そんなことは、ありえない、と、実はみんな、感じています。みんな、なんて不可能だ、社会は、ゼロサムゲームなのだから。誰かが幸せになれば、その裏では、誰かが不幸になっている。
だから、幸せになるために、みんな、競争している。勝ち組と、負け組がある。みんな大吉なんて幻想は、負け組の妄想にすぎない。そんな声は、さんざん、聞いてきました。
でも、私は、気づいたのです。社会は、ゼロサムゲームだけれど、世界は、そうなっていなす。共生できなければ、生物は、滅びてしまう。人間社会、動物の利己的な社会では、確かにゼロサムゲーム。
でも、世界の構造は、共生できるように、できている。それを実現できないのは「共創」という観念が、理解できないから。そもも、仕方ない。だって、昭和の時代には、ずっと共創にあけくれていたのだから。
大吉くじは、現在、2割の人にしか、支持されていない新聞やです。そけを牽引してくれる、サポートしてくれるみなさんは、たぶん5%。いや、もっと少ないかもしれません。いわゆる「誤差」であり、ジャンクであり、イノベーター。
でも、時代を作るのは、そういう人々です。そして、必ず、みんなが幸せになれる方法が、あるはず。大吉くじは、その細い道をいくための「お守り」です。そして私は、月曜日までに、4000札の大吉くじを折るのです。
病み上がりではありますが、徹夜も辞さない覚悟で、みんなの幸せを祈念しながら印刷し、大吉くじを折っています。その私の行動を支えているのは「こんなことをしているのは世界でただ一人」という感覚。
正直、とっても楽しい時間なんです。