誰に頼まれたわけでもなく

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クリエイターの性質、特質について、考えています。ビジネスでも、同じかもしれませんが、「誰に頼まれたわけでもないのに、全力で、やりきってしまうこう」があげられます。

頼まれたいないのですから、それが「でてきた」ときには、「何?これ」となります。だった、頼んだわけではないので、何で、この人は、これをつくったんだろう。どうして、これを自分にみせるのだろう、と、ちょっと迷惑でもあります。

昨日、昨年に亡くなった高校時代からの親友の法事に参列してきました。そのとき「パズル小説」をもっていったのですね。すると「何? え、こんな世界があったの? 凄い」という人が、なんと、5人ほどおられたのです。

もちろん、そのほかのみなさんは「へぇ」ということで、にっこりして終わりなんですが。その5人のなかに、天才少年がいました。渋谷の問題を、その場で、解いてしまったのです。小学3年生でした。大学生でも3%の正解率なのに。

法事の食事の席で、ずっと、真剣に読んでいる。漢字が読めているのも凄いですが、解き方も自分で理解して「ヒントがあったから、できた」というのです。

私が、「スゴイ。名探偵であるとともに、天才です」とほめると、お父さんは「変わった子だとはしっていたけど、トンビがタカを生んだんですね」と、本当にうれしそう。

この少年も、頼まれもしないのに、お父さんからパズル小説を奪い、30分も格闘して、食事もそこそこに、解いてしまった。頼もしいなぁ。

作者の私は、幸せいっぱいなのでした。

2020年1月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster