羽生さんのコアなファンのみなさんを「ユズリスト」と呼ぶそうですが、私の宣言は、羽生さんとは直接の関係はありません。
ただ、トップの目指し方では、羽生さんは、とても参考になります。スケートは、基本的には個人競技であり、他人がどんな演技をしても、自分が「ぶっちぎり」で高得点をはじき出せば、結果としてトップに躍り出ます。
このとき「相手の失策」を待ち望むようでは、世界トップには、とても届かないでしょう。
私の場合、ユズリストは「あおり運転をしない」というところから入りました。昔、元暴走族で走っていた友だちがいて、彼のクルマになったときには、あおり運転をしていました。
ごめんなさい。お酒を飲んで運転しても、事故さえ起こさなければ何とかなった時代の話です。
さすがに、家庭をもってからは、赤信号を無視して走ってきたランドクルーザーにぶつけられた事故が一度ありましたが、そのこともあって、慎重な運転を心がけて、なるべく「譲る」ようにしています。
クルマに乗っていると、とんでもなく自分本位で運転している人が、一定の割合でいて、そんな人には近寄らないようにしています。その近寄らない、リスクの回避、危険から逃げる技術も磨きました。
それなりに、ノウハウもあるのです。
早めに譲ると、自分の走りが、スムーズになります。自分本位のクルマと競っていると、ストレスがたまるだけ損。そう思うことで、競争に敗れたという感覚を払拭しています。
それが「ユズリスト宣言」となります。
いいじゃないですか。譲ってもいい。
譲ることで、ストレスフリーになる。すると、もっと楽しいことに参加できます。ドライブは、競争しなければ、けっこう楽しい。「お先にどうぞ」と、おいこさせができれば、ドライブは楽しいのです。
そんなユズリストになろうというユズリスト宣言ですが、これ、本にならないかと考えています。
謎解きクロス®ではないのですが、ベストセラーかも。