ヒット商品の謎は、解けました。たとえば「大人のための寓話」がヒット商品になるには、読んでくれた人が、5人に推薦してくれて、そのうちの一人が、別の誰かに推薦してくれる。そして、10人に一人くらいの割りで「買ってみる」人が現れると、自然にヒットしていくことになります。消費財は、すべからく、このようなパターンで、ヒットしていきます。それは、わかっていたのですが、では、それを実現するには、どんな仕掛けが必要なのか。
それが、クラスターでした。やっぱり、地道に講演会をしなければいけなかったのです。講演会で、10人から15人の規模で「濃厚な接触」をすることが、ヒットの秘訣。
あれ? これって新型コロナウィルスの戦略と一緒なの?