悲しみの断捨離

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お盆休みに入りました。この時期ねクライアントがお休みなので、宿題をせっせと片づける習慣があります。その前に、事務的な問題として①合資会社の決済書類の作成②不要となった原稿&アウトプットを破棄する という仕事があります。①決済書類は、いつも後回しにして、まずは「たまった原稿」と「たまったアウトプット」の処理に入りました。

そして、驚きの現実に直面したのです。

私は、コンセプトデザインの第一人者として、「謎解きクロス」と「パズル小説」の創作を続けています。2013年にスタートしていますので、はや10年。その間、書いた手書き原稿は1万ページを超え、アウトプットは5万ページを超えています。段ボール20箱くらいの「創作プロセスがわんるジャンク原稿」です。

もちろん、「箸にも棒にもかからない」手書き原稿とアウトプットは、毎年、捨てているので、2023年8月10日現在、残っているのは「けっこう残したい」と感じているものばかり。しかし、その10年の努力は、まだ実っていません。世界で、謎解きクロスを創作しているのも、パズル小説を書いているのも、まだ私一人なのです。普及していません。

このまま、ブレイクしないまま私が死んでしまうと、どうなるのだろう。18時間かけて、ジャンク原稿とアウトプットを人工シュレッダーにかけながら、ずっと考えていました。どうして、スーパー支援者、投資家が現れないのだろうか。出版社を立ち上げて、パズル小説を100種類、各々1万冊くらい発刊してくれるスポンサーは、なぜ、でてこないのだろう。

そんなことを考えていました。もう、ダメかもしれません。

そんなことを考えるようでは、アントレプレナーとして、ゼロからイチを生み出す人間としては、もう、焼きがまわっているのかもしれません。いいじゃないですか。パズル小説には、20余名の「支援者」がいます。コロナ禍で収入がゼロになった私に、毎月1200円、2年間も払い続けてくれた支援者がいます。彼らのご恩に報いるために、いよいよ、「そして誰も死ななかった」の完成と発刊を、引き続き。目指していけばいいのです。

今、読足しが生まれていなかったら、世の中に誕生していなかった「新世界」が3つあります。「謎解きクロス」「パズル小説」そして「大吉くじ」です。私は、クリエイターとして、日々、それらを作り続けています。まだ、私しか、居ません。でも、この3点は、必ずブレイクします。

ということで、恐ろしい数の創作のプロセスがわかるジャンク原稿を、今日も断捨離します。まだ、ブレイクしていないのは悲しいですが、いずれ、その悲しみの向こうに、必ず、支援者は現れます。

それを楽しみに、断捨離しましょう。2025年かな?

2023年8月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster