、独立すれば成功は保証されます。
もちろん、そのような事実を知った私は、周りを見回して、考えました。まだ、誰もしらなかった時代から応援してくれている友人のみなさんに、具体的に感謝の気持ちを表したい。それには、友人が権力を掌握して記事を書いたり本を出したりテレビ番組の出演者を決めたりすることに、押し込んでもらえるようになるのを待つことは、しないということです。
その友人に、お願いしたら、きっと何とかしてくれるでしょう。でも、負担をおかけしてしまいます。たとえば、私の大切な友人に東大法学部から郵政省に入り、第一線で民営化や通信の自由化などを推進してきた男がいます。本当に、心根のやさしい人で、私の描いた絵を本気でほめてくれる友人でした。昨年、彼に150万円の広告出稿をお願いしたら、即刻OK。
ところが、広告代理店から「その業種では、すでにスポンサーがついてしまったので、今回は見送らせて」との案内。せっかく、動いてくれは彼の顔が、まるまるつぶれてしまいました。広告代理店は、そういうことを、平気でします。だから、よほどのことがない限り、友人に頼んではいけません。頼むのではなく、頼まれる日を待ち、頼まれたら大サービスをすればいいのです。
パズル小説®は、地域活性化という地道な活動から、スタートします。そこで評判がよければ、必ず、マスコミの目にもふれるでしょう。マスコミのレベルは低いと私は思っていますが、そう見えるのは、彼らのモノサシと私のモノサシが大きく違っているからです。それでも、ある程度の量がでてくれば、誰か、注目する人がでてくるでしょう。
2021年、来年が、その時ではないのか。だって、アフターコロナ、ウィズコロナで、社会のパラダイムが変わります。自宅で何をすればいいのか。一人でいるときに何をすればいいのか。スマホ以外に、何をすればいいのか。ひとつは「読書」で、一つは「パズル」。その両方を満たすパズル小説®は、まさなアフターコロナ時代に輝くパーソナル・ツールなのですから。