みなさん、お元気ですか?
私は今、ようやく元気を取り戻し、この世界に、どのような「生きてきた痕跡」を残せるのか、改めて考えているところです。
私は、ずっと「自分の世界をつくりたい」と願ってきました。自分が生まれてこなければ、世界になかった「何か」を作りだしたいと、子どものころから、そればかり考えて生きてきました。
オリジナリティこそ、私を支えてきたのです。
最初は、「絵画」の世界で何か新しい芸術が生み出せるのではないかと思っていました。
でもピカソの前に挫折。
科学の世界、とりわけコンセプトを創造するのチカラが求められる基礎物理学は、数学的な素養が足りずに、18歳あたりで断念しました。
その後は、20年くらい小説家になれるのではないかと努力しました。ところが文壇からは認められず(ごく少数の熱狂的なファンはえたものの)別の路をさぐることになりました。
それがビジネス作家や週末作家の世界です。
ところが、それも文壇には届かず、別の新しい世界をつくるしかないと一念発起。12年前に謎解きクロスを開発し、パズル小説、そして大吉くじ、大吉BINGOと、廣川州伸の世界を築いてきました。
それらの致命的な欠点は、どんな社会課題を解決するのか、伝えてこなかったことかもしれません。
私としてもれば「そんなの、わかるだろう」「誰かが、気づいてくれるだろう」という感覚なんです。
とても、奢っていました。面目ない。もっと素直に、みなさんのためのコンセプト開発なのだということを、打ち出していかなければならなかったのかもしれません。
そこで、反省し、今は別のことを考えています。
私が、自分の世界をつくりたかったのは、それが何らかの社会を変えるチカラになると期待していたからです。自己満足で、終わるわけにはいかないのです。
というわけで、私は、競争の価値観から共創の価値観への転換を目指しました。
これまで暗黙の了解として君臨していた「競争が社会をよくしていく」という哲学、ルールをチェンジすることを目指すこととしました。
謎解きクロスも、パズル小説も、大吉くじも、私の中では、すべてゲームチェンジでした。
その具体的な意味付けについては、引き続き、おりにふれて、本ブログで語っていきたいと思います。
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