パズル小説「そして誰も死ななかった」は、フィニッシュで、出版業界の壁にあたり、まだ出版してくれるところが見つかっていません。おそらく、このままでは、商業出版では無理という結論になりそうです。
そこで、発想の転換を。要は、特別な人たちが、特別な手段で「苦労しても、手に入れたい作品」であると信じて、自前で制作してしまうという考え方です。ちょっと試算すると、50万円あれば、大丈夫。
たった50万円で、25名の支援者に恩返しができるなら、それはGOサインです。だって、一人1000円を24ヶ月、24000円が20名のサポートが続いたのですから、その全部を、恩返しに使えばいいのです。
でも、50万円で、「そして誰も死ななかった」というパズル小説を印刷・製本できる出版社は、ありません。2年間、探し続けましたが、やはり無理筋。なので、発想の転換が必要でした。
そこで「12分冊」にしました。いつもの小冊子、実質20ページを12分冊にすると、240ページのパズル小説ができます。それを箱詰めにして、セットでお届けすればいいんです。
タイトルは「そして誰も死ななかった」から「きっと誰も死ななかった」に変更したいと思っています。ひょっとしたら、死んだかもしれないけれど、あいまいなまま、不確実なまま、謎は閉じていきます。
郵送料は2000円。支援者25名に配布します。別途、おそらく目黒区にあるY書店で、そこだけの限定100部として定価5000円で販売。購入してくれた人には、プレミアム大吉くじと、NFT「アムスの街」を差し上げます。
これで、「種」は蒔かれることになります。あとは、「出したい」という出版社を、静かに待ちながら、長編パズル小説の第二弾を、改めてCampfireの会員システムで進めます。
やることは、見えてきました。
きっと、大吉くじも、この流れに乗って、どんどん普及していくことでしょう。その結果をみて、古希の70歳の春、2026年4月には「廣川州伸回顧展」を開催します。
生きていれば、本人が、毎日トークもいたします。残念ながら死んでいたら、ビデオメッセージを流しましょう。まだ、あと1年あります。実現可能な「楽しみ」であることを、私は知っています。
だって、みなさんがサポートしてくれた実績があるのですから。