ひな祭りの日に

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いよいよ3月。今、無謀なことに、最近では登録が認められにくいビジネスモデル特許を申請しようと思います。そのため、明日、特許庁に相談に行ってきます。そして微修正をして、3月3日に出願の予定です。

なぜ、明日、特許庁に相談にいくかというと、ずっと悩んできたことが解決していないからです。

これは、特許庁の中でも、弁理士の間でも議論がわかれるところですが、特許の要件として「自然科学」を活用していることが入っています。単なる技術ではNGで、誰もが再現できる、きっっ看的な自然法則を活用していることが求められているのです。

しかし、現実は、難しい。

たとえば、謎解きクロスの商標登録をしにいったときに、「なんで特許の出願をしておかなかったのか」と、不思議がられました。ゲームの方法なりコンセプトは、どんなに新規性があって、産業への波及効果が認められるとしても、自然法則をベースにしていない、人間が作った仕組みなので、特許にはなじまないと思っていました。

別の弁理士さんは、「謎解きクロスは、特許は通らないけれど著作権で守られるから、どんどん普及させて大丈夫」と教えてくれました。

それで、パズル小説についても、特許庁の監理官の的確、かつ、とてもやさしい対応によって、商標として通してもらいました。修整の方法まで、直接、電話で教えてくれたのは、本当にありがたかったです。

さて、明後日。新しい販売促進のシステムについて、ビジネスモデル特許の申請をしてきます。思い起こせば、25年ほど前、ビジネスモデル特許について取材し、国際弁護士さんと能率協会コンサルティングの岡さんと、三人の共著を、実業之日本社で発刊してもらいました。

そのときに、「ゾウを倒すアリ」の童話を考えました。その後、どうも、実際に、そのような凶暴なアリが存在することがわかりました。そして、おそらく、ビジネスモデル特許の本を読んだであろうホリエモンが、オン・ザ・エッジの株主総会で「みんなで、ゾウを倒すアリになろう」と叫んでいる動画を発見しました。そして、講談社さんが「ゾウを倒すアリ」という本を出してくれたのです。

なんだか、昔のことのようですが、振り向いている時間はありません。

早く、ロングセラーとなるはずのコンサル業界の本を書き上げ、次のベストセラーの本の企画を構築しましょう。

2023年3月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster