みなさん、お元気ですか?
おかげさまで、私は、断捨離しては眠り、眠っては断捨離をする日々が続いています。原稿は、半分くらい、忘却の彼方に沈んでいきました。
今、必要なことは何か。目の前の時間が停まってしまう前に、やっておくべきことを、整理しています。そして、やっぱり。自分は「幸せなんだ」と確認しました。
だって、廣川州伸という人間が生まれていなかったら、「謎解きクロス」も「パズル小説」も「大吉くじ」も、2023年8月13日という日本において、存在していませんでした。
たとえばミステリーウォークも、謎解き散歩も、フロントランナーがいました。彼らの背中を追いかけて、走ってきたのです。しかし、この3点セットは、違います。
謎解きクロスで問題を作成し、パズル小説を書き、地域活性のためのミステリーウォークを提案する。そして、たとえば信州上田や伊豆下田で、ミステリーウォークをしていただく。
そこに参加したみなさんには、参加賞として、街中では500円で販売されている「大吉くじ」を、ひくことができます。これが、廣川州伸がつくりあげた「世界」になります。
残念なことに、このような世界が「ある」ことは、ごくごく少数のみなさんしか、知りません。FBで、私が、こんな文章を書いていることも、多くて10人くらい、見てくれるだけです。
それでも、私は信じています。このまま進んでいけば、2025年あたりに、突然マスコミが、この世界に気付いて、特集を組みます。
マスコミがやらなかったら、私が自作自演で、自主制作のプロモーションビデオを作成し、ネットにアップします。
すると、何と10年も前に「江戸川乱歩の少年探偵団」が、謎解きクロスになっていて、映像まで作成されていたことを発掘します。「どうして、誰も気づかなかったの?」
私は、京都に定宿をとり、大阪万博の会場に通いながら、夜は祇園の料亭「丸山」さんで、大切なみなさんと、幸せな時間を過ごしていることでしょう。
あと、二年。私が、深谷宿ミステリーツアーに参加して謎解きを全国展開するとミステリー作家の伊井圭さんに宣言したのが、2005年のことでした。
みなさん、残暑、お見舞い申し上げます。