世界が大きくゆらいでいる。情報の入手が容易になればなるほど、「うそ」がはびこっていく。残念ながら、などと他人事をつぶやく評論家になっている時間はない。世界は、間違いなく、崩壊に向かっている。
既存の常識が通じないのは、仕方ない。しかし、何もかもを破壊していくことで、全体最適に向かうはずがない世界で何が起きているのか。それは、事実を集めれば、みえる。
いろいろな人が、いろいろなことをいうけれど、ウクライナで起きたこと、ガザで起きたこと、アメリカで起きていること、北朝鮮で起きていること。変な視点でみなくとも、事実だけを観ていれば、隙間は埋まる。
何が起きているのか。それに対する「意見」ではなく、あおる言説だけではなく、冷静に「起きていること」をみれば、世界の構造がわかってくる。下手な考えは、要らない。ただ、観て、自分で考えればいい。
そんななかで、「考える」ときに重要なのは「自分は、何者か」という問いかけだろう。一体、自分はどこからきて、何をしてきて、これからどこに行こうとしているのか。そもそも、自分は「誰」なのだろうか。
その問いかけに対して、私は、応えることができるだろう。作家になって20年。まだ、誰もしらないけれど、作品は、できあがりつつある。それが、私が私であることを証明してくれる。
今日、SHIRASEが呼んでいたが、残念ながら、いけなかった。今、やるべきことが見えてきてしまった。日々、それをがんばるしかない。私は、もう一度、私になって、日々、創作活動にいそしんでいく。
それが、私の週末。20年前、週末作家宣言をした私の「成果」が今、問われている。週末だけは、しっかりと創造する時間にしたい。
というわけで、謎解きクロスも、考えた。
