大吉くじは、原点に立ち返って、もう一度、市場戦略を考えてみることにした。早くも、結論が出た。原点は、やはりオリジナリティの発露である「金の鈴付きプレミアムバージョン」なのである。
もともと、大吉くじを制作したいのではなく、誰かの救いになれるような「一言」を届けたいという気持ちからスタートしている大吉くじ。そみが原点であり、すべては「悩んでいる顧客」を救うのが目的。
大吉くじが、立ち直るきっかけとなり、少しでも自己肯定感を高めてほしいという、その一転が重要。それが利益になるかならないかは、市場が決める。私ではない。私は、ひたすら、制作を続ける。
いずれ「役立った」「救われた」という人がでてくる。一人かもしれないし、10人かもしれない。もしも、100人になり、1000人になり、1万人の人の気持ちを支えるツールになったら、利益がでるだろう。
それまでは、ともかく、一人でも多くのみなさんに大吉くじを知ってもらい、そして、楽しんでいただきたい。願わくば、おみくじではなく「お守り」として、大切に持っていてほしい。
それが、私の「立ち位置」となる。