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宇宙論がおもしろい
1990年代、地球環境の悪化が懸念され、交通網の発達と経済構造の進化、そしてインターネットの登場で「地球環境が他人事ではなくなった」。
しかし、それは「地球」レベルまでで、さすがに「宇宙」については、「はやぶさ」などの奇跡はあったものの、ホリエモンの資材を投げ打っての投資があっても、他人事に変化はなかった。
それは「量子論」についても同様である。
半導体が生まれ、コンピュータが進化し、AIが囲碁将棋では人間を完全に量がしたにもかかわらず、その根本原理である量子論、「量子ゆらぎ」や「量子もつれ」などに興味関心がある人は、おそらく国民の数%にすぎなかった。たぶん。
これは、謎解きクロスやパズル小説が、いまもってメジャーになっていない理由とも重なってくる。100人に紹介して、実際に遊んでくらる人は数人なのである。
まして、私がCampfireのCommunityで展開している「自分で大吉くじのコンテンツをつくろう」などという奇特な人は、100人に声をかけても、一人もでてこない。
1000人に声をかければ、3人くらいは、でてくる。なので、私の友人に声をかけたら、8人のサポーターが誕生しているが、大きく広がるには、広告コストが必要になる状態。
ただ、そのなマイナーな世界で、域外をみつけて生きてきた私にとって、量子論だけではなく、宇宙論も、そして数学論も、今、熱くなってきたことを実感できている。
ひょっとしたら、命が、間に合ったかもしれない。
40年前、超弦理論の登場に旨弾ませていた私は、生きているうちに、この宇宙がどうなっているか、解明してくれる転載の登場を待ち望んでいた。
それは、生きているうちには、無理だろうということの裏返しでもあった。
ところが、私が中学生のときに、真剣に研究していた「四色問題」も、基本的には、私の考案した方法論を使って、ただしスーパーコンピュータをフル活用する形で、証明された。
今度は、宇宙にうかんでいる天体望遠鏡のデータを使って、いよいよ、宇宙の基本構造についての新理論が生まれることになる。
それは、やはり「エントロピー理論」と係ってきていて、一般相対性理論と量子力学を、9次元行列を量子コンピュータを回して解析することで構築できるフレームの登場でもある。
いよいよ、やってきた。
あと何年生きられるか、わからないけれど、頭の中は、宇宙論で一杯にして、消えていくことができそうな気がしている。間に合った、のかもしれない。
これからは、毎日、論文情報のチェックをしたい。いつ、命が終わっても、最新の宇宙論を頭の中に回して、宇宙のもくずとなっていきたい。
それだけで、私は、幸せなのである。
希望しかない
世界が大きくゆらいでいる。情報の入手が容易になればなるほど、「うそ」がはびこっていく。残念ながら、などと他人事をつぶやく評論家になっている時間はない。世界は、間違いなく、崩壊に向かっている。
既存の常識が通じないのは、仕方ない。しかし、何もかもを破壊していくことで、全体最適に向かうはずがない世界で何が起きているのか。それは、事実を集めれば、みえる。
いろいろな人が、いろいろなことをいうけれど、ウクライナで起きたこと、ガザで起きたこと、アメリカで起きていること、北朝鮮で起きていること。変な視点でみなくとも、事実だけを観ていれば、隙間は埋まる。
何が起きているのか。それに対する「意見」ではなく、あおる言説だけではなく、冷静に「起きていること」をみれば、世界の構造がわかってくる。下手な考えは、要らない。ただ、観て、自分で考えればいい。
そんななかで、「考える」ときに重要なのは「自分は、何者か」という問いかけだろう。一体、自分はどこからきて、何をしてきて、これからどこに行こうとしているのか。そもそも、自分は「誰」なのだろうか。
その問いかけに対して、私は、応えることができるだろう。作家になって20年。まだ、誰もしらないけれど、作品は、できあがりつつある。それが、私が私であることを証明してくれる。
今日、SHIRASEが呼んでいたが、残念ながら、いけなかった。今、やるべきことが見えてきてしまった。日々、それをがんばるしかない。私は、もう一度、私になって、日々、創作活動にいそしんでいく。
それが、私の週末。20年前、週末作家宣言をした私の「成果」が今、問われている。週末だけは、しっかりと創造する時間にしたい。
というわけで、謎解きクロスも、考えた。

12年早かった
正確には、12年前になる。気象の世界では知らない人のいない故・佐々木嘉和先生の著書「竜巻の謎に挑む」(IDP新書)の取材・編集に携わることができた。
そこで、佐々木先生が創出した「気象エントロピー理論」について教わり、「これはスーパーコンピュータ(当時は量子コンピュータはまだ妄想とみられていた)が進化したら大変なことになる)がリアルタイムにビッグデータ解析をするようになったら、気象予測の世界で革命がおきると感動したのをおぼえている。
そして、3月3日。イギリスで、世界をゆるがす論文が発表された。それは、量子力学と一般相対性理論をつなぐ数学的な仕掛けについての論文。量子の世界も、宇宙規模の世界も、いずれも人類にとっては手の届かない「他人事」だが、佐々木先生の気象エントロピー理論は、私たちにとって他人事ではない、竜巻を解明する、地球規模の理論となる。
量子力学、気象、そして宇宙論が今、統一されようとしていることになる。これは、人類の歴史にとっても超重大な瞬間が近づいているということだ。
そこに、私も、かかわっていたのである。何と幸運なことか。
まず、2025年3月3日に何が起きたか、論文のイントラダクションをコピペして、記録しておく。今、Google翻訳して、必死で読み込んでいる。そしたら、24時間、過ぎてしまった。
エントロピーによる重力
ジネストラ・ビアンコーニ教授
Phys. Rev. D 111, 066001 – 2025年3月3日発行
要約
重力は、物質場と形状を結合するエントロピー作用から導き出されます。基本的な考え方は、ローレンツ時空の計量を量子演算子に関連付け、繰り込み可能な有効密度行列の役割を果たし、ディラック・ケーラー形式に従って、物質場を位相的に0形式、1形式、2形式の直接和として記述することです。時空の幾何学はその計量によって定義されますが、物質フィールドは、時空と物質の間の相互作用を幾何学的に記述する物質フィールドによって誘導される計量である代替計量を定義するために使用できます。提案されたエントロピー作用は、時空のメトリックと物質フィールドによって誘発されるメトリックとの間の量子相対エントロピーです。この作用から得られる修正されたアインシュタイン方程式は、低結合の領域で宇宙定数がゼロのアインシュタイン方程式に還元されます。ラグランジュ乗数の集合として機能するG場を導入することにより、提案されたエントロピー作用は、G場にのみ依存する創発的な小さく正の宇宙定数を持つアインシュタイン・ヒルベルト作用に還元されます。得られた修正重力方程式は、メートル法とG場では2次に残ります。この場の理論の標準的な量子化は、量子重力に新たな洞察をもたらす可能性があり、さらなる研究により、G場が暗黒物質に果たす役割が明らかになるかもしれません。
時空間の本質
困った。毎晩、宇宙論を考えながら眠りについているので、朝、目覚めたら理論物理学者の人生を歩んでいる気分になっている。たぶん、夢の中で、議論していたのだろう。
今朝は、こんなことを考えていた。
量子ゆらぎは、宅別な条件で成立する現象ではなく、量子ゆらぎの発生していることこそが「通常」なのである。ただ。なかなか観測ができないだけのまこと。
たとえば、私たちのいる銀河と、遠くの銀河との間でも、ものすごく離れていても、量子ゆらぎは成立している。そういう構造に、なっているから。
そして、その量子ゆらぎこそ「質量」の本質であり、時空間のゆがみである重力も、6次元の構造体の振動として「瞬時」に伝わることになる。
伝わるという概念は、実は「四次元」の時空でしか考えていないから生まれるコンセプトで、10無次元で考えれば「もともと同一」という発想になる。
遠く離れていても「字宇出津」なので、一方が変化したら、一緒に、俊二に反応してしまう。だって時空間としては「同じ弦にのだから」
毎晩、こんなことを、天国のアインシュタインやボーアと議論している。困ったもんだ。妄想は、ビジネスだけではなく、宇宙論にまで広がってしまった。
ま、いいか。それがコンセプトデザインなのだから。
面白くなってきた
実は、毎晩、YouTubeで「最新宇宙論」の解説動画を観ながら眠りにつく。人間にとって、宇宙のことを考えることは、自分のことを考えることになるから、面白い。
55年前、私は自分の生きている世界について、探究したいと思っていた。そして宇宙論を読み解くカギは「数学」にあると気付き、一生懸命、勉強もした。
しかし、私の頭は、残念ながら数学の才能がなかった。理系の勉強をやめて、絵画と文学の分野にシフト。そこなら、頭のよくなかった自分でも、何とか創造できるとふんでいた。
20歳から10年間、文学と絵画制作に没頭したものの、とうとう作家として活躍する場がみつからず、ビジネス社会に身を投じた。そして50歳のときに「週末作家入門」で、再び、文化人に戻った。
そんな私は、その後、20年間、週末作家となって、仕事と創作の二足のわらじでがんばってきたが、来年から、パズル小説作家として、旅して、絵を描き、それを売って生活しようと思っている。
そんな私の「趣味」は、宇宙論だ。
これから、宇宙論が面白い。超弦理論も、まだまだ、課題はつきない。そこにAIの進化が刺激となって、新しい宇宙論が生まれることだろう。そのなかの一つくらい、的を射た理論があるはずだ。
面白くなってきた。
人間の空想した宇宙論を、AIが、エビデンスをとる方法を考え、人間では絶対に解けない「9次元の行列方程式」を解き、おまけに、何らかの法則も見出すに違いない。
面白くなってきた。毎晩、宇宙論が楽しくて眠れない。
