謎解きクロスを世に出して5年。
各地でミステリーウォークを展開しながら「あなたは、どこで利益を得るつもりなのか。利益がでない事業は、続かない」と、多くのコンサルタントの友人から、お叱りをうけました。
それでも、ミステリーウォークは11年目に入り、謎解きクロスは6年目に入ります。
多くのみなさんから頼まれてもいないのに、個人的に頼まれたら利益度外視で仕事をする私に、勝算はあるのでしょうか。
もちろん、手前味噌になりますが、コンサルタントとして独立し、合資会社コンセプトデザイン研究所を20年間続けてこられたのは、まがりなりにも、ご支援いただけたクライアントがいたから。そしてクライアントは、コンサルとして役立たない人間に仕事を出すはずがない、超一流のみなさんばかり。
ですから、利益のことは、当然考えています。
「ほんと?」
と問われたら、いつも「ミステリーウォークの本を出すから、そのときに回収します」と応えていました。
最近では「謎解きクロス入門という本を出した時に、利益がついてくるので、地域活性化のミステリーウォークは無償(ただしアゴアシはいただく)でも引き受けます」と応えていました。
必要なのは「ミッション」であり、地域プロデューサーの「情熱」となります。それが感じられるお話なら、私は、とんでいきます。
その気持ちは、2008年秋に、伊豆下田で最初に謎解きイベントを行なったときから、ちっともブレていません。
というわけで、2018年9月~10月に「渋谷謎解き街歩き」のお仕事をいただいて、機は熟しました。
いよいよ「謎解きクロス入門」が登場します。
出版社は、謎解きクロスで提携しているスターティアラボ社。ごきげん出版の伊藤編集長が、自ら担当してくれます。
たぶん、来年の2月。「AIと共にビジネスを進化させる11の提言」と同様、まず電子書籍が先行。その後、春のミステリーウォークのイベントに合わせて、オンデマンドで、たぶん定価1200円ほどで、謎解きクロス入門が入手できることになります。
この本は、各地でミステリーウォークをすればするほど、売れます。ですから、各地のプロデュースでいただく原稿料は、これまで同様、値ごろ感のあるものとなります。
すなわち5万円から50万円で、謎解きクロスの仕掛けを使ったミステリーウォークができることになります。
2019年、いよいよ、謎解きクロスは飛翔します。
本サイトも、出版やイベントと、しっかり連携していきます。とともに、本サイトで「ヒント」をゲットし、現場力を高める仕掛けも登場するでしょう。
謎解きクロスは、いまや謎解きパズルの、しっかりした「一つのジャンル」となりつつあります。
来年も、よろしくお願い申し上げます。