私の夢は、一つではありません。いくつか、ある。二兎を追うものは一兎をも得ずですが、十の夢を追えば三兎を得ることもあるかもしれません。世界は、捨てたものではありません。
同時並行的に、行動する。夢を追いかける速度が変わることはあっても、そして時間をかけすぎることがあっても、私は、夢をあきらめない。だから、ときどき、思いもしない成功が舞い込んでくる。
大吉くじも、多くの人が「商標は無理」と思っていた。それでも、私はあきらめなかった。商標が取れたことを前提として、大吉くじを制作し、トライアルを続けた。
どうして、いつも失敗しているのに、夢をみることを止めないのだろうか。ときどき、そんなことも考える。きっと、好きなんだろうな、という結論で、夢に戻る。決して、あきらめない。
大吉くじだけではなく、謎解きクロスも、パズル小説も、まだまだ、あきらめてはいない。止めれば、気が楽になるかもしれないが、それでも「いつかはブレイクする」と、考えている。
まだ、白旗をあげる気はない。そのうち、たった一つでいいから、大成功する。そうしたら、連鎖的に、ものごとが動き始める。謎解きクロスが売れれば、パズル小説も売れる。
パズル小説が売れれば、ミステリーウォークの仕事が増え、必然的に、大吉くじの配布が増える。それらの一連の動きから、ようやく、マスコミも気づくだろう。これは、ヒットする、と。
そこで登場するのが、作家としての私。NFTが注目される。すると、エッセイが売れることになる。命が絶えるのが先か、夢がかなうのが先か。いずれにせよ、あきらめることはない。
飛行機で、世界遺産を観て歩く人生は、間に合わなかった。しかし、豪華客船に乗って、原稿を書きながら、世界一周をする夢は、まだ何とかなる。
こんなことを書くのも、新年だから。明日になれば、また仕事が始まる。それもまた、楽しいのだけれど。
夢は、あることが大切なのだから。きっと。