日本初のパズル小説®作家の廣川州伸です。脱コロナ時代の三種の神器「編み物」「読書」「パズル」について考えています。
三種の神器について考えている私ですが、その前提には「編み物」読書」「パズル」を楽しむ人が、ずっと現象傾向にあったのではないか、という素朴な疑問もあります。ちょっと、調べてみました。
【編み物】一般社団法人日本編み物協会という団体がありました。「本協会は、編物指導者によって形成されたわが国最初の編物教師団体であり、編物教師の資格認定、免状発行、研究会、講習会、展示会の開催等を行っています」
ところで、かんじんの「参加人口(1年に1回以上参加した人)」ですが、レジャー白書2019をみると「読書」(仕事・勉強は除く)は3030万人で、ここに「パズル」も入ると思われますが「編み物」はベスト20位までにでてきません。それでも調査項目には入っていますから、1000万人くらいと推察しておきます。
この調査、日本生産性本部で毎年行ってきたものですが、2020は、コロンの影響で大きく影響するでしょう。ただ、1年に1回の経験を集計していますので、劇的に変わるわけではないと思います。ただ、傾向が変わる。
すなわち「三密」を避けて、一人の時間にできるものの参加率が増えるでしょう。一年に一回経験する人がいれば、ファンになってくれる依然の「認知」の上では期待できます。
すなわち「旅行」や「読書」などは、相変わらず人気だとみていい。パズル小説の母集団は、まあまあ大きいとみていいのです。問題は「パズル&ミステリー」という新しいジャンルを受け入れてくれる人が、どの程度いるのか。
Amazonでは、驚くべきことに「謎解きクロス®を使った全国初のパズル小説®」の本に「★一つ」で、しかも悪意にみちた書評をして「絶対に買うべきではない」と、鬼の首をとったように書き込む人が、一人ではなく数人おられます。
一応、読みましたが、「悪意の人がいる」ということがわかった点で、とても勉強になりましたが、それ以上でも以下でもない。内容は最低でした。すなわち客観的な視点がみられなかったのです。ただ、こきおろしたいのでしょう。
私はパズル小説®作家なので、悪評もチェックできますが、一般のみなさんは、読まないほうがいい文章です。読んでいて、気分が悪くなります。元気がでない。書いている人だけ、気持ちいいのでしょうね。
というわけで、本日の結論めいたことをいうと、読書がお好きな人は、3030万人の2割くらいいるとすれば、600万人。パズルがお好きな人は1割くらいで300万人。そしてパズル小説という脱コロナ時代のイノベーションを受け入れられる人は、その1割くらいなので、30万人あたり。
このみなさんは、ちゃんとお金を払って本を買う人でもあるので、期待したいと思います。