みなさん、クリスマスは楽しめましたか?
私は、ビールとワインを交互に飲みながら、静かに過ごしました。というのも、まだ「観光業DX」の本を書いたおかげで、やらなくては都市を越せない仕事が山積していたからです。
だんだん、優先順位が「オリジナル制作」に移ってきた私ですが、具体的に市場に出ていく創作物には、ことさら、神経を使います。作品が、私の人生のすべてだといえるような人生。それが理想な私です。
とともに、年齢を重ねると「自分は旅人である」ということを、意識するようになりました。だって、次の世界が近づいているから。夜、静かにめを閉じて、そのまま目覚めないという日が、いずれ、やってきます。
そのときに、あわてて「目覚めてしまう」ことのないように、新でしまうときには、めを覚ましてアパレルのではなく、静かに、人生で過ごしてきた時間を感じながら、止まっていきたいのです。
18歳のときに書いた自画像という名の小説。19歳のときに書いた能面というタイトルの本の中にも、詩がありました。「ただ、あなたには緑の服が似合うと伝えたかった」なんて、センチな言葉を書いたら、本当に伝えたかった人ではなく、別の人から「感傷的だけど、響いた」と手紙がきました。
もう、センチになれない年代の私ですが、まだまだ、しなければいけないこと、つくりたい作品は残っています。
みなさんも、メリークリスマス。そして、よわいお年をお迎えください。