みなさん、お元気ですか?
秀和システムで出していただいた「コンサル業界がよ~くわかる本」は、おかげさまで、ふたたびロングセラーの道を進んでいます。並みいる競合コンサルタントが、さまざまなコンサル業界本を著しているなかで、20年間、静かに売れ続けているのは、コンサルタントニーズの高まりと、高値安定があるからでしょう。
私は、これまで50冊ほど、本を書かせていただきましたが、どの1作をとっても「日本では、まだ誰も語ってこなかったコンセプト」を、しのばせることにしています。その価値は、読者が決めてくれますから、成功したコンセプトもあれば、あまりパッとしなかったものもあります。
「コンサル業界がよ~わかる本」では、私がコンサルタントとして、ある程度はビジネス市場に受け入れられた理由でもあるコンセプトデザインについて。さまざまな角度からふれています。これは、他のコンサルタントにはできません。
なぜなら、コンサルタントは、コンセプトデザインについて、ちゃんと理解していないから。そもそも、コンセプトデザインとは、1990年に私が考案した概念にすぎません。当時は、商標でおさえておくという発想がなかったもので誰も知りませんが、実は、私なのです。
そういえば、私はずっと地面にもぐり、大地シンクタンクの部課長以上のコンサルタント向けにコンセプトデザインの教科書を描いていたこともありました。実際、シンクタンクにお伺いして、コンサルタントのみなさんと一緒に仕事をさせていただく仕事も、4年間ほど、していました。
だから、誰も知らない合資会社コンセプトデザイン研究所の一社員が、コンサル業界全体を俯瞰するような本も書いてしまうのです。
ちょっと自慢してしまったかもしれません。口をつぐんでいたほうが儲かるので、これくらいにしておきます。