謎解きカフェ

え? のっけから新語?

そうなんです。別に商標登録するわけではないのですが、ボーズカフェやネコカフェのように、謎解きカフェ(略して「なぞカフェ」なのかな)があってもいいはず。そんな思いで、企画しました。

人生は、謎で満ちているわけで、謎があれば、それを解いてみたくなるのが人の性。謎解きクロスのミステリーウォークに参加した人が、一番驚くのが、いつの間にか「謎解きクロス5×5」の言葉を探している自分がいること。

これまで、あまり知らなかった街角が、店舗が、突然身近に感じられるのも、謎解きクロスが掲示してあるからでしょう。そう、謎解きクロスは、ついつい、解いてみたくなる自律型の仕掛けなのです。

さて、カフェの件。

あなたは、カフェにいったときに、何をしていますか。もちろん、コーヒーを楽しむ人もいるでしょう。会話を楽しむ人、一人で文庫本の世界にひたる人。あるいは、音楽でリラックスする人もいるでしょう。恋人たちには、同じ時間を過ごすためだけに、カフェがある。そんなことも、あるわけですが、謎解きカフェでは、当然ながら、謎解きの時間が流れています。

そこは、謎解きクロス専門のカフェ。

毎週、違う問題が掲示してあります。小冊子もありますが、一枚ものの「謎解きクロス7×7」が、きっとちょうどいいのかも。

ランチを食べながら解く人もいれば、コーヒー片手に推理する人もいる。どちらかというと、会話よりも、知的なゲームを楽しみたい人たちが集まるので、店内は、きっと静かです。

でも、心地よい空間。

その、第一号の「謎解きカフェ」を、これから募集します。特典としては、謎解きクロスの問題が、一年間、毎週のように、メールで送られてくること。印刷・製本などは、自分でするのだけれど、なくなったらコピー印刷すればいいのだから、様子をみながら、配布できる。

もちろん、カフェであれば、応募は大丈夫。カフェに、謎解きクロスを置いてくれるだけでいいのです。謎解きクロスを活用して、お客様の謎解きのための空間を提供してくれるカフェに、なってほしいのです。

極端な話、カフェでなくても、謎解きカフェになれるでしょう。

そこが、謎解きカフェのいいところ。これを「いいかげん」といってしまったら、人生は、つまらなくなります。いいかげんが、良いかげん。毎日、決まった人数に配布しなければいけないということはないし、売上の義務もない。ただ、「やりたい」という人に、たぶんワンコイン(100円)で配布する。

解けたら、50円引きにする、なんてアイデアも、いいね。

そんな謎解きカフェ。今は、誰も知りません。だって、本欄で、初めてでてきた言葉だから。ところが、3年後に、どうなっているでしょう。謎解きカフェがあるのは、都心だけではありません。たとえば、松本。たとえば、上田。伊豆下田には、きっとあそこに置かれているだろうし、喜多方だってあるかもしれません。きわめつけは、倉敷です。きっと、謎解きカフェができている。

何故、それがわかるのか。そこは謎解きが必要です。

そんなわけで、3月3日。東京は自由が丘にあるSORAというステキなカフェにて、謎解きカフェを全国展開するための企画会議が開かれます。

それまで、じっくりアイデアをねっておきます。

ヒツジが飛翔する物語(つづき)

今週末、週末作家の私は、楽しみにしていた「信州・須坂」詣でに行きます。

信州須坂は、歴史のある街。とくに養蚕が有名です。もちろん、城下町としての風情も残る街なのですが、残念ながら、須坂駅前は、ちょっとピンチ。そもそも、ステキな観光地でもあるのに、旅館が少なく、今では(ここがポイントなのですが)訪れるビジネスマンも、商人も、多くはありません。

そんな信州須坂を、観光を通して活性化させようという動きがあり、私が信州松本で「謎解きクロス&ミステリーウォーク」を仕掛け、実践して結果を出してきたことに、反応してくれました。

「これ、使えるのでは?」

そう、これが、ヒツジの飛翔の始まりなのです。「ひょっとしたら、これ、いける?」と感じたときから、私たちはプランナーになり、プランがかたまってくると予算を考えるプロデューサーになり、予算の目途がたてば、どうやって運営していくのかを考える行動はのディレクターになります。

でも、最初は「ひょっとしたら」という直感から謎解きが始まるのです。

人生も、ビジネスも、恋愛も、みんな「ひょっとしたら」であり、医大なる勘違いをして、思い描いた未来に対して「何故、そうなっていないの?」と感じて、ではどうしたらいいかを考えます。

これまで、そのジャンルについては「どうせ飛べない」とあきらめていたことでも、ひょっとして「視点を変える」ことで、何かが始まるのかもしれません。

どうせ、ヒツジは空を翔ばない、翔ぶはずがないと常識で思いこんでいたことから、ちょっと離れて、ちょっと突っ込んで、新しい視点をもっと眺めてみれば、実は「翔べるのかもしれない」と感じられることでしょう。

ヒツジは、ドリームが大好きなんです。本来。

あとは、プランナーの仕事であり、プロデューサーとディレクターが必要なんですが、ここまでは、実は「一人」でも進めることができます。

で、何か足りない人は?

もちろん、クリエイターです。これは、特別に訓練を積んだモノに、仕事をふってあげてください。

たとえば、謎解きクロス。これを使って町おこしの企画をして、予算をとってきて、運営するのは、ぜひぜひ、地域プロデューサーである、地域のみなさまにお願いしたい。でも、クリエイティブな部分は、ぜひぜひ、私にふってほしいのです。それを人生の生きがいとして、生きている者に。

ゼロからイチを生み出すのが、クリエイターの役割です。

プロデューサーは、それをイチから百に拡大し、利益を生み出します。、利益がなければ、どんなにクリエイターが上質の作品をつくろうとしても、社会に波及していきません。波及する前に、命がなくなってしまいます。

クリエイターは、作品だけが、命なんです。その命を、奪うことなく、生かしてやってほしいのです。

ですから、謎解きクロス&ミステリーウォークの小冊子については、あるいは街歩きの謎解きクロスの問題については、ぜひせび、廣川州伸にふってください。

私は、昭和30年生まれるのヒツジ年。ヒツジは「未」で、遅れてきた作家といわれています。これから、謎解きクロスを使った、これまで誰もみたことも、呼んだこともない新しいミステリーのジャンルを開拓していくフロントランナーです。

フロントランナーには、もちろん、後続のランナーが必要なんですが、私の場合は、その影がなくても、モチベーションを持って走り続ける自信があります。

だって、ずっと、走り続けてきたからです。

そして、このメタボのヒツジは今、謎解きクロスによるミステリーウォークのブレイクをもって、日本の地域活性化、シャッター通り撲滅のために、どんどん作品を生み出そうとしているのです。

では、どこで?

それについては、次回の本欄でご説明します。キーワードは「カフェ」です。

ゼロでなければ生まれないものがある

謎解きクロスによるミステリーウォーク。

これは、既存のコンセプトを活用しながら、ゼロベースで
生まれ、成長してきた、ブレイク間近のリアル・ゲーム。

のっけから、難解なことを語ってしまいましたが、2016年
の年頭にあたって、合資会社コンセプトデザイン研究所の
所長として、一言、ご挨拶をしておきたいと思い立ちました。

私たちは、しがらみのなかで、生きています。何を始めるに
しても、しがらみのないプロジェクトはありません。

新規事業を思い立ったとき、どうするか。何よりもまず、
自分が面白いと感じる部分を見極め、それが育っていった
あとのビジョンを想像すること。

謎解きクロスも、アイデア自体は、単純でした。それまで
クロスワードゲームはありましたが、それをミステリーの
なかに埋め込んだ作品は、少なかったこと。というよりは
デティールとしてクロスワードが出てくる作品はあったと
思いますが、少なくとも私は、読んだことがありません。

オセロゲームを題材にしたミステリーもあり、こちらは
読んでみたけれども、あまり面白くなかったなぁ、と。

それで、新しいミステリーを、クロスワードを活用して
作ってみようというチャレンジが一つ。

そして、クロスワードとミステリーウォークの「融合」
ができないかと、JTBの大谷氏から提案されたことが
謎解きクロスを生むアイデアにつながりました。

そもそも、ミステリーを使って、街の謎解きをしていこう、
それを地域活性化に活かしていこうというコンセプトその
ものが、新しかったこと。それを進めたのが10年前で、
実際に、謎解きができたのが、2008年の夏のこと。
赤坂サカスで実験的に展開し、その成果をもって、伊豆
下田でミステリーツアーを実施したのが、2008年の11月

それが2009年の、伝説の「西小山ミステリーツアー」に
つながっていきます。

しかし、ミステリーウォークだけでは、地域活性化の
システムに、乗せることが大変でした。もっとサクサク
問題も、街歩きも、楽しく進められないか。そんなことを
考え続けて生まれたのが「謎解きクロス5×5」でした。
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こんな、へんてつもない「謎解きクロス5×5」のフレームですが
実際に、ミステリーウォークのヒントポイントに置いてみると
思いがけない「あ、これって面白い」という評価につつまれ
ました。何よりも、高齢者から小学2年生まで、謎解きに目を
輝かせていたのです。

その状態を総合して「クロスワードパズル」をミステリー
ウォークに活用するというミッションが生まれたのが、今
から3年前。

現在、謎解きクロスによるミステリーウォークは、完成
された黄金パターンを持っています。

「謎解きクロス7×7」で事前PR。
「謎解きクロス5×5」で、当日の謎解きウォークの実施。
街歩きを楽しんだ人に、もっと先の難解な謎解きを提供
するときには「謎解きクロス9×9」が登場します。

で、2003年から続いている「深谷宿ミステリーツアー」
ですが、これらの「黄金パターン」を踏襲しながら、新たに
新しい謎解きが加わります。

これは、まだ記者発表の段階ではないので、ここで先行して
好評するわけなはいかない「謎」のままなのですが、実は、
「深谷宿ミステリーツアー2016」では、8年前に、赤坂サカス
でスタートした私のミステリーウォークの中心的な謎解きの
ツール「ローマ字回文」が登場します。

ローマ字回文も、私のアイデアですが、こちらは商標登録は
していません。というのも、制作するのが難しいので、あまり
商標で独占する意味がみつからなかったから。

たとえば、AKASAKA。
これは、ローマ字回文になっています。
すべてのヒントは、そこから始まりました。

たとえば、OYANIKIKINAYO>
これは、言葉でいえば「親に聞きなよ」なんですが、
ローマ字の回文になっています。

たとえば、こんな文章があるとしましょう。

確か、電車の駅や、その屋根が大好きなネコがいた。
あんまりにも、けなげなネコなので、いつも誉めて
いた。そこで僕は、ネコを抱いては、言ってやった。
「駅も屋根も、誉めなよ、ミケ」
そう、思い出した。
あいつは、ミケという名のネコだった。

ここで「駅も屋根も、誉めなよ、ミケ」という文章が
「EKIMOYANEMOHOMENAYOMIKE」
というローマ字の回文になっています。

ここで感動していただけない場合、話は、終わります。

みなさん、どうでしょうか。これは、実は「ゼロ」から
でしか生まれない、コンセプトデザインの発想を使った
新しい、誰もみたことがなかったゲームの登場なのです。

深谷宿ミステリーツアーでは、新しい謎解きシステムを
使って、こんな謎解きが、登場します。

全国初。全国の自治体から注目されるようになる
新しい、地域活性化のためのミスリーウォーク。

今年は、さらに面白くなります。

ご期待ください。

謎解きは世界を救うカギとなる

新年、あけましておめでとうございます。
謎解きクロス&ミステリーウォーク、本年もよろしくお願い申し上げます。

年賀の言葉に、「今年は、謎解きクロスによるミステリーウォークをブレイクさせたい」
と書きましたら、ある先輩から「2015年に、もうブレイクしていると思いますよ」と
ご指摘いただきました。

確かに、深谷宿ミステリーツアーを継承させていただき、夏場こそ展開できなかった
ものの、秋には「のんびりイベント散歩」として
西小山・学芸大学・都立大学・大岡山・祐天寺・中目黒・駒場東大前と、都心にて
展開。参加者は5000名にのぼりました。

また、私が始めたミステリーウォークのトップバッターである「伊豆下田」でも、
さらに6年ごしのアプローチの実現となり、NHK大河ドラマ「真田丸」の舞台と
して大いに盛り上がっている信州上田で、しかも「しなの鉄道」のバックアップで
実現した「信州上田・謎解きミステリーウォーク」も実現しました。

今春には、信州の須坂市でも、恋人たちのミステリーウォークが予定されています。
ブレイクの兆しは、それだけではありません。

参加者がある程度の人数になると広告宣伝効果が期待されます。たとえば本サイトは
今は、日本全国をみれば「誰も知らないウェブサイト」の一つでしかあれませんが、
おそらく、ある日を境に、突然部゜レイクして、多くのみなさんが注目するように
なるでしょう。

そのトリガーは何か。たぶん、新聞記事。たぶん、雑誌記事。たぶん、テレビでの
ミステリーウォークの紹介。どれが先かはわかりませんが、マスコミに取り上げら
れたときには、すでにブレイクしている可能背手が高いのです。

では、そのときに、本サイトでは何が起きているのか。

これは、本サイトのスタートから、パートナーの福田さんにお願いしていた企画ですが
「謎解きクロス」の問題が、毎週のように、出題されるサイトになっています。また
過去のミステリーウォークの記録、アーカイブも見られることでしょう。

そして、もっとも重要な本サイトの機能が「リアルとの融合」です。

地域で進められる、地域活性化のためのミステリーウォークのヒントが、実は本サイト
にアクセスすることで、得られます。たとえば、今年の信州上田でミステリーウォークを
開催することになりますが、その様子を、信州上田に直接、行かない人も、このサイトで
ウォッチし、リアルな謎解きとは別物ではありますが、楽しむことができたりします。

もちろん、その結果、リアルな信州上田に興味を持っていただけたら、旅行のときに
信州上田を選んでいただくことも可能となるでしょう。

謎解きクロスは、地域活性化のなかから生まれました。ですから、地域活性化の試みに
恩返しをしていくことが、本サイトの強いミッションの一つでもあります。

どんなサイトになるか、みなさんもぜひ、推理してみてください。

本年も、よろしくお願いいたします。

そして、そして、みなさまの地域が、ますます輝くこと、祈念しています。

終わりが、始まりになる謎

みなさん、今晩は。
すでに、活動報告に書きましたが、今年ののんびりイベント散歩、謎解きクロスによるミステリーウォークは、無事終了しました。
幸いに、7日間で、6日が快晴に恵まれ、秋のひと時を、みなさん、楽しんでいただけたと思います。関係者のみなさま、運営、ありがとうございました。
いろいろ、反省するところはあるのでしょうが、ともかく、目黒区で7日、それぞれの街の魅力を浮き彫りにする謎解きクロスによるミステリーウォークが展開できたことが、何よりもの成果です。
実は、このミステリーウォークのヒントポイントは、すべて、記録しています。どんな問題があり、どんなふうに展開されたのか、しっかり、写真が撮れています。
今、そのシーンを、全国のみなさんに、提示することを企画しています。
もし、同じように、地域活性化を謎解きクロスによるミステリーウォークで実現したいと思った地域がありましたら、ぜひ、チェックしていただきたい。具体的に、街を歩いていくように、謎解きクロスをしながら、問題を解きながら、バーチャルで、楽しく企画がわかっていただけます。
あるいは、いつか、この具体的な街を歩いて撮影して、そのまま、謎解きクロスになる、本になる日が、くるわけですが、そのスタートを、みなさまは、ここで体験することになる。わくわくしませんか?
謎解きクロスのポテンシャルは、とても大きい。でも、まだ、ほとんどの人が、気がついていません。一部の、コアなファンが、私たちを励ましてくれ、チャレンジを続けている状態です。
でも、のんびりイベント散歩の成功で、これまで、8年間のチャレンジが、本物であったことが明確になりました。
みなさんは、一つの歴史が始まるところに、いてくれたのです。厚く、御礼申し上げて、ペンを置きます。
ありがとうございました!

謎解きが地域をワンダーランドにする!

みなさん、こんにちは。いよいよ2015年も、師走に入りました。
今回は、地域活性化と「謎解きクロス」と「ミステリーウォーク」の関係について、まとめておきます。
「謎解きクロス」は、ミステリーウォークを展開するなかで、JTBさんの支援を受けている5年前に、千葉県の黒潮ラインミステリーウォークで始まりました。JTBの大谷さんが
「ぼくは、クロスワードパズルが大好きなんです。問題に、クロスワードパズルを使うことはできませんか?」
と、問うたのです。直観的に「それはいい」と感じた私は、出張(講演)で行った京都の書店でクロスワードの本を買い求め、研究しました。そして、最初にクロスワードを埋める形で問題作成がなされたのが、「勝浦ビッグひな祭りミステリーウォーク」となります。掲示されたヒントを問題用紙に入れると、クロスワードが解けるというものです。若いカップルが「これ、とても面白い!」と、満面の笑顔で語り「もっと他の場所でも、このパズルの問題、やってないのですか?」と聞かれました。いける!と感じた瞬間でした。

次に登場したのが、JR東日本と下田市が共催した「黒船列車ミステリーウォーク」です。何と、あの伊豆急行の特別列車内で、クロスワードによる謎解きをして、黒船列車内に掲示された「黒船&下田物語」から、ヒントをつかんでもらうという趣向。400人ほどの参加者の半数が、65才以上の高齢者。最初は「クロスワードなんて解けない!」と関心もうすかったものの、東京から5時間もかけて下田につく間、だんだん、ヒマをもてあますようになる。そこで「謎解きでもしてみるか」となりました。数人のグループで参加している人が多く、掲示されたパネルの物語を読む人、クロスワードを説く人などにわかれ、教えあう姿もみられました。大盛況。大人気を目の当たりにした私は、いよいよ、「謎解きクロス」の開発に入ります。

「謎解きクロス7×7」が、最初にできました。4年前のことです。
「謎解きクロス5×5」ができたのは、3年前。あまりの効果に、私自身びっくり。
{謎解きクロス9×9」は、たぶん問題制作が無理筋だろうと思っていたのですが、2日間かければできることが判明。それが2年前です。
その結果、ミステリーウォークの「黄金パターン」が出来上がりました。

<1>事前告知(これはクロスワードではなく、新しい「斜め読み」問題です)
<2>当日のミステリーウォーク(謎解きクロス5×5を使って、街歩きを楽しみます)
<3>地域活性化のミステリー小冊子配布(謎解きクロス7×7と9×9で校正されています)

この黄金パターンで、何が実現するのでしょう。

まず、当日の街歩きの参加者が、謎解きと街歩きの両方を楽しむことができます。街歩きをしながら、難しいミステリー小冊子を読むという、伝統的な「深谷宿ミステリーツアー」方式は、ターゲットを限定してしまうという課題がありました。ミステリーファンしか、参加しにくいのです。

そこで、これは西小山で、地域プロデューサーの川崎さんからの提案があって3年前から、そうしていたのですが、「ウォーキングの問題は簡単に」ミステリー小冊子は「もっと難しい問題が解きたい」という、コアなファンの「希望者」(街歩きはしてくれている!)に配布するというパターンです。これが、なかなか好評で、参加者に加須器連れが増えました。

そこで大活躍したのが、ミステリーウォークのヒントポイントのすべてに、その場で考える「謎解きクロス5×5」というパズルを掲示して、ヒントにするという方法です。

この謎解きクロス5×5は、小学校2年生から解くことができ、高齢者も参加できる仕掛け。大人も、男性も女性も、みんなで参加でき、「一問解くと、他の問題を解きたくなる」という特徴があります。だから、街歩きにピッタリなんです。

いずれ、これは「脳トレ」にいいということになるのではないかと、私は、ひそかに期待しています。

このように、「謎解きクロス」と「ミステリーウォーク」は、地域活性化のためのイベントに活用するという明確な指向性を持って、生まれてきました。

ところが、ミステリーウォークと地域活性化だけではなく、「謎解きクロス」には、「脳トレ」のみならず、知的好奇心を満たすニーズが存在しています。これは、間違いなく、巷に溢れているクロスワードパズル本の応用系として、全国に普及するはず。

この謎解きクロスが、全国に普及すれば、地域活性化のためのミステリーウォークも、地域のみなさんが、自分で活用して、自分でプロデュースできるようになるでしょう。

すなわち、地域活性化とミステリーウォークのイベントは、私ではなく、地域プロデューサーが、自ら問題を制作して、進めることができるようになるのです。自立、してしまうのです。

ということは、私は、この地域活性化では、利益を上げることはできません。だって、それぞれの地域が、自分の問題としてとらえ、自分たちでプロデュースして、運営していくのですから。最初、講演に呼んでくれるかもしれませんが、そのあとは、自分たちで、進めることになるでしょう。

実際、浅間温泉ミステリーウォークは、そのような経過をたどりました。

ミステリーウォークの仕掛け自体は、ヒントポイントをつくり、順に回っていただスタンプラリーの変形になります。そこに「ミステリー」が関わってくる。そのミステリー小冊子に価値があり、ここは、地域のみなさんでは難しいかもしれません。しかし、浅間温泉には文章が得意な方がおられ、自分で書くと申し出てくれました。ただ「謎解き」を考えるのが難しいというのです。

確かに、深谷宿ミステリ―ツアーでは、原作者の伊井圭さんは、いつも「問題をつくるまが大変」と悩んでおられました。ときには、3カ月もかけてミステリー小冊子を作っていました。ところが、私の謎解きクロスを使えば、たぶん1ヶ月に短縮できます。

全国に、ミステリー作家は500人もおられます。

謎解きクロスの問題を作って、地域に住んでいるミステリー作家さんに「この言葉を使って、人が死なないミステリーを書いてくれませんか?」とお願いすればいい。

というのも、私がミステリー小冊子を書けるのは、1ヶ月に1冊が限界。すなわち、年間12地域でしか、本格的なミステリーウォークは、できないことになります。

全国には、活性化してほしいという商店街、地域がたくさんあります。すでに、自分たちで何とかしているところは除くとして「どうしていいかわからない」という地域は、500くらいあるとみています。その500の地域の2割、100地域に、この謎解きクロスによるミステリーウォークが導入されれば、日本は、もっと楽しく、元気な地域で満ちるはず。

それには、地域プロデューサーが、最初だけ私を呼んで、講演と作戦会議をして、謎解きクロスの問題作成だけは、私のところに委託して、ミステリー小冊子は、地域を知り尽くしたの地域に住む作家さんに書いてもらうという世界が重要だと思うのです。

これが、私の描いているドリームです。

5年後、東京オリンピックまでに、そのような元気な地域が増えていると、私はコミットしたいと思います。そのときには、その元気な地域100のうちの半分で、謎解きクロス・サイモンズカードが使われていることでしょう。

サイモンズカードとは何か?

もし、ご存知ない方は、下記のサイトをご覧ください。謎解きクロスは、いずれサイモンズカードと連携して、地域活性化の収益構造を変えるとともに、全国も「謎解きクロスファン」のみなさまが、それぞれ、自分の好きな地域の謎解きクロスを解くことで、その地域を応援するという仕掛けに参加することになるのです。

このドリーム、ぜひとも、私とともに追いかけてください。謎解きクロスを普及させるのは、私ではありません。一緒に応援していただける、ファンのみなさまなのですから。

謎解きクロス&ミステリー最大の危機とは?

本日で、11月も終わりです。
明日から、師走。昨年の今ごろは、何をしていたのでしょうか。それを思うと、ちょっと感動を覚えます。そのことを、書いてみましょう。

昨年の今ごろ、謎解きクロスによるミステリーウォークは、ちょっとピンチに見えました。というのも、2008年に記念すべき第1回をした伊豆下田での、7回目のミステリーウォークが決まりません。そればかりか、2009年に、伊豆下田に次いで街ぐるみで謎解きにチャレンジしてくれた東京・西小山で、「来年は、いったん中止にして、原点回帰をしよう」という声があったからです。

地域活性化は、持続的なケアが不可欠。せっかく始めたミステリーウォークなのに、もしも「今年はいいや」という流れができてしまうと、おそらく、来年も「今年は、いいや。やらなくて」となってしまうでしょう。それだけ、地域のみなさんに、負担がかかるイベントなんです。
ミステリーウォークは、おもてなしの「運営」が勝負。どんなに地域の魅力を発掘するような、いいシナリオが描けても、その小冊子を活用するには、イベントの運営が勝負どころ。ところが、その運営を、私は全面的に「地域プロデューサー」に託しています。

伊豆下田では、山田さん。
東京西小山では、川崎さん。

地域プロデューサーなくして、ミステリーウォークはありません。もちろん、地域プロデューサーを支える地域の体制も大変重要です。地域の体制と、サム・マネーがあって、支援してくれる商店街があって、行政がいて、宣伝してくれる地域の鉄道があって、初めて、うまくいくイベントなのです。
ところが、その地域プロデューサーをもってしても、「持続が難しい」状況になっていました。
実際「2015年には、なくなっているかもしれない」
そんな危惧のなかで迎えた師走なのでした。

そして、新年を迎え、いろいろ働きかけてみたものの、結局、2015年3月に予定していた伊豆下田ミステリーウォークは、なし。また、東京西小山でのミステリーツアーの開催も、なし。私にとっては「廣川のプロデュースするミステリーウォークの原点が消える」という、大変な事態に陥っていたのです。

しかも、松本で3年間続いていたミステリーウォークも、契約が切れて、予算がつかないまま、いったん、終わりとなりました。しかし、信州の灯を消さないという気持ちが通じたのか、5年ごしに「下田の次は上田でミステリーウォーク」とのドリームを「しなの鉄道」さんが、かなえてくれることが決まっていましたので、そのフォローをしつつ、須坂市も加えて、信州でも4年連続ミステリーウォークという「未来」は整ってくれました。

また、寒い夜に、三重県四日市市の地域プロデューサーの福田さんと、高円寺会議を開きました。その結果、こうして、ステキな「謎解きクロス」のサイトが誕生したのです。ありがたいことに。

さて、どうするか。伊豆下田と東京西小山で「今年はできない」ということが決まった2015年3月、ミステリーウォークを支援してくださる3名の重鎮を呼び、「不徳の致すところ」と、謝罪。ともかく、あきらめないで、もう一度、みなさんにお願いしてみます、というところで、お開きに。その後、私は深谷商工会議所の村岡さんに連絡をとりました。実は、私の進めているミステリーウォークの原点は、伊豆下田ではありません。伊豆下田は、「成功したミステリーウォーク」の原点ですが、その前に、2003年から続いている深谷宿ミステリーツアーがあり、それこそが「廣川の進める、地域活性化のためのミステリーウォーク」の原点だったのです。

深谷宿ミステリーツアーは、推理作家の伊井圭さんが始めて、2014年までに15回も行われました。ところが、2014年10月に、伊井圭さんが亡くなられ、2015年は宙に浮いた形となっていました。期せずして、伊豆下田と東京西小山の持続がなくなったと同じように、深谷宿ミステリーツアーも、終焉の危機にあったのです。

村岡さんに会いに行くと「彼が、進めてくれる」と、八ツ田さんを紹介していただきました。その結果、電光石火の早業で、2015年4月末には、1日ぽっきりではありますが、第16回深谷宿ミステリーツアーが行われたのでした。

そして、あの伝説の「日吉会議」がなされたのは、雨の降りしきる6月のこと。この様子は「社外秘」でお伝えすることができませんが、東急電鉄グループの取締役であるIさんが、仲間を5人も集めてくれて「何とか、廣川氏のミステリーウォークを応援してくれないか」と、企画会議(ていうか、飲み会)を開いてくれたのです。

そこで、Oさんと、女性のIさんが、二人で目黒区商店街連合会に話を持ち込み「一度、廣川氏の話を聞いてやってくれないか」と直談判。

その後、「のんびりイベント散歩」の企画として結実し、何と伊豆下田も、東京西小山も、ともに2015年にも謎解きクロスによるミステリーウォークが続いた!結果となったのです。

のんびりイベント散歩2015では、たぶん5000名を超えるみなさんが、謎解きクロスによるミステリーウォークを楽しんでくれました。

そして、伊豆下田でも、東京西小山でも、信州でも、ミステリーウォークは続いています。

地域が求める限り、お客様が最高の笑顔で謎解きを楽しんでくださる限り、この謎解きクロスによるミステリーウォークは、続いていきます。

私にできることは、問題をつくることのみ。地域での運営は、地域プロデューサーのみなさんの支援に待つしかありません。ぜひ、地方創生の切り札として、このミステリーウォークを、マスコミのみなさんも、応援していただければと思います。

プロローグの謎-№2

謎得クロスには、たくさんの「伝説」があります。

その一つが「プロローグが、いつも同じ」ことなんです。それでは芸がない?

もちろん、あえて、しています。いうなれば「ブランド」戦略の一環で。

今年の「のんびりイベント散歩」は、善かいに開示しました。そこで、去年の「西小山」では、どのような書き出しになっていたのか。

ご紹介しましょう。

プロローグ

 

ある晴れた日の昼下がり。

「大変だ! 池野所長、起きてください!」

という叫び声が上がった。

そこは東京の日本橋にある雑居ビルの一室。玄関には『探偵@ホームズ』という看板がかかっている、小さな事務所である。

もっとも探偵といっても、その事務所では、殺人などの凶悪事件や、夫婦ゲンカなどのややこしい出来事を調べることはしない。彼らの専門は文化や歴史、自然、人間の魅力が失われたという難事件を解決することだ。

「池野所長、起きてください!」

困った顔で、アルバイト探偵の大嶋君は、池野所長の身体をゆすり始めた。

「むにゅ、むにゅ。ああ、よく寝た」

所長が目覚めると、大嶋君はすかさずたたみかけた。うっかりしていると、また寝てしまいそうだ。

「早く起きてください。いま、電話がありました」

「電話? 誰から」

「西小山六人衆の一人、川崎さんです」

西小山六人衆というのは、西小山ミステリーツアーを通して街を元気にしようという志に燃えている人たちで加藤雅明、川崎義雄、佐野誠一、先崎弘健、堀内義雄、吉田洋造という豪華メンバー。彼らは『とくらく』という東急電鉄・沿線案内サイトに紹介されている。

「あれ? 川崎さんなら、確かブランド品の買い付けにイタリアに行っているのでは」

「はい。確かに国際電話でした。いまは、東南アジアに潜伏しているようです」

「せんぷく? 一体なぜ。川崎さん、悪いことをするような人には見えなかったが」

「あ、潜伏というのは言葉のアヤで」

「君の日本語は怪しいなぁ。それで電話はどこから」

「香港、シンガポール、インドネシアかな。川崎さんは気が短かくて、逆探知に失敗しました」

そのとき事務所にいた三毛猫がニャンと鳴いた。

(それって、きっと聞き忘れただけなんだニャン)

「ま、前置き【タテ1】はこれくらいにして。川崎さんの用事は何だったの」

「それが、解答@ルパンから挑戦状が送られてきたのでメールを見てほしいとだけ言って切れたんです」

「川崎さんのメール……どれどれ。これか。池野所長、お久しぶりです……。あ、これが挑戦状か」

 

※以下、謎は深まっていきます。

どんどん、紹介しますね。次回、お楽しみに!

人生はゲームなのか?

こんにちは。
謎解きクロスの原作者で、「なぜ、ヒツジは空を翔べたのか?」を書いた廣川州伸です。

ふと、思いました。確かに恋愛はゲームかもしれないが、人生はゲームではない。同棲はゲームかもしれないが、結婚はゲームではない。
決して。

そこまでは、半分くらいのみなさんが、納得してくださるかもしれません。問題は、その先。街歩きはゲームなのか? 歴史探索はゲームなのか? ミステリー小説を読むのはゲームなのか? 鉄道の旅は? 海外旅行は?

確かに、仕事でなければ、ゲーム?

ここで、昔の知恵者なら、こういったかもしれません。
ゲームというのは、複数の人と、何かを競うこと。ミステリー小説を読むときに、誰かと何かを競うことはありません。え? 作者と競うこともある? では、こういい換えましょう。生身の人と、競うのがゲームだと。

でも、最近の知恵者は言います。たいていのゲームは、一人でするもんでしょう。複数でするゲームのほうが珍しい! なるほど。スマホのゲームは、たいてい、一人で阿曽あ゛ようにできています。

さて、この話はこのあたりで。人生がゲームではないのですから、私は、これから真剣に、自分の人生を、自分の足で、進めていくことにしましょう。

その延長線上に、謎解きクロス&ミステリーウォークがあります。本日は、伊豆下田で11月8日にあるミステリーウォークの打ち合わせ。その一つひとつに、真剣に向き合い、「手を抜かない」ことが、私の人生を決めていきます。手を抜かないから、一つひとつ、相応の時間がかかる。時間がかかるので、人生の時間が、志半ばなのに、60歳まで、きてしまいました。

でも、その時々に、手を抜かないで生きてきたから、これからの10年を、作家として生きていける気がしています。

私は、50歳のときに「遅れてきた作家」として、講談社現代新書「週末作家入門」で作家デビュー。以来、10年間、物書きの道をも模索してきました。

その、一つの答えが「なぜ、ヒツジは空を翔べたのか?」です。これは、ゲームではないので、有料(864円)で有益です。きっと、あなたにも。

謎解きクロス入門、出ます!

昨日、出版社の方と、これから出していただきたい本の企画について、ブレストをさせていただきました。ブレストといっても、二人ブレストなんですが。とても楽しく、夢のある時間でした。
で、来年は、こんな本出したいね。あんな本だしたいね。
そんなこんなをお話していて、帰り際のこと。

これまで、2年前にA社で企画を進めていて、1年間、何度もプレゼンを繰り返したけれども、実現せず。そこでB社にもっていき、こちらでも1年間、手を変え、品を変え、ご説明してきたのですが、とうとう、実現しませんでした。それが「謎解きクロス入門」という本です。

私は、8年前に「ミステリーウォーク」を始めたわけですが、ビジネスに詳しいコンサル仲間から「これって、どこで儲けるの? すばらしい事業なんだけれど、利益がみえない」との指摘をうけました。

その通りなんです。だって、ミステリーウォークで利益を出すなんて、考えていないのですから。

もし、何らかの形で、この地域活性化の仕事で、推進する私たちに利益をもたらすとしたら、それは、出版というモデルしかないと、私はずっと、いい続けてきました。その流れのなかで、「謎解きクロス」というコンセプトが生まれ、東急電鉄のIさんから「商標登録」を勧められ、3年前から、ミステリーウォークは「謎解きクロスで」というパターンをつくってきました。

喜多方の古代文字ミステリーウォークでは、イベントが全国一となり、深谷宿ミステリーツアーを、大好きだった元祖ミステリーコンダクターの伊井圭さんの遺志を継いで、謎解きクロスでチャレンジ。深谷といえば「ふっかちゃん」というゆるきゃらが有名です。それにからむことができました。

このような流れにあって、コロプラの役員さんに会ったとき(彼は西小山ミステリーツアーに参加してくれたこともあります)「地方の地域活性化を進める前に、まず、西小山のパターンを東京で面展開してはどうですか? 東京で1万人が楽しんでいれば、地方での波及は、すぐですよ」との助言を受けました。そこで、日吉において、伝説の「食事会」が開かれたのです。

そこで集まったのは、東急電鉄さんの精鋭のみなさん。そして今回、10月25日から始まる目黒区商連さんの「のんびりイベント散歩」の実現につながりました。

で、出版の話に戻りますが、この「のんびりイベント散歩」で7カ所7000人のパズラーの参加を見込んでいると、お話したとたん、ブレストしていた出版社社長の「目の色」が変わりました。

こういうときって、本当に、色が変わるのです。

「謎解きクロス入門を、安い価格でつくったら、とんでもなく売れますね」

今まで、A社さん、B社さんと、ずっと説明してきても「謎解きクロスの本?売れるかどうか自信がない」という返事だったのですが。これ、潮目が変わってきているのです。

マーケティングでは、この潮目が大切。

とうとう、やってきているのです。謎解きクロスは、4年前に私が考えたものなんですが、ミステリーウォークの問題に活用し、地域活性化の切り札として「伊豆急行」「伊豆下田」「西小山」「喜多方」「松本」「深川」「幕張」「横浜有隣堂」などで、コツコツと進めてきた謎解きクロスによるミステリーウォーク。

その仕掛けとなる「謎解きクロス」について、しっかりと解説した本。

これから、全国各地で「謎解きクロス」によるミステリーウォークがブームとなって行われるわけですが、そのとき「あ、謎解きクロスの本ってないの?」と、当然、思うはずです。

新聞・雑誌のクロスワードパズルを無料で楽しんでいるうちに、「クロスワードパズルの本はないの?」「解き方の本はないの?」「作り方の本はないの?」と、だんだん広く、深く、市場ができていくのです。

その、一番最初の、まだ何の形もない段階から、「謎解きクロス入門を出していただけませんか?」と、企画を持ち込んでいた私ですが、ついに、出版社社長の琴線にふれました。

来年、「謎解きクロス入門」というタイトルの本がでます。

そのあとは、これも2年前に企画したことなんですが、ある大手出版社で、理系の本として、この謎解きクロスに関係する本がでると思います。というのも、すでに企画は出していて、編集者さんには共感していただき「謎解きクロスがブレイクしたら、ミステリーウォークがブレイクしたら、その企画について書いた本は必ずヒットする」という論法で、出版をペンディングしている企画があるのです。

ここから先は、戦略にかかわる話なので、このあたりで。

いずれにせよ、謎解きクロスは、みなさんが応援してくださることで、これから、広がっていくものです。

人生のなかで、ヒット商品を、一緒に育てていくという感覚でいられることって、そんなに多くはないと思います。

本サイト、ぜひ、ファンになってください!