日本初のパズル小説®作家の廣川州伸です。6月になって、悲しみの連鎖が起きています。パズル小説®は、脱コロナ時代の三種の神器であるとしても、イベントの予算そのものが差し替えになって、印刷物も作れないということです。
具体的には、数万人規模の参加を見込んでいた下仁田町、松本城、信州上田ではイベントそのものが中止になっています。ただ、私はパズル小説®作家である前に、プランナーなので、予算のないところでも、のろしを上げます。
考えてみるまでもなく、私のいる小さな世界でのことですが、コロナ禍に匹敵するピンチは、数えきれないほどありました。外部環境が変わると、私のような個人事業主が、まっさきにはじかれます。
その悲しみを糧にして、準備を続け、いざというときに、「廣川さん、できる?」といわれたときに、絶対に断らない体制を整えてきました。「また安請け合いをして」と同業には思われたかもしれませんが、それは違います。
たとえば、伊豆下田。たとえば、西小山。喜多方。須坂。下仁田町も松本城も、信州上田も、そうでした。「とくに渋谷は、絶対に無理だろうという周囲の声をよそに、東急電鉄Oさんとともに、やり切りました。
そもそも、作家は、そういうもの。社会情勢によって、売れることもあれば、収入ゼロということもあります。それでも、生きている。生きることを楽しんでいる。それは、悲しみの向こうに、いつもみなさんの笑顔があったから。
がんばります。そう、準備すればいいのです。