誰かが光を観ている

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何故、大吉くじを制作するのか。なぜ、どんどん配ってしまうのか。決して、儲かるわけでもないのに? それは、金儲けにはなりません。人儲けにもなりません。では、大吉くじを制作するベネフィットは何でしょう。

私は、大吉くじを1万人に配布できたら。そのなかの数人が、大吉くじを引くことによって、また大吉くじを「お守り」として持つことによって、心が「ほっ」としたり、ちょっとだけ勇気を得たり、ちょっとほっこりしたりする、そんなことが起きると信じているからです。

自分が、そうでした。18歳まで、おみくじとは無縁の「暗い穴」に落ちていた私は、途中、京都、奈良、浅草、鎌倉などを旅するなかで、安価なおみくじを引くようになり、財布にしのばせるようになっていたのです。

自分が、それで救われたのだから、自分と同じような危機に瀕している人も、大吉くじを引くことで、大吉であることそのもので、そこに書いてある言葉で、もう一度、生きようと思ってくれると、私は、本気で信じています。

そのような感性、価値観の人は、1万人探しても、何人もいないかもしれません。ですから、ビジネスにはなりません。でも、ビジネスにならないからこそ、誰かが命がけで取り組む必要があるのです。

私は、そのこちに賭けています。誰も、大吉くじに対する私の気持ちは、理解できないかもしれません。しかし、いつか、千羽鶴を折るように、大吉くじを制作して配布する文化が広がることを期待しています。

絶対に、どこかに、大吉くじに光を見出す人がいるはずです。その人に向けて、私は、どんどん、大吉くじを制作していきます。

2024年9月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster