散歩をしよう

新型コロナウイルスの瀬戸際絶滅作戦で、自宅待機が大原則となっています。でも、ちょっと考えてみると、もし家族が外で感染して自宅に新型コロナを持ち込んだら、隔離された狭い家のなかで一緒に生活していれば、高い確率で、家族にもうつることでしょう。

同じ部屋に、接触はなくても、長時間一緒に活動していることが、新型コロナを伝染させる要因になります。バスやタクシー、船舶、コンサート会場、そして会社や学校などが棄権しされているのは、それが理由。逆に、そういう場所にいかなければ、感染リスクはゼロに近い。ということは?

朝から、なるべく密閉された場所にはこもらずに、外に出る。出て、歩く。バスにも電車にも、タクシーにも乗らない。残念ながら、図書館でも、小さい室内にこもって本を読んだりすることは、なし。読みたい本を借りたら、天気がよかったら公園のベンチを目指しましょう。

食事も、せまくて、こもってしまうところよりも、ファミレスなど、広い空間で、隣り同士が距離があるところを選ぶ。長居はせず、手洗いをしてから食べ、手洗いをしてから去っていく。

そして、駅には向かわず、ひたすら歩く。1時間でも、2時間でも。黄昏どき、おなかが空いたら、食べ物をコンビニで買って、外で食べるか、家で食べる。そして?

ここまで考えていたら、いつも、私が事務所に行って、帰って、という一日と、あまり変わりませんでした。私は、こもらずに、マスクして街を歩きます。2週間、ひたすら、本を読み、原稿を書き、企画書をつくりながら、人には合わず、でも外出して、歩き、人生を楽しみます。

街が、大好きだから。

2020年2月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

大人のための寓話です

新刊のご案内です。何と、コラムとして5作も、謎解きクロスを挿入していただきました。ありがたいことです。

日々、ご活躍のこととお慶び申し上げます。2020年3月3日、辰巳出版より【仕事に効く人生に役立つ 大人のための「寓話」50選】が刊行されましたので、ご案内いたします。 【内容紹介】 「寓話」だから、面白い! 「寓話」だから、わかりやすい! 「寓話」だから、心に刺さる! 仕事に効く。人生に役立つ「寓話」をご紹介。「寓話」は最良の『転ばぬ先の知恵』。中国古典から世界の民話、500社を超える中小企業とのビジネスから学んだ教訓話まで、新しい寓話・エピソードネタを駆使して、あなたのビジネス・人生にあかりをともす大人必読の啓発書。全50の寓話がいままでの「あなた」を確実に変える!

【コンテンツ】 ※あなたの人生の成功をもたらす10テーマ(50寓話)

第01章 自分自身をまず知るための寓話5 第02章 生活習慣を少し変えるための寓話5 第03章 正しい目的を見つけるための寓話5 第04章 自分のモノサシを持つための寓話5 第05章 他者の利益まで考えるための寓話5 第06章 相手の話をきちんと聞くための寓話5 第07章 仲間とうまくやるための寓話5 第08章 成功への環境を整えるための寓話5 第09章 思い上がりを戒めるための寓話5 第10章 生き方のスタンスを確立するための寓話5

 現在、月刊し「きらぼし」にて「大人の寓話」を、不定期に連載しています。そこでは、こんな現代の寓話も、オリジナルで創作しています。 【令和の寓話】  気が付いたら、F氏は死ねなくなっていた。いつからその病にかかったのか、まったく記憶にない。 「かわいそうに。20才になったとたんに交通事故で死ぬなんて」  病室では、父と母と仲良しの妹が、涙を流していた。F氏は思った。 「サヨナラだけが人生。悔いはない……でも、さびしい」  F氏は、20年を過ごした身体から離脱し、別の生物に乗り移った。  「かわいそうに。働き盛りの40才で、ガンになるとは」  F氏は、震えた。せっかく三年前に、若くて美しい妻をもてたのに。彼は思った。 「サヨナラだけが人生。悔いはない……でも、さびしい」  たまに、同じ病にかかっている人と出逢い、告白をして夫婦になった。しかし、どんなに幸せな時間を過ごしていても、必ず終わりがやってくる。  先に離脱するのが相方の場合は、とくに悲しかった。  せっかく「不死の病」について語り合えるパートナーをみつけたのに、別れがくる。しかも相手は、次にどんな生命に宿るのか、まったく決まっていない。  移った身体が人間でなくとも、犬や猫ならペットショップにいるかもしれない。しかし、アマゾンの熱帯魚では、語り合うこともないだろう。カブトムシとかイワシとかネズミになっていると、何も思い出せないまま、最期を迎えた。 「サヨナラだけが人生。悔いはない……でも、さびしい」  それでもF氏は、生き続けた。  そのうち人間として生まれても、何も期待しないので、感動がなくなった。幸せの実感もない。ただただ離別のときを待った。  そのうち新型ウイルスが人類の数を減らし始め、焦った一部の暴徒が起こした核戦争で、乗り移るべき人間が居なくなった。  F氏は別の生物に転移しつづけたが、考えることができないので、何が起きているかも認識できなかった。 【解説】  もちろん「不死という病」はない。一般的には「不治の病」と書き、決して治らない病気のことをさす。  リアルな空間なら、すべての生命体は「生まれたら死ぬ」と決まっている。  この寓話でも、個々の生命は臨終のときを迎える。しかし「魂」や「心」あるいは「文化(ミーム)」と呼ぶ何ものかが残り、別の生物に転移することで何かが持続していく「輪廻」のような考え方もある。  古代中国でのこと。秦の始皇帝は「不老不死」を求めて様々なことを行なった。だがそんな都合のよい方法はなく、逆に水銀に由来する「薬」を飲んで死期を早めたという説もある。  F氏の場合は不老は防げない。病は不死だけだったが、常に離別を経験する人生となった。それゆえ、いつも「さびしい」と感じてしまう。ここで別離ではなく未来の出逢いの大切さに気づけば、サヨナラの前に必ず素晴らしい出逢いがあったと思い当たる。  人生で重要なことの筆頭は、離別ではなく出逢いなのである。 【まとめ】 朝に「生命としての自分」との出逢いに喜び、夜に「出逢った人との幸せな時」を想い出して眠る習慣がつけば、いい人生。

2020年2月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

前人未踏

謎解きクロスの評価については「面白い」という人と、「何それ」という人に分かれます。私自身は、もちろん「非常に面白い」と感じていて、開発している間も、手応えは十分ありました。

ただ、爆発的にヒットするかどうかは、市場が決めることなので、自信と疑問が半々、というあたり。それを自信8割に変えてくれたのが、2014年の西小山ミステリーツアー。3000人が参加する謎解きイベントで、80名ほどの「正解者」が出て、「問題がとても面白くて感動した」という声を、寄せてくれたのです。

ビックリしました。正直「こんな面倒な問題、やめてくれ」と感じている参加者も少なからずおられたと思うのですが、彼らの「励まし」が、私に踏み込む勇気を与えてくれました。読者のチカラが、ビジネスを育てていくのです。

そして、それから私は、謎解きクロスで何ができるのかを深く訴求し、前人未到(というか、私がつくったから誰もいないだけかもしれません)の道を歩み始めたのです。それは、今も続いています。

少年の頃から、前人未到、誰も歩いていない路を、一人で歩いていく人生を夢見て、わくわくするとともに、孤独を感じ、怖くもあったわけですが、実際に今、還暦を越えて今、進んでいると、やっぱり、ここまで歩いてきてよかったと、すべての出逢いに感謝しています。

私が今、一人で歩いていられるのは、みなさなが応援してくれたから。この謎解きクロスのサイトも、パートナーの福田さんが、無償で応援して、つくってくれたものです。私は、何て幸せな作家なんでしょう。

今日も、前人未到の道を行きます。

2020年2月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

高村太郎の「道程」という詩を習ったのは、たしか中学1年のとき。僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。という、あの詩が、その後の生き方を変えていきました。

せっかく命を授かったのだから、せめて自分だけの道を歩こうともがいていた10代。最後の挑戦だと思って命がけで冒険に出て、路傍の石でもいい、自分の道を行きたいと願った20代。そして、ビジネス人となり、家庭を持ち、仕事で幸せになることを目指した30代、40代。ところが、私は50代から小説のジャンルに接近していく。ビジネス作家以外の「道」があると、新たに模索を始めたのです。

そして、還暦を迎えるころには、目の前に「謎解きクロス」というツールがありました。


そして今、私は日本初のパズル小説家として、誰も歩いてこなかった道を進んでいます。何をするにも、新しい価値を生み出していく世界。

たとえば、規模はまったく違っているけれど、ピカソが模倣時代を終えて、青の時代に踏み込み、キュビズムを経て、ピカソはピカソだといえるようになった時代のように。私は今、たった一人で、自分の足あとを残しています。

2020年2月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

ありがとうの連鎖が始まる

謎解きクロスの解答に「ありがとう」と入る問題を、いくつか作っておきたい。きっと、応用が利くだろう。

ほんの思い付きなのだけれど、いつか、役に立つから。今から準備して、いろいろなパターンを作っておこう。

謎解きクロス9×9で、解答は「ありがとう」しかし、最後が「う」になるから、テーマに合わせて、いろいろなパズル小説が生まれるだろう。

そのような発想で、準備しておきたいエリアもある。たとえば「下仁田町」では、ありがとうのバリエーションが、たくさんでてきそう。

すると、どうなるか。全国の「活性化したい地域」で、同時多発的に、パズル小説を創作して配布することができる。これは凄いことである。

2020年1月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

誰に頼まれたわけでもなく

クリエイターの性質、特質について、考えています。ビジネスでも、同じかもしれませんが、「誰に頼まれたわけでもないのに、全力で、やりきってしまうこう」があげられます。

頼まれたいないのですから、それが「でてきた」ときには、「何?これ」となります。だった、頼んだわけではないので、何で、この人は、これをつくったんだろう。どうして、これを自分にみせるのだろう、と、ちょっと迷惑でもあります。

昨日、昨年に亡くなった高校時代からの親友の法事に参列してきました。そのとき「パズル小説」をもっていったのですね。すると「何? え、こんな世界があったの? 凄い」という人が、なんと、5人ほどおられたのです。

もちろん、そのほかのみなさんは「へぇ」ということで、にっこりして終わりなんですが。その5人のなかに、天才少年がいました。渋谷の問題を、その場で、解いてしまったのです。小学3年生でした。大学生でも3%の正解率なのに。

法事の食事の席で、ずっと、真剣に読んでいる。漢字が読めているのも凄いですが、解き方も自分で理解して「ヒントがあったから、できた」というのです。

私が、「スゴイ。名探偵であるとともに、天才です」とほめると、お父さんは「変わった子だとはしっていたけど、トンビがタカを生んだんですね」と、本当にうれしそう。

この少年も、頼まれもしないのに、お父さんからパズル小説を奪い、30分も格闘して、食事もそこそこに、解いてしまった。頼もしいなぁ。

作者の私は、幸せいっぱいなのでした。

2020年1月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

メジャーになるために

みなさん、お元気ですか?

本年も、よろしくお願い申し上げます。

謎解きクロスによるパズル小説、いよいよ本格的な普及期に入ります。メジャーになるため、私は一般財団法人地域活性機構の理事となり、全国の悩める地域に、謎解きクロス&パズル小説を提供していきます。

まだ発表はできませんが、2020年の仕事始めに、メジャーに向けた全国プロジェクトの企画を作りました。4月から、謎解きクロス7×7を使ったPRパンフによる地域活性が始まります。

それが呼び水となり、今年は20冊のパズル小説作成を目標としています。それが成功したら、来年は50冊、毎週、全国のどこかで、謎解きクロスによるパズル小説が発刊されることになるはず。すると、各地域2000冊の配布となりますから、10万冊が作成されることになります。

これまでなかった、まったく新しいパズル小説家の誕生になります。

もちろん、その先には紙媒体の謎解きクロス本が、次々と登場するはず。

そのためには、実は、一つ大きな課題がありました。パズル小説の「解答率」が、3%しかないという事実です。2000部配布してもねハガキで正解を寄せてくれるのが60人しかいないのです。2014年に西小山で配布した謎解きクロスのミステリー小冊子も、3000部配布して80人の正解者。この比率は、今も変わっていないということになります。

今年は、ここをテーマとして、「入口で、もう少し易しくする」こととし、ヒントの活用で50%の人が解けて、その半数が応募してくれる、すなわち全体では25%の「戻り」を期待するツールにしていきます。

本年は、みなさんとともにみてきた夢が走ります。それは、必ず、みなさんの足元の地域を活性化するでしょう。お楽しみに。

2020年1月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

笑顔の連鎖が始まる

新年、あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。みなさまにとって、幸多い年になること、祈念しております。

この「謎解きクロス」は、地域活性への思いから生まれました。原点は、地域であり、人であり、そこにある自然、歴史、文化の活性化です。さらに、なぜ、そのようなことをミッションにしているかというと、自分が旅人に憧れ、地域を歩くのが大好きという、自分起源のことになります。

文が歩いて、刺戟的な地域であってほしい。それは、古い伝統があり、素晴らしい景色が残され、人々が幸せに暮らしている地域。苦しそうにしている人たちが、たくさんいる地域は、好みません。それは、1980年に旅したヨーロッパの風景が、やはり、理由づけをしていると思われます。

私という人間が、謎解きクロスを創設し、それを使ったパズル小説で、地域に「謎解きの文化」を定着させ、それをもって、地域のみなさんも、そこを訪れるみなさんも、そしてまだ訪れたことのないみなさんにも、その地域の魅力を知り、行ってみたいと思っていただける、そんな流れを想定しています。

その結果、一人でも、二人でもいいので、地域の魅力を体感し、笑顔になってくれるといいなぁと思っています。幸せは、人生のなかでの絵顔の質と数で決まると思います。笑顔のある人生が、私たちの目標であり、そんな地域になってほしいと願っているのです。

そこにいくと、笑顔の連鎖が始まる。そのお手伝いを、謎解きクロスや、パズル小説で支援していきたいというのが、私の願い。本年も、よろしくお願いいたします。


2020年1月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

2020年を迎える幸せ

2020年 元旦 ~ありがとうの連鎖が始まる~自分の人生にも花束を

新しい年を迎えられたこと 謹んでお慶び申し上げます

昨年は令和元年を迎え オリンピックイヤーを前にして ラグビーワールドカップで ワンチームの素晴らしさを 再認識 そのなかで私にも 気づいたことがありました

永い間 ありがとうと言っていただける仕事をしたいと 願ってきました 

感謝される人になりたいと務め 週末 には 自分でもできる地域活性の手伝いをしてきました

ところが感謝されたいという気持ちの在り方そのものに 疑問をもちました 

ワンチームとなった選手たちは戦う 相手を心から尊敬していました そこが素晴らしかった

強いワンチームでいるために 日々厳しい努力を重ねて

人生のすべてをかけて挑んだ その姿勢と 鍛え続けた 身体・組織・歳月そのものを尊敬し 感謝していました

今年は ありがとうと感謝の気持ちをお伝えすることに 心を配りたいと考えています 

いい仕事を企画し 重ね つつ 自分にありがとうといえる人生を探していきます

今年も 長いご挨拶のメールを 最後まで読んでいた だき ありがとうございました 

みなさまのご多幸を 心より祈念しております

□合資会社コンセプトデザイン研究所 代表社員 廣川州伸

□謎解きクロス創設者&日本初・パズル小説家(https://nazotokicross.com/)

【2020年にありがとうを伝えたい職責】

□一般財団法人 WNI気象文化創造センター(理事)

□一般財団法人 地域活性機構(理事)

□一般社団法人 国際魅力学会(理事)

□NPO法人 おいしいローカル線をつくる会(事務局長)

2019年12月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

下仁田ウェブラジオに出演します

2019年12月27日、13時あたりから、下仁田ウェブラジオに、商工会の白石さんとともにゲスト出演させていただきます。

そこで、ウェブラジオを使った新たな謎解きを発表したいと思っています。ご期待ください。

2019年12月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster