パズル小説®の地域活性効果

パズル小説®は、コロナショック後の地域活性の切り札として、登場することができます。なぜ、切り札となるのでしょうか。それは「三密」ではない形で、地域活性を実現することができるからです。

たとえば、観光地。人がたくさん来てくれることが、地域活性の「目的」でした。しかし、コロナショックは「人が集まりすぎてはいけない」と主張しています。適度に来て、楽しんで、地域の魅力にふれて地域のファンになってくれる。ただし、三密にはなってほしくない。コロナ対策を理解してくれる顧客にだけ、来てほしいのです。

それには、何よりもまず「三密」ではなくても、十分に楽しめる「仕掛け」が必要となります。たとえば、旅館でしたら、「外」の刊行資源や、歴史観、博物館、イベントなど「ライブ感覚」が必要なことは間違いありませんが、ちゃんと三密を意識した展開ができなければ、コロナショック後の世界で、認められることはありません。

直接、体験するのは「特別な時間」と「特別な(三密ではない)空間」に限定し、そこで、思う存分、といっても大騒ぎはせずに、体験していただき、その後、地域のパズル小説®を持ち帰って、たとえば自分の部屋にこもり、静かに、地域の魅力にふれるという、旅の形です。

これからは、イベントも「三密」ではない形で組み立てられます。これまでは密集していることが「素晴らしいライブ」だったのですが、これからは「ゆとりをもった空間で、静かに楽しむ」ことがブームとなるでしょう。

具体的には、たとえばパンダ。動物園でも、並んで、密集して並ぶところに「臨場感」をもっていましたが、これからは、ちゃんと予約して、三密を避けながら、それでもちゃんと家族でパンダを観ることができる形になります。

TDLも同様です。一日何万人の入場者という「数」で勝負してきたTDLは、お客様を並ばせて、お待たせしてしまうという現実に、実は、とても「申し訳ない」と感じていたはず。コロナショック後は、すべて三密のない状況で、それぞれ10分以内のアトラクション体験を提供することになります。

三密のないイベント? 大丈夫、TDLなら、全国に先駆けて、そんなにコストをかけずに転換することが可能でしょう。見本は、日本の寺院です。たとえば京都の銀閣寺も「入場制限」をして、静寂な時空間を、静かに体験することになります。体験型の旅行が中心になるのです。

清水寺も、一気に人が来て、その喧噪を「凄い」と感じていた人々が、本来の清水寺の静粛な美を楽しむようになります。その代わり、そこそこに「高い」です。でも、特別な体験ができるので、観光客の満足度は、とても高くなるでしょう。それが、これからの時代のライブとなるのです。

ライブハウスは、事前に「検査」した人以外は、参加できなくなります。今でいうディナーショーのような形で、三密を避けながら、体験するライブが人気となるでしょう。その模様は、もちろんユーチューブに、少したってから配信されます。だから、一般の人は、何が行われているか、ちゃんと情報として体験できます。しかし、本物のライブは、5万円くらいでてんかいするでしょう。

コロナショック後は、そんな時代になりますので、自宅に帰ってから、もう一度「楽しむ」仕掛けが必要となります。そこでパズル小説®の出番となります。パズル小説®は、ただのパンフレットではなく、主体的にかかわらないと、謎がとけません。今までは「ジフン」に支配され、大量生産、大量消費の、効率重視のマスコミ主導型なので、パズル小説®の「じっくりとりくまないていけない」世界を、面倒と感じてしまっていました。

でも、これからは「すぐに解けない問題」こそ、時間の質を変える、重要なツールとなって、珍重される時代になります。

間違いなく、パズル小説®は、コロナショックを追い風として、ブレイクしていくでしょう。みなさん、ぜひ「私は、まだ誰も知らなかった時代からパズル小説に注目していた」という人になってください。

これからも、よろしくお願いいたします。

2020年5月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

パズル小説®作家は、職人である

子どものころ、野球選手や弁護士や、コックやミュージシャンなど、みんないろいろな職業に憧れました。私は、7歳で「詩人」を目指し、15歳で理論物理学者。18歳から小説家を志したのですが、ちゃんと青春期を過ごして、挫折。29歳でサラリーマンになりました。それでも、ものを作りたいという情熱は衰えることなく、40歳でビジネス書の執筆に入り、50歳から週末作家としての創作を続けました。還暦を迎えて、こと創作に関しては「謎解きクロス®」を使ったミステリーに限定されていき、64歳にしてパズル小説家®となったのです。

そんなわけで今、私が目指すところは、世にいる陶芸家が、ひたすら陶芸の技術を磨き、作品を作り続けるように、画家がひたすら、絵を描き続けるように、ものづくりの道を、ひたすら、歩き続けることになります。ジャンルは、パズル小説®です。幸いなことに、まだ誰も第二のパズル小説®作家になりたいという方がおられないので、ひたすら、問題を作り続けることになります。

目標は、人間国宝。これは冗談としても、私は、パズル小説®で「職人」になり、道を究めたいと願っています。

2020年5月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster