日本初のパズル小説®作家の廣川州伸です。私の妄想では、この謎解きクロスのブログで、1000回くらい、このキャッチフレーズで文章を始めると、Google検索に「パズル小説」と入れたら、トップに本ブログの記事がきます。
その根拠は、「謎解きクロス®」が、トップに出て来るまで、やはり1年では足りず、3年くらいかかったからです。ということは、自分でも「しつこい」と思いますが、私は「決してあきらめない、へこたれないドリーマー」の一人です。
1990年から30年間、私は雑誌の取材で成功している木々用経営者500人に取材し、記事を書いてきました。一度も手をぬかなかったので、その取材のテープはすべて自分でおこしてきました。
ちなみに私は1980年から仕事でワープロを使っていますが、そのときのクセで「かな入力」であり、それをかたくなに通してきました。頭の中がローマ字ではないので、打ちながら考えるため、かな入力がいいのです。
ところが、ブラインド・タッチなどできるはずもなく、1996年にパソコンを購入してワードを使うようになりましたが、ずっと、かな入力。テープ起こしをするにも、とにかく時間がかかる。
だいたい、1時間のインタビューなら10時間打たなければ基礎原稿になりません。その業界について調べものをする場合は、2倍から3倍の下準備をします。そうして、500人の企業経営者と向き合ってきました。
自分でいうのは何ですが、その1%くらい、私の原稿の価値を認めず「ありがとう」と感謝していただけなかったものの、たぶん2割くらいが絶賛してくれました。そういう声に支えられて、30年も記事を書いてきたわけです。
ただ、時間がかかりました。もしテープ起こしを外注していなかったら、私の時間は効率的に使え、たぶん40代で500人の取材を終えられたろうし、40代で30冊のビジネス書を発刊していたことでしょう。
いつも、いつも誠実に、取材した経営者と向き合い、考えながら記事にしてきました。その延長に「謎解きクロス®」があり、「パズル小説®」があるのです。それゆえ、生き残ることができるかという問いは重要です。
私の人生は、時間がかかるのです。ひょっとしたら、パズル小説が2022年にはブレイクしているという読みは甘く、あゆみが遅い私は、2025年までブレイクさせることができないかもしれません。
そして、全国に「謎解きクロス®」と「パズル小説®」が広くいきわたるのが2030年。そのとき、私は後記高齢者になっています。ギョッ! それから、自分へのごほうびに、パズル小説®作家として豪華客船で世界旅行に出るわけですが…。
新型ウィルスにかかって、そこで人生を終えそうな気がしてきました。ま、それもまたいいかな。