右脳型ペンシルパズルの誕生

謎解きクロスファンのみなさま、お元気ですか?

秋も深まってきました。謎解きシーズン到来といったところでしょうか。実際、これから全国で、謎解きクロスによるミステリアスなイベントが待っています。

信州上田と伊豆下田。いずれもミステリーウォークです。そして新たに、デックス台場の台場一丁目商店街、さらに北は北海道から南は沖縄まで、全国屋台村連絡協議会と連携して、お酒を飲みながら謎解きクロスにチャレンジするという、なんとも優雅な展開が待っています。

さらに、子どもたちに向けた謎解きクロス5×5の展開。加えて、まだ出版社は決定していませんが、世界初の「謎解きクロスによる本格ミステリー長編」となる「そして誰も死ななかった!」の執筆もスタートします。

そんな流れの中、謎解きクロスについて、新たな発見をしました。数独が左脳型のペンシルパズルなら、謎解きクロスは、言葉のじぐぞーパズルであり、文章全体で謎解きの雰囲気をつくりだすことができる、いわば右脳型のペンシルパズルということができそうです。

パズルといえば左脳型人間の好むジャンルですが、ミステリー小説は、別に左脳型でグイグイ押していくタイプだけではありません。論理だけでは、面白くない。探偵ホームズが売れたのも、明智探偵が売れたのも、みんな右脳的な感性によるところ大。ミステリーは、論理的な言葉だけではなく、ときに非論理的な謎解きをくぐりぬけて成立することもあるのです。

まだ、誰も「謎解きクロスによる市場開拓の可能性」について気付いていませんが、たいえば台場一丁目商店街で3万人のひとがあそんでくれて、その様子がSNSで全国に広がれば、10人に1人いる「コアな謎解きファン」の気持ちに火をつけることになるわけです。そのとき、謎解きクロスはブレイクします。

世の中、論理的に考える左脳タイプの人間だけではありません。直観に秀でた右脳タイプの人間も、たくさんいるのです。そのなかで、サムマネーをシェアできる人たちと、これから組んでいくことになります。

どんな展開が待っているのか。

この「謎解きクロス」のサイトを通して、みなさんと、10年後に100万人が新作を楽しく待っている状況となることを目指して、今後も本サイトを進めていきます。

ご指導ご鞭撻、よろしくお願い申し上げます。

 

パズルとミステリーの間にある革新

今、移動中です。
スマホで、移動中に、謎解きクロスについて考える。そのことができる人、今は、広い世界に、私一人しかいません。
それが、やがて数百万人が、クロスワードパズルとミステリー小説の隙間にある謎解きクロスを楽しみ、数十人が、どうやって作るかに思いをはせる。そんな時代がやってくるのです。
たとえば、ルービックキューブを開発した人、オセロゲームを開発した人。考えているときに、どんなドリームに酔っていたのでしょうか。
ジョンレノンは、イマジンで、みずからのドリームを語っています。私たちは、大人になっても、ゆめみています。
謎解きクロス、みんなが楽しんでくれるか。その答えのありかが、なんだかみつかる気がしてきました。うれしいなぁ。

これからの謎解きクロス展開

謎解きファンのみなさま、お元気ですか?

本サイトは、謎解きクロスによるミステリーウォークを一緒に推進してくれるパートナーの福田さんのご厚意で運営が実現したものです。ただ、コンテンツの更新は、アナログ人間の私でもできるようにフレームをつくってもらい、廣川本人が進めています。それで更新頻度が少なく、またコメントをいただいても「どう対応していいかわからず」そのままにしている、大変申し訳ない事態となっています。

でも、このままでは終わりません。今後、謎解きクロスが広く、深く浸透していくわけですが、そのとき、本サイトがどうなっているのかを、ちょっとご紹介しておきます。

本サイトでは、全国に展開している「共通問題」のヒントが掲載されることになります。すなわち、このサイトにくると、地域で展開している謎解きクロスが解きやすくなるのです。

謎解きクロスの問題は、「5×5(80%解ける)」「7×7(20%解ける」「9×9(2%しか解けない)」という構造になっています。しかし、ヒントを提示することで、それぞれ解ける確率は倍増します。

ということは、このサイトで告知される「ヒント」が、今後、重要な役割を担うということです。これからの謎解きクロスは、コミュニケーションツールとして展開されていきます。すなわち「ヒント」を出す人と、「ヒント」をもらう人との間で、心の交流が生まれる仕掛けとなるのです。

たとえば、将棋。

一人でするゲームというよりも、対局を前提としています。一対一での勝負が前提のゲームなんです。当たり前のようにみえますが、ここは重要なのだと感じています。

今日、AIを相手に将棋をする時代です。そこで大きく欠けているのはコミュニケーションに他なりません。

コミュニケーションのない人生は、本当に、寂しいものです。世界にたった一人しかいない。自然があればいい。そういう心境のときもありますが、いつまでもカラに閉じこもって、心を閉ざしているわけにはいきません。

謎解きクロスを、屋台村でする。

それは、ただゲームが増えたというだけではありません。屋台村のコミュニケーションツールが増えたということになります。そのツールの一つに、この謎解きクロスのサイトが、深く関わるようになるはずです。

たとえば、謎解きクロスによる日本初のミステリー小説「そして誰も死ななかった」のヒントや仕掛けは、連載中、本サイトで提供されることになります。なんだか、わくわくしませんか?

 

 

静かなる受動的データの謎

謎解きクロスファンのみなさん、お元気ですか?

先日まで、クリステンセン教授の「ジョブ理論」を読んでいました。これは急伸してきた21世紀型ビジネスの集大成。なぜ、アマゾンやグーグルが成功して、他の企業が追随できなかったか。その因果関係を、多彩な視点から明らかにしているビジネス書。

イノベーションを起こした企業が、次世代の覇者になることは、みんなわかっています。でも、なかなかイノベーションは起こせません。それで「なぜ、おこせたのか」「なぜ、おこせなかったのか」を調べているうちに、発見したのがジョブ理論。

実は、ジョブ理論の文脈は、ゼロからイチを生み出すイノベーションとしてみると、謎解きクロスの市場にもあてはまり、大変勉強になりました。

ここから先は、あまりにも専門的なのでカットさせていただきます。だって、クリステンセン教授のイノベーションのジレンマを読み、21世紀のエクセレントカンパニーについて刷賞は勉強し、その上で、ジョブ理論の話をみなければ「何?」となってしまうからです。

で、ポイントだけ。

今、謎解きクロスは、実際に体験した人にとっては「有効」で「わくわく」となっていますが、それ以外の人には「何?」「地味」「市場はひろがらず、オタク向け」などと、まったく眼中に入らないようなのです。

でも、100人いたら、10人くらいは「面白い」という人がいることもわかってきました。そこで、どこが面白いのか、徹底的に、顧客側からの訴求が必要となります。

謎解きクロスは、顧客の何にフィットするのか。謎解きクロスが面白いという人は、どこに魅力を感じているのか。

謎解きクロスによるミステリーウォークは、地域の何を解決しているのか。そこがみえなければ「また、やりたい」とはなりません。

実際、去年、5000人規模で遊んでくれた目黒区においても「小冊子は要らない」という話になり、別な市場を開発するキッカケとなりました。私は、実際に歩いて、謎解きを実践してくれている人のご意見も、直接、きいたのでわかるのですが、ミステリー小冊子も、とても人気だったのです。ただ、100人いたら、90人は「めんどう」ですし「あまり関心がない」という受動的な意見でした。あとの10人に「最高!」「凄い!」「感動しました」という意見。

でも、主催者には届かないこともあります。主催者は「90人の満足」を求めるから当然なのですが。

というわけで、目黒区でミステリー小冊子は消えてしまったのですが、そのおかげで、信州上田と伊豆下田は引き続き制作するとともに、全国の屋台村で、ミステリー小冊子の連載が始まるかもしれないという、大変わくわくする、それこそミステリアスな展開が起きているのです。

これが「苫小牧で逢いましょう」の裏側です。

誰かに何かを断られるときは、チャンス。仕事がなくなるときこそ、新たな仕事を生み出すチャンスなのです。

 

苫小牧で逢いましょう!

謎解きクロスファンのみなさま、こんばんは。

謎解きクロスは、全国にファンを拡大すべく、活用していただける場の拡張を模索しています。メディアとしては新聞・雑誌・パンフレットなど、もともと「文章」が、ほとんどそのまま謎解きに変換されるので、相性がいいのです。でも、もっと楽しいのが、リアルな現場との連携です。

たとえば、ホテルや豪華客船などで行われるパーティー。その会場で謎解きクロスが配られた瞬間、その場の魅力が際立っていきます。すれまで見えていたロビーや喫茶室、パーティールーム、ときには廊下までも、何か謎を解くヒントがあるという空間に変貌しているのです。

たとえば、パーティーの招待状が、謎解きクロスの文章だったら。そして招待状から得た「解答」をもって受付にいくと、そこで謎解きクロスの問題を渡されたとしたら。さらに、パーティーの主催者にまつわるストーリーが、謎解きクロスの文章と重なり、解いていくと、意外な「解答」が浮き彫りになる。

謎解きクロスは、日常の「現実を変貌するツール」なのです。

さて、9月9日の土曜日に、北海道の苫小牧で、全国屋台村連絡協議会の総会が開かれます。その席で、私は謎解きクロスによる屋台村活性化をご提案します。謎解きクロスが、毎月、送られてくることにより、一部の「固定ファン」に、謎解きクロスを解く楽しみを実感していただくことになります。

もちろん、それでけではありません。

全国の屋台村では、謎解きクロスによる日本初、世界初の「ミステリー」の連載を「購入することができる!」のです。

この本は、10ヶ月、楽しむことができます。しかも、何と屋台村でしか入手できません。アマゾンでは、売っていない地域(屋台村)限定のミステリーなのです。

このアイデアは、実は城崎温泉で得ました。志賀直哉の小説「城崎にて」で知られる温泉旅館の街「城崎」ですが、その土産物屋やホテルのロビーに、「城崎でしか買えない小説」が売られていたのです。

なんだか究極の「地域限定商品」に出会ったような気がしました。

そのときは、買って読むという発想はなく「へぇ~」という感想だったのですが、謎解きクロスによる「容疑者や真犯人を、あなた好みにして作る世界で一つしかない謎解きクロスによる小説」を制作販売することを思い立ったときに、自然に、あの小説が目に浮かんできました。

買っておけばよかったのですが、入手するには、城崎まで行かなければなりません。東京からだと、とても日帰りのできない場所で、売られているのです。

さて、この屋台村での展開ですが、いかにも地域活性化から派生して生まれた謎解きクロスにふさわしい舞台だと思いませんか?

来年の1月からスタートすると思います。

お楽しみに!

 

台場一丁目商店街でも謎解きを!

謎解きファンのみなさん、おはようございます。

今年、謎解きは空前のブームとなっていますが、この秋、あの昭和レ富むで知られる「台場一丁目商店街」で、謎解きクロスによるミステリーウォークが開かれます。

台場一丁目商店街の町長(?)である久保浩さんには、近代中小企業の取材もお願いしたことのある、地域活性化では有名な、タレントのような人。3~4年前に、2度、プレゼンさせていただきました。

義理堅い人で、ずっと「謎解きをしたい」と思っていてくださり、オーナーさんへのプレゼンを、おりあるごとに、自ら進めてくれていたとのこと。そういえば、信州上田で、今年もミステリーウォークができるのも、商工会議所の唐澤さんや。現在は軽井沢駅長をされているMさんが、ずっとずっと、折あるごとに上層部に「ミステリーウォークしません?」と、規格検討に加えておいていただけたから。

私は、コンサルタントとして、いろいろな成功事例を勉強させてもらいましたが、このように、普及させたい本人だけではなく、周囲に「実現してみたい」とドリームを共有してくれる人が出現するプロジェクトは、だいたい、5年~10年でブレイクします。

そのとき、ブレイクのきっかけはマスコミになることが多いのですね。面白いと感じる記者がいて、新聞や雑誌に取り上げてくれて、それを読んだTV局のスタッフが番組で紹介してくれる。

そして、ここが重要なところですが、その番組を観た人が「ああ、あれなら10年前から大ファンだよ」と語ってくれるという世界が成立していることです。

先日、NHKで謎解きによる街おこしを紹介していましたが、あのようなことは、もう10年前から、しかももっともっと完成された形で、情熱をもって、たくさんの参加者に支えられて、やってきたわけです。

ところが、ディレクターが、ちゃんと調べてないのか、コネクションなのか、下北沢で、たまたまやっていた謎解きが「ブーム」として取り上げられていました。

民報のみなさーん。よろしくお願いします!

謎解きブームの先駆けに

真夏の夜、ゲリラ雷雨の被害に遭われたみなさんのことを想い、暑さなんて、がまんしなくちゃと思ってしまって熱中症になりかけた私です。みなさん、水分、大丈夫ですか?

謎解きクロスも、今年の夏は、新展開に入ります。

まず、全国一斉に謎解きクロスを展開し、そのヒントをゲットするために街歩きをしていただく仕組みができそうです。

「ヒントはネットで」としてもいいのかもしれませんが、そこは「こだわり」があり、リアルな商店を応援したい、リアルな街を歩いてもらいたい、リアルな街を活性化したいという思いが、この謎解きクロス普及の推進力となると信じている私です。

せっかく、ステキな日本という社会、豊かな自然と伝統のある和食、温泉と人情にあふれた地域が、まだ残っている日本の社会にいるのですから、その「地の利」を、大いに楽しんでいただきたい。

謎解きクロスも、そんな思いのもとに、ちょっと不思議な展開を考えています。

この夏、ひとつのミステリー小説を書き切るつもりなんです。それは、たぶんエクセルで構想を錬ることで実現する、究極のペンシルパズルミステリー。

仕掛け満載。

この写真が撮られた2008年11月から、このような展開を予想していたかといわれると、「実は、もっと先まで、もっと早く実現すると信じていました」と、オオボラのようなことを書いてしまうわけですが、私がその当時から「この仕掛けで利益を得るのは、本がでたとき」と語っていたことは、多くの関係者のみなさんが、知っていることなんです。

謎解きクロスが、ブレイクしたら、地域はどんどん元気になります。なぜ?それは、地域に住む人々や、地域を訪れる人々が、自律的に、興味関心をもって地域の魅力を発見してくれるからです。

地域の魅力が「お金になる」ということは、地域に自立的にかかわってくれる人が増えるということです。そうでなければ、地域で買い物をしないわけですから。

私は、アマゾンで大量の本を購入していますが、それ以上に、東京の大きな書店で本を買い、そして書き込んでしまうため、ブックオフに持ち込んでも「0円査定」になってしまうのですが、それでも持ち込みつつ、経済の循環に、少しだけですが、貢献しています。

そのような買い物の流れが、けっこう大切なのです。

謎解きをすること、謎解きをしながら街を歩く人々が増えたら、必ず、店舗は元気になります。商店街が元気になります。その向こうには、夢がひろがります。

今年の夏、そんな思いで描かれるミステリー小説は、もちろん「そして誰もいなくなった!」なんです。

たぶん、来年の正月から、全国の屋台村で、毎月発売となります。謎解きクロスを解いているうちに、10回連続して解くと、その向こうに凄い結末が待っています。

その結末だけ、私は今、考えています。

ここで考えていることが、2018年12月には、日本中に公開されます。誰もみたことがないミステリー小説、新しいジャンルのミステリー小説の歴史が始まります。

もうしばらく、お待ちください。

屋台村ミステリー

謎解きクロスファンのみなさま、こんばんは。

たった今、沖縄の国際通り屋台村で2周年記念イベントをされている横井村長から、ステキな写真が届きました。ここでシェアしたかったのですが、画素数が大きすぎてアップできません。

そこで、テキストで恐縮ですが、何が撮られていたのか、ちょっとシェアさせていただきます。

びっくりしたのは、私が作成した「謎解きクロス5×5@屋台村」の原稿に、横井村長が受付としてポスターを作成してくれたことです。凄い! さすが、地域プロデューサー。とくにお願いしたわけでもないのに、少しでも参加者を増やそうと、工夫してくれています。

何よりも、謎めいたポスターの空気感がいいですね。2008年、伊豆下田でミステリーツアーをスタートさせたとき、伊豆急行の社員の方が、自分でイラストレーターを使ってポスターやパンフ、そして中刷り広告、ポストカードまで作ってくれた感激したことを想い出しました。

私のミステリーは、誰も死なないミステリーではありますが、謎解きの要素があり、街歩きの要素も、そして店主とのコミュニケーションというリアルな効能があります。それを、しっかり理解してくださった上での展開。

最高にうれしかったです。

この写真、FBには載りませんが、25日に全国屋台村連絡協議会の仲居会長にお会いしに八戸に行ったとき、参考資料に使わせてもらいます。

今、謎解きクロスの歴史が動いています。ブレイクは、このようにして始まることを確信しています。横井村長、ありがとう!!!

 

 

謎解きクロス@屋台村が始動します

謎解きクロスファンのみなさん、こんにちは。

沖縄の国際通り屋台村は、今年2周年。その記念イベントに合わせて、謎解き酒場という仕掛けを、横井村長が進めてくれました。

これは、国際通りなどでA4サイズの問題「謎解きクロス7×7」を配布。ところが、そのままの状態で解ける人は100人に3人ほど。それで「屋台村」に行くと、あちこちの店舗に「ヒント」が掲示してあります。

そのヒントとともに、店主がゆとりがあれば、ちょっとしたコミュニケーションをとってもらい、謎を解いていく仕掛け。

そして、楽しいことに、この謎解き酒場は、沖縄を皮切りに、深谷のふっかちゃん横丁、そして八戸のみろく横丁から、全国屋台村連絡協議会を通して、全国の屋台村に波及していきます。

その問題文を、下記に。

<国際通り屋台村ファンの謎>

沖縄に移り住み、探偵事務所を始めて10年になる。なかなか成り手がない探偵助手も、アルバイトを雇えるようになった。まあ、順調だ。

その夜もバイトの手配をしてから、国際通りの屋台村に向かった。そこでは、沖縄で知り合った仲間が集まり、地域活性化の話し合いが行われていた。

ボクは、20ある店から指定された店の前に立ち、ドアではなく引き戸を引いて内に入る。そこでハッとした。若者に交じって老紳士が座っている。

「あ、師匠! 来てくれたんですね。よくがとれましたね」

「来ちゃいけなかったか? 何か支障でもあるのか」

師匠と支障というダジャレも健在だった。彼は古稀を迎え、人生でいえばに当たる高齢のはずだが、いつも若々しく、青春を謳歌している。

ボクはまだ子どもだった時に師匠に逢い、探偵稼業だけでなく人生についても教わった。師匠と会わなければ、青春のを駆け抜けることができなかった。

「私が心不全で動悸が激しくなって入院したとき、見舞いに来てもらった。あのときは、うれしかったよ。これで借りはなし、お相子だね」

「こっちのお返しが足りません。これから一生かけて、恩返しします」

「それより屋台村の村長に聞いたよ。君はもう探偵モドキではなく、数々の難事件を解決した名探偵。これは村長の意見だけに、尊重しないと」

そのダジャレに突っ込む前に、ちょっと奇異に思えるかもしれないが、ボクはうれし泣きをしてしまった。

日々のにするため、どんな仕事でも受けてきたが手を抜くことはなかった。この屋台村でも、それぞれの店にそれぞれ魅力がある。それを相手の気持ちを読み解きながら、魅力を発見し、謎解きを続けてきた。

ボクは香辛料のをふりかけ、お腹いっぱいまで食べ、泡盛を飲み、互いのを確認した。2周年記念イベントのテーマは「うとぅいむち」で決まりだ!

※どうですか? ヒントをみないで解けると、100人に3人の名探偵。

謎解きクロスは、フレームは共通です。ぜひ、コピーしてお楽しみください。

謎解きクロスの原作・売ります!

GWの迷走から、凄いこと、思いつきました。村上春樹の小説の「架空の街」のモデルを探して、読者が歩くように、謎解きクロス®によるミステリー小説は、特定の街を歩きながら(あるいは誰かからヒントをもらいながら)謎解きをしていくことができます。

一方、謎解きクロス®を生んだミステリーウォークをするのは、地域プロデューサーがいなかったら成立しません。

地域の商店街や旅館、ホテルなどのみなさんとともに、おもてなしの仕掛けを考えて実行しなければなりません。

しかも、ただ「謎解きクロス」の問題を配り、ヒントを掲示するだけでも、「それって、どんな効果があるの?」と言われてしまうくらい、新しいことにチャレンジしてみようというフレキシブルなマインドがなければ、実施するのは難しいのです。

で、ずっとミステリーの小冊子をどんどん作りたいなと思いつつ、なかなか実現しませんでした。保田氏は、作家のはしくれなので、待機プロデューサーとして、地域のみなさんをまとめたり、動かしたり、するのではなく、「作品を残したい」のです。

そこで、ポイントになるのが「1割でいい」という、有栖川有栖さんの助言でした。

私のターゲットは、もともと少ない。それでいいんです。その人たちが、本当に楽しんでくれれば、いい。

そこをもっと掘り下げていくと、「謎解きクロスのミステリー小冊子は、売れる!」という結論にたどりつきました。

どんな人に売れるのか。コンセプトは明確です。

〇謎解きクロス®は文章がヒントになる日本初のクロスワード

・文章のなかにゴシック体で表現される「言葉の破片」があります。その破片を、謎解きクロスのフレームに「言葉のジグソーパズル」のように埋めていくと、クロスワードパズルが解けて「解答」が浮き彫りになります。その解答を使ってミステリーを解くのが「謎解きクロスによるミステリー小説」です。

・謎解きクロス©によるミステリー小説には「定型パターン」があります。そのパターンを使って、世界に一つしかないオリジナル・ミステリー小説が生まれます。ミステリー小説は1話あたり48ページを想定しています。

※内容はミステリー小説なのに「誰も死なない」ハッピーな結末。そこで謎解きをリードするのが、謎解きクロス®という言葉のジグソーパズルです。

※謎解きクロス®による地域活性化ミステリー小冊子制作実績

◇2013年05月 西小山ミステリーツアー2013(西小山商店街)

◇2014年05月 西小山ミステリーツアー2014(西小山商店街)

◇2014年11月 松本inえびす講ミステリーウォーク(松本市観光温泉課)

◇2015年05月 第16回深谷宿ミステリーツアー2015(深谷商工会議所)

◇2015年10月~11月 目黒商連「のんびりイベント散歩」(西小山駅・学芸大学駅・都立大学駅・大岡山駅・祐天寺駅・中目黒駅・駒場東大前駅)~総勢5000人参加

◇2015年11月 しなの鉄道「信州上田・謎解きミステリーウォーク」

◇2016年03月 信州須坂「ひな祭り・謎解きミステリーウォーク2016」

◇2016年04月 第17回深谷宿ミステリーツアー2016

◇2016年09月 信州上田「謎解きミステリーウォーク2016」

◇2016年11月 伊豆下田・大物産展「下田ミステリーウォーク2016」

◇2016年10~11月 目黒商連「のんびりイベント散歩」(学芸大学駅・洗足駅・大岡山駅・祐天寺駅・中目黒駅・駒場東大前駅)~総勢6000人参加

※以降 引き続き伊豆下田(伊豆急行)、信州上田(しなの鉄道)、埼玉県深谷市などで展開する他、三重県伊勢志摩、岡山県倉敷市、宮城県石巻などで展開を予定。

謎解きクロス®によるミステリー小冊子も、だんだん数が増えてきました。

たった50人しか正解しなかった難問もありますが「ヒント」があれば、解けるようになる特長があります。コミュニケーションを前提とした小説なのです。

そう、黙っていても、村上春樹の小説のように、地域を散策して楽しめる小説になっているのです。

はい。これが、凄いと感じる人が、10人いたら1人くらいいる、ということだったんです。

いままで、9人のみなさんにアプローチして、なかなかは急しませんでした。でも、1割のコアなファンに励まされて、9年も続けてました。そして今、ひとつのコンテンツが生まれようとしています。

夏目漱石の「こころ」が、謎解きクロス®になったように、新しいオリジナル小説を販売するビジネスデザインがあると気づいたのです。

■謎解きクロスによるミステリー小説を「オリジナルギフト」にしませんか?

○結婚式の「記念品」の目玉として:一部

○記念日の「配布物」の代わりに

○イベントのオリジナル景品として

○地域おこしの目玉として(これが、今まで仕掛けてきたミステリーウォークです)

 

<1>主人公を決められます

・あなたが指定した誰かを「主人公」にして謎解きクロスによるミステリー小説を作ります。そのミステリー小説は、エロ・グロ禁止で、決して誰も死なない、アットホームなコンテンツとなっています。

<2>解答を決められます

・そのミステリー小説の「解答」は、あなたと相談して作成します。

<3>創作ページ数と、10部~200部までの発行部数を指定できます

・ニーズに応じて、コストを計算できます。たぶん、売値で20~50万円くらいが、いい感じかと。

どこかに、ターゲットいます。だから、代理店をみつけるか、直接、結婚式場のコンテンツに加えていただくか。

いずれにせよ、謎解きクロス®によるミステリーウォークにつながる大きな一歩が、パトロンたちによる「小冊子の発刊」にあることは間違いありません。