謎解きクロスで作られたミステリー小説を「パズル小説」と呼ぶとともに、私は、日本初の「パズル小説家」になりました。これまで「あなたの仕事は、何?」と聞かれて「作家」ではおこがましいので「週末作家」と応えていたわけですが、これからは「パズル小説家」と、堂々と宣言することができます。
私は、これまで、ミステリーウォークで、謎解きクロスによるミステリー小説を「え? これってパズルでしょう。ミステリー小説じゃない」という批判に対して「人の死なないミステリー小説で、暗号解読系の、本格的なミステリーの一つ」なんて、説明したりしていました。
でも、ちょっと苦しいなぁとも感じていて「ミステリー小説」ではなく「ミステリー小冊子」なんて言い方、していました。
ところが、特許庁に行き「パズル小説」の商標登録の相談をしているなかで、特許庁の商標専門スタッフさんから「これからは小冊子の表紙に、堂々と、大きな文字で、パズル小説と表記してください。商標なんですから」