私は、たぶん、大吉くじを10000札、折りました。半分は、トライアルで消費され、残ったなかの2000札は、「ちょっと、どうかなぁ」と思うところがあり、断捨離しました。
それでも、プロセスとしてみると、誰も「待ってくれていない」状況で、九死に一生を得たからと言って(それまでは2000札くらいでした)一気に制作してしまったのは、何なのでしょうか。
たとえば、折り鶴。10羽を折っても、何も始まりません。100羽でも、「変わり者」。しかし、千羽折れば、祈りが通じます。それを10年繰り返すと、何者かになっています。
私の絵は、まだ社会のステータスにはなっていません。自分で「これはいい」と感じているだけです。それが市場価値をもつかどうか、マーケティングしようとは思っていません。
市場価値は、どうでもいいのです。それは、市場が決めてくれればいい。市場にとっては、私が生きていようが、死んでいようが、あまり関係ありません。
でも、もし1000枚描いたら、個展を自分で開きます。そして、人生の目標を10000枚に定め、毎月100枚、年間で1000枚、そして10年間で10000枚、描きます。
それを無料配布ではなく、1点5000円で販売します。もし市場価値があれば、5000万円の売上です。原価は半分。10年間での粗利は2500万円。全部売れたら、世界旅行に行くでしょう。
世界遺産を、1年かけて、めぐるのが私の夢。ちょっと、小さいかなぁ。生きていたら、必ず実現します。
あと10年、生きていたら。