一から十の時期になった謎解き

謎解きクロスファンのみなさん、お元気ですか?

昨夜、コンサルタントの先輩と旧交をあたためながら、謎解きクロスの普及についてのご意見をもらいました。現状認識では、一致。謎解きクロスは、いつブレイクしてもおかしくない完成度をもっている。ただし、誰がどのように活用して、どんなベネフィットが得られるか、いわゆるビジネスも出がないため、支援したいと思っている人でも、どこでどのように支援したらいいのか見えてこないとのこと。

必然的に、顧客満足度が高いにもかかわらず、謎解きクロスの魅力に気づいているにもかかわらず、「次」の展開にいかない。本来なら、原稿料数十万円のレベルではなく、イベント一式数百万円がだせるはず。それが、通らない。事業戦略に紐づけて謎解きクロスが「入口」として出てきたら、そのあとの展開とともに「お金を支払ってでもやる」気になるのに。

というわけで、来年、先輩コンサルタントさんから、ビジネスモデルの提案と、全国組織として謎解きクロスをどう活用するかの企画をつくっていただき、推進しようということになっています。

私の役割は、0から1まで。ぬからぬわは、それを得意としている先輩にお任せしようと思っています。

楽しみです。

ときめき&ヒラメキの謎解きクロス

謎解きクロスファンのみなさん、こんにちは。

今、ちまたでは多くの「謎解き」が展開されています。電車に乗れば中づりに、駅で降りれば大きなポスター、街を歩けば謎解きのヒント。カフェでも謎解き。ホテルでも球場でも謎解きを楽しむ若者たち。もちろん書籍のジャンルでもビッグヒットが生まれつつあります。

「あれ、廣川さんのでしょ」

謎解きは、すべて私がやっているものと勘違いしてくださっていた友人もいました。私が謎解きクロスをスタートしたのは5年前。ミステリーウォークは10年前になります。今日、当たり前に進められている謎解きクロスやミステリーウォーク、もう5年たてば、全国で、地域活性の中心的なツールとして確立していることでしょう。

一方、元祖としての私には、謎解きクロス発案者として、どうしても進めなければいけないテーマがあります。それが「書籍化」です。謎解きクロスは、地域活性化の視点からは「5×5」の展開が「いい感じ」となります。しかし、その本領を発揮するのは、まったく新しいペンシルパズルが登場したという点です。

これ、いろいろ協調しているのですが、残念ながら、本当に少数のレアなファンのみなさまから「熱望」されているものの、まだまだメジャーの流れに乗っていません。私の計算では、謎解きクロスによるミステリー小説は、間違いなくミリオンセラー、100万部を超えるインパクトがあります。

とくに「謎解きクロス入門」と「そして誰も死ななかった」「京都が消えた日」などは、いける革新があります。

この本が「うまくすれば売れる」という感触は、数人の出版プロデューサーの方がもってくれています。講談社のYさん、元講談社のIさん、元実業之日本社のOさんです。本の場合、著作権ビジネスですから、創業者利益が働きます。廣川州伸以外、このタイプのペンシルパズルを「謎解きクロス」として発刊することはできません。ただ、それもまたタイミングの問題です。

うろうろしていると、いつの間にか「同じ発想のパズル」を別の名前で展開してベストセラーということもありえるのです。

しかし、それも来年、解決すると思います。

今、私が書いている「謎解きクロス入門」「そして誰も死ななかった」「京都が消えた日」など、いよいよ、みなさんの目の前に出てくるからです。

そして、スマホでも「謎解きクロス」が登場します。

みなさん、来年は、すぐそこにあります。お楽しみに。

 

あなどれなかった謎解きクロス5×5

昭和レトロの街並みが楽しめる「台場一丁目商店街」の15周年記念に、謎解きクロスを活用していただきました。多くの若者たちがやってくる台場一丁目商店街。そこで、どの程度、謎解きクロスが受け入れられるか。大成功となるのか、苦戦となるのか。とてもハラハラしながら結果を待っています。

ところで、ここで活用していただいたのは謎解きクロス5×5。それ以上の謎解きになると、ちょっとハードルが高くなります。台場一丁目商店街に来られるみなさんは、お化け屋敷に興味はあっても、ミステリーに興味があるとは限りません。謎解きに興味関心がある人は、ちょっと別な人ということもありますから。

しかし、結果は「想定」の半数の参加。

これを反芻も参加したのか! ととるか なんだ半数かととるか。ミステリーツアーは運営に人もコストもかかりますので、そこが持続できるかどうかのカギになります。現場に行った感触としては「あそんでいるみなさんの笑顔」をたくさんみつけましたので、けっこう、評価は高いとみています。

で、改めて今回、謎解きクロス5×5について考えました。

そしたら、これまでうすうすと感じてはいたのですが、「なぜ、5×5は、解答が1通りに定まるのか」という疑問の理由です。だいたい、タテとヨコで、1通りの言葉に定まるわけですが、これが「3×3」では、まったく定まらないのはいうまでもありません。では十字だけで進める「7×7」はどうなのか。もちろん、こちらも定まります。

ということで、年内、謎解きクロスの新バージョンが生まれることになりそうです。それはまた脳トレとしても非常に有効に思われます。ご期待ください。

 

 

古民家で謎解きクロスを!

謎解きクロスのファンのみなさま、お元気ですか?

昨日、週末の達人を訪ねて、西川口の「Co民家」にお邪魔しました。小石さんの、いつもながら見事なパーティー料理を楽しみ、陶芸制作を楽しみ、そして謎解きクロスを、みなさんに解いていただきました。

楽しい午後でした。とっても。謎解きクロスは、多少のお酒が入っても、5×5なら大丈夫。みなさん、楽しんでくれました。

あ、この写真は、伊豆下田のときのものです。同じく謎解きクロス5×5を親子で楽しんでくれました。

このような世界が、もう少しで、「けっこう当たり前」になると思います。

謎解きクロス、これからも、よろしくお願いします。

台場1丁目商店街は、謎解きでも元気でした!

謎解きクロスファンのみなさん、お元気ですか?

2017年11月3日、文化の日に、お台場のデックス東京ビーチにある「台場1丁目商店街」で「謎解きミステリーツアー」が行われました。

台場1丁目商店街は、私の見知っている地方都市の「にぎわい」ではなく、たとえば新宿歌舞伎町や渋谷センター街のような「にぎわい」をみせていました。

夕方の段階で、200名もの参加者。

何よりもうれしかったのが、家族連れでの参加です。もちろん、カップルも、数人の集団も、お一人さまの参加もうれしかったのですが、小さなおこさんのいる親子、ファミリーでの参加は、とっても、とってもうれしかったです。

謎解きクロスは、子どもから大人まで楽しめるツール。今回、びっくりしたことは、ふたつあります。台場一丁目商店街の奥深さ。全体的に若いカップルが多いのですが、ひょっとしたら3~4割が外国人。それも中国、台湾、韓国のみなさんが多かったこと。日本の昭和レトロな空間を楽しんでおられました。

これは、謎解きクロスの英語バージョンもできそうです。台場一丁目商店街のプロデューサーである久保さんに、お願いしておきました。

もう一つは、謎解きクロスのアレンジの仕方。こちらは、全体のディレクションをしてくれた小田急エージェンシーの皆さまのパワー。エレベーターホールという、人がたまっても大丈夫な場所をうまく活用し、そこに謎解きクロス5×5を3つ、配置してくれました。しかも筆記用具が、そこに置いてあるのです。

大きなポスター、統一的なパンフレット、そのデザイン。いずれも、秀逸で「さすが」というデザインです。メジャーになることは、こういうことなんだなぁと感じました。

10年前、伊豆下田でスタートしたミステリーツアーが、ようやくメジャーの入口にきたということです。みなさん、ありがとうございました。

 

酒と笑顔と謎解きと

謎解きクロスファンのみなさん、お元気ですか?

ちょっと、お酒と謎解きの話をしたくなりました。というのも、屋台村で謎解きクロスをしましょうとプレゼンしたとき、「飲みながら?」という質問をいただいたからです。

私の場合、ウィスキーのオンザロックをちびりちびり舐めながらミステリー小説を読むのは、けっこう楽しみになっていて、それゆえ本格ミステリー小説では、いつも犯人当てで失敗するのですが、みなさんはどうでしょうか。

これは、たとえば麻雀のようなゲームの場合、もちろん真剣にするのであればお酒は飲まずに、頭をフル回転させて勝負することになるのでしょう。でも、お酒を飲みながら、ゲームに興じるという世界も、あっていいはず。

ということを考えたりしたのですが、やっぱり、「謎解き」を話題にすることはOKでも、実際に難題を解くのは、お酒を飲んでないほうがいいでしょう。将棋でも囲碁でも、飲みながらもありですが、知的な楽しみとしてやるなら、素面です。

というわけで、ちょっと考えてみました。

屋台村への呼び水となるような謎解きクロスは「5×5」で、屋台村で入手できるのが謎解きクロスの「7×7」で、それは自宅に持ち帰って楽しむのがいいかな、と。

いずれにせよ、屋台村にたくさんの人が来てくれて、屋台村のある街も活性化することが一番の目的となります。

あ、突然、大学の講演のレジュメを作っていなかったことに思い当たりました。

仕事に戻ります。

ブログも本サイト「謎解きクロス」に統一します

謎解きクロスのファンのみなさま、お待たせしました。

2018年から、本サイトが「謎解きクロス」の公式サイトとして、統一的に運営されることになります。というのも、SNSとのバッティングなどで情報が分散していて「なんだか、わかりにくい」という見解もあったからです。

謎解きクロスは、来年から全国各地で活発に行われ、本の出版も企画中。ミステリーウォークをスタートさせて10年目、そこから生まれたクロスワードパズルを活用する「謎解きクロス」が生まれて5年。商標登録をしてから3年間を経て、ようやくたどりついた成果となります。

謎解きクロスのブログは、このサイトで見ていただきます。とともに、リアルな現場で行われる「謎解きクロス」を使ったミステリーウォークなどの地域活性化イベントは、本サイトで告知され、本サイトで「ヒント」が見られ、そして「解答」の発表も行われることになります。

謎が謎を呼ぶ「謎解きクロス」の全国展開。これまで、ごく限られたファンとサポーターのみなさんに楽しんでいただいた「謎解きクロス」ですが、おかげさまで完成しました。英語バージョンも、謎解きクロス5×5ですが、すでに仕上がっています。夏目漱石の「こころ」も謎解きクロスになりますし、新たな「超本格ミステリー」として、謎解きクロスによる本格推理ゲームが始まろうとしています。そして、それはみんな、来年の4月からスタートするでしょう。

私は、本ブログに専念するため、FBについては、今年で閉じようと思っています。

私の「週末作家」としての活動は、すべて「謎解きクロス」に志やう訳されていきます。50歳のときに、遅れてきた作家といわれた私ですが、62歳にして、ようやく開花すことに。その中心となるのが、本サイトとなります。

これからも、よろしくお願いいたします。

 

伊豆下田ミステリーウォーク2017終わりました

謎解きクロスは、健在でした。

伊豆下田ミステリーウォーク2017でも、みなさん、大いに楽しんでくれました。地域活性化の切り札としてのミステリーウォークは、謎解きクロスによって実現します。

写真、アップしておきます。

来年も、謎解きクロスで楽しく街歩きをしていただきたいと思っています。お楽しみに。

ミステリーに挑戦します

謎解きクロスファンのみなさま、こんにちは。

現在、謎解きクロスによる世界初のミステリー小説を2種類、企画進行中。あまり詳細に書くとネタバレの危険性もありますから、さくっと書かせていただきます。

その1 そして誰も死ななかった

もちろん、このタイトルは、あの不朽の名作「そして誰もいなくなった」からきています。このミステリー、誰も死なない。死なないけれども、はらはらドキドキ、謎解きをしながら、本格ミステリー小説の伝統にのっとった「探偵もの」のストーリーが展開します。

そして自慢は、ラストの大団円。考えられないくらい興奮する真犯人の追求が、読者の謎解きクロスの動きとともに、うきぼりになります。そこで明かされる「真実」は、これまで誰もみたことがなかった驚愕の展開。まさに謎解きクロスでなければ生まれなかった、最高のカタルシス。

その2 いつか京都で逢えるかな

このミステリーは、京都の六角堂の境内で出逢った二人が、互いの「御朱印帖」を交換してしまったことから「異次元」の世界に巻き込まれていく、純愛ミステリー。

二人は、どこかでもう一度、出逢わなければいけない。交換、できない。でも、互いのスマホの番号も知らないので、相手が「どこにいるのか」も、わかりません。ところが、そこに解答@ルパンを名乗るメールがやってきます。

「Aちゃん、B子に逢いたければ、ここに行きなさい」

そして、謎解きクロス7×7の問題(テキスト)が、スマホの画面に出てきます。六角堂から出発して、二人は、互いに自分の御朱印帖を取り戻すため、謎解きクロスを解きながら、京都の街を散策するのです。

Aちゃんは男性。B子は女性ですが、仲介にスマホの解答@ルパンが入っているので、直接的な会話は、すべて「Aちゃんと解答@ルパンのチャット的なやりとり」と「B子と解答@ルパンのチャット的やりとり」になっています。

「謎解きクロスの解答にたどりついたらその場所に移動し、そこで待て」

「謎解きクロスって、よく地域活性化のイベントでやっている謎解き?」

「よく知ってたね。それなら話が早いってもんだ」

「そこに行けば、ぼくの御朱印帖を間違ってもっていった少女に逢えるの」

「それは謎を解き、その場にいってみるまで、わからない」

「そんな。ちゃんと逢えるって保証してくれないかな」

「制限時間は30分。その時間をすぎれば、彼女は異次元に戻ってしまう」

「異次元……それはどこ?」

「おっと、おしゃべりがすぎたようだ。時間がないぞ。健闘をいのる」

直接、AちゃんとB子がコミュニケーションができればいいのですが、それではミステリーになりません。なぜ、解答@ルパンが介在しなければいけなかったのか。そもそも、解答@ルパンの目的は何なのか。なぜ、謎解きクロスを、次々と送り付けてくるのか。

AちゃんとB子は京都をさまよっていくわけですが、解答@ルパンは京都にいる必要はありません。お互いの動きをGPSでチェックしながら、東京にいて指示をだしているのかもしれません。

二人は、逢えるのか。ストーリーは、「Aちゃんと解答@ルパン」「B子と解答@ルパン」のパターンが繰り返されます。謎が謎をよび、謎解きクロスを解いているうちに、いつしか二人は、解答@ルパンの向こう側にいる「本当の相手」に、興味がわいてきます。

「ところで、Aちゃんて、どんな人」

「さっき見た通り、イケメンではないけれど心のまっすぐなヤツさ」

「まっすぐな心? いまどき、そんな若者なんていないわよ」

「そうかな。自分のことより、友達のことを考えてしまう、曲がれない男さ」

「へえ。Aちゃん、彼女いるの?」

「今までは、いなかった。これからできる。だから、彼女の名前はまだない」

「なに、それ。夏目漱石の、吾輩は猫である、名前はまだないって感じなの」

「おっと、またしゃべりすぎたようだ」

なんで、こんな会話(チャット)が進んでいるかというと、この会話の中にも

解答@ルパンは、謎解きクロスを解くための「ヒント」提示しているから。

そして、京都を舞台にしたミステリーは、いよいよ異次元の領域に向かう。

ああ、早く書きたい。

というわけで、みなさん、ご期待ください。

 

 

 

これからの謎解きクロス展開

謎解きファンのみなさま、お元気ですか?

本サイトは、謎解きクロスによるミステリーウォークを一緒に推進してくれるパートナーの福田さんのご厚意で運営が実現したものです。ただ、コンテンツの更新は、アナログ人間の私でもできるようにフレームをつくってもらい、廣川本人が進めています。それで更新頻度が少なく、またコメントをいただいても「どう対応していいかわからず」そのままにしている、大変申し訳ない事態となっています。

でも、このままでは終わりません。今後、謎解きクロスが広く、深く浸透していくわけですが、そのとき、本サイトがどうなっているのかを、ちょっとご紹介しておきます。

本サイトでは、全国に展開している「共通問題」のヒントが掲載されることになります。すなわち、このサイトにくると、地域で展開している謎解きクロスが解きやすくなるのです。

謎解きクロスの問題は、「5×5(80%解ける)」「7×7(20%解ける」「9×9(2%しか解けない)」という構造になっています。しかし、ヒントを提示することで、それぞれ解ける確率は倍増します。

ということは、このサイトで告知される「ヒント」が、今後、重要な役割を担うということです。これからの謎解きクロスは、コミュニケーションツールとして展開されていきます。すなわち「ヒント」を出す人と、「ヒント」をもらう人との間で、心の交流が生まれる仕掛けとなるのです。

たとえば、将棋。

一人でするゲームというよりも、対局を前提としています。一対一での勝負が前提のゲームなんです。当たり前のようにみえますが、ここは重要なのだと感じています。

今日、AIを相手に将棋をする時代です。そこで大きく欠けているのはコミュニケーションに他なりません。

コミュニケーションのない人生は、本当に、寂しいものです。世界にたった一人しかいない。自然があればいい。そういう心境のときもありますが、いつまでもカラに閉じこもって、心を閉ざしているわけにはいきません。

謎解きクロスを、屋台村でする。

それは、ただゲームが増えたというだけではありません。屋台村のコミュニケーションツールが増えたということになります。そのツールの一つに、この謎解きクロスのサイトが、深く関わるようになるはずです。

たとえば、謎解きクロスによる日本初のミステリー小説「そして誰も死ななかった」のヒントや仕掛けは、連載中、本サイトで提供されることになります。なんだか、わくわくしませんか?