苦難の道をいくこと

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みなさん、お元気ですか?

今回は、なぜ私が、世界一「無駄なこと」にカネと時間を使っているのか、記してみたいと思います。

私は、現在の名刺に「パズル小説作家 廣川州伸」として3種類の商標を記しています。■謎解きクロス(商標登録№5682195)■パズル小説(商標登録№6241385)■大吉くじ (商標登録№6761496)です。

名刺を配ってみても、なかなか、この三種の神器について理解していただくことは、ありません。「独りよがりだ」「顧客からみたら、どうでもいいこと」という率直なご意見も、いただきます。

確かに、その通りです。だって、このどれもが社会には認められているものの、お金を生んでいないからです。市場は、無視を決め込んでいます。残念ながら、マスコミもネットも、話題にすら、していません。

知っているのは、ごく少数の、廣川州伸が直性関係しているお友だちだけという現実があります。だからこそ、あえて「ブレイクするまで続ける」ことが、創設者である私の責務と考えています。

タイムチャージにすれば、1億円規模、15年間ほど、この世界に費やしてきました。実際に投資したお金も、1000万円は超えているはず。私の命が、明日途切れてしまったら、誰も継承してくれず、消えていく三種の神器。

尊敬する大先輩、いろいろ企画についてアドバイスをいただいているIDP出版の和泉社長からも、また顧問をさせていただいているまごころフィナンシャルサービスの奥山社長からも、「選択し集中」だと指摘されています。

謎解きクロス、パズル小説、大吉くじを「つなぐ必要はない」ので、まずは一つに集中すべき。お金も時間も、そうしなければ、浪費になるだけと、心配してくれました。ありがたいことです。

それでも私は、三種の神器を活用した「世界」を構築したいと思い、命を削って、死なないように注意しながら、謎解きクロスとパズル小説、そして大吉くじの融合した世界に、かけています。

理由は、ただ一つ。その世界が、廣川州伸が生まれなければ、誰も創造しなかった構造をもっているからです。私は日々、誰もあるいたことがない道を、自分で切り開いて、進んでいます。

あの高村光太郎が「道程」で詠った「君の前に道はない。君の後ろに道はできる」を、日々、実践しているからです。大吉くじを、たぶん5000札は、作りました。一つひとつ、一人ひとりの心に届くように、制作しています。

そんな金と時間があったら、ビジネスを進めて、儲けたお金で、ひとを雇って大吉くじの販売網を作るべきという考えも、あるでしょう。それでも、私は、現状では自作自演をやめることはないでしょう。

職人は、まだ誰も作ったことがない作品を生み出すことに命がけで取り組みます。私がNFTとしてストックしているアート作品に、「大吉WAKA集2024」を刻んでいるのも、同じ理由。まだ市場はありません。これから生まれるのです。

私が、何ものであるか。理解してくださる人は、まだ、ほんの一握りです。「あれ? 絵も描くの? みたことない絵だけど、ただならもらってあげる」という段階。でも、そんなに多くはなかったけれど、私にも、少し才能がありました。

この夏、あるいは秋、九死に一生を得たあとで40日間の絶対安静の時期に(ICUには窓がなかったので)ずっと見続けていた窓からの風景、富士山のある景色を「ハガキ絵」にして、NFTとしてストックします。

かつて描いた自分の作品を超えることはできませんが、それなりの何かを生み出せると自分では期待しています。

私は今、旅人として前人未踏の場所に向かっています。

2024年7月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster