祇園祭で、宵山で。この時期、ホテルの一室を、週末の3日4日、一人で占領して、のんびりと、歴史の重さを感じてきます。
盆地である真夏の夏の京都、そこは観光以外は、いくもんじゃない。しかも、熱中症や新型コロナや、極端気象が待っている、京都。それでも、私は祇園祭と宵山を体験するために、行きます。
一昨年、祇園祭を外して、秋に祇園のミシュラン料亭で一人、個室で、板さんを独占しての特別料理を食べながら、いろいろ話してみたのですが、やはり、祇園祭の時期に「また来たい」と思ったのです。
一年に、何度か、京都をサクサクできるような仕事、人生になるといいなぁと思っていた30代、40代、50代。60代になっても、なかなか京都には行けませんでしたが、あるとき、気づきました。
一人で、地方の温泉旅館に行き、一人でのんびりする人生もいいけれど、私は、やっぱり京都かなぁ、と、
いってきます。