ブログ
ブログ一覧
統一時間などない
前回、量子もつれのほどきかたについて、サクッと、けっこう重要な指摘をしてしまった。理論物理学に関心のうすい方は、何のことか、わからないと思うので、ちょっとだけ補足しておきたい。
酔うは「空間とは何か」であり、そこに超微細な「超弦の振動」として記述される基本単位についても「時間」が、変数として関わってくるという仮説について、考えているということ。
時間は、宇宙を構成する基本単位にも「振動」という状態の変化がある場合には必然的に、かかわってくる。基本的な「存在要素」なのである。3次元の「距離」とともに。
で、136億年前に宇宙が誕生したとして、そのときの「時間」と、136億ねん立っている現在の「時間」と、その本質は、変わっていないのかという問題がでてくる。
私の周辺の「時間」と、あなたの周辺の時間は、原子時計で図れば「同期」をとれるのかもしれない。しかし、遠く離れた「場所」と、遠くはなら田「過去」にあった時間が、同じものだという保証はない。
もし、超弦理論が完成したとして、そこで表現される物理法則が、遠く離れていても、はるか昔と破格しても「同じ」としていいのかという問題がある。
統一された時間など、ないという見解もあるだろう。いや、超弦の振動こそが世界の本質なのだから、超弦レベルの動きの状態を記述するときに活用した「時間」は、遠く離れた場所にあっても「同じペースで時を刻む」とみていいはず。
その理由。もし、そう考えられないとしたら、宇宙は、こんなに秩序があるような状態にはなっていないむはずだから。
時間については、本質的な問題なので、次元との関係を含めて、まだまだ、駆け寄っていく必要がある。

量子もつれのほどき方
今、仕事に専念しながら、ときどき創作モードに入ってパズル小説「きっと誰も知らなかった(仮題・そして誰も死ななかったから変化しました)」について、考えている。一番、楽しい時間。
量子もつれは「時空間」を超えて同期をとる。だが、時空間を超えながら、実は「同時に変化している」という、論理破綻を起こしてしまう。同時かどうか、定義の仕方によって異なってしまうから。
その考察の詳細は別に展開しなければならないが、パズル小説「きっと誰も知らなかった」では、GPSと量子もつれのコンセプトを使った謎解きが生まれる。これは、本格ミステリーの新機軸となるだろう。
とすると、パズル小説であることを「伏せて」純粋に本格的ミステリーとして発表しながら、物語を読んでいくうちに「実は、これはパズル小説なのかもしれない」という、劇中劇だったのかという、ねじれが生まれる。
そして、パズル小説として解いてみると、何と、真犯人が浮き彫りになってくる。謎解きクロスでは「殺人」は起きない約束だが、パズル小説は、別に、殺人事件が起きても、不思議はないだろう。
うーん。江戸川乱歩賞?
残念ながら、公表してしまうので、それは狙えない。となると、本屋大賞?
いずれにせよ、ベストセラーにしてしまう。
なんだか、とてもわくわくしてきた。

事件は次元で語られる
今週末は、昨年から続いている2050年問題(気候変動を自分事化するためのコンセプト制作)の解決編執筆のため、アタマがウニ状態です。
そのなかで、やはり次元、モノサシが問題なのだと、いまさらながら、感じています。何をベースに事象をとらえるかで、すべては変わってくるのです。
どんな事件も「次元」によっては、別な意味がみえてきます。三次元でわからなかったことも「時間」を考えれば、解決できます。
同じように、四次元でも解決できないことは、さらにモノサシを増やしていくことで、解決できる可能性がでてきます。
いろいろな事件を、視点を変えてもみえてこなかった現実、真実というものを、次元を上げることで、解明することができるのです。
量子力学も、頭の中に9次元の行列方程式があれば、解けるかもしれません。その意味で、私は量子コンピュータの登場を待ち続けます。
AIにしても、今の次元のままでは「たいしたことない」とわかってきました。次元を上げる計算ができるAIが生まれたときに、シンギュラリティがきます。
それまで、生きてみたいなぁ。
まあ、むりか。ま、いいか。

大吉絵画365展
突然ですが、大吉絵画を365枚描いたら、個展をすることにしました。今、販売できるハガキ絵は36点。毎月36点描いていければ、四季折々の「海景」が365点、描けることになります。
そうしたら、定価を30000円として、来場してくれた方には一点5000円でお分けします。(別途、額と会場使用料が3000円かかります)売れた資金で、地域活性のために、大吉くじを制作しましょう。すると全国の悩める商店街で、「大吉くじ あります」のノボリがはためきます。
私は、こういう人生で、よかったと思います。
高校1年生のとき、池袋の東武百貨店で展示会があり、ルオーのハガキ大の水彩画(娼婦でした)があり「5,000」の札がついていました。私は、急いで自宅に帰り、5,000円を握りしめて池袋に。
そして店員さんに「ください」というと「君には買えない」と一蹴されました。だって単位が「千円」だったから。そのとき、決めました。将来、自分が絵描きになったら、一枚5,000円で販売しようと。
私は、絵描きにはなれなかったけれども、近代美術展に入選できる実力を身に着け、ハガキ絵のノウハウを会得し、1年間で365枚の水彩画を描ける立場にいることができています。
NFTは今800点ほどありますが、額縁付き一枚1800円で販売しましょう。自宅に、アートを持ち帰ってもらうために。生成AI時代に少しでも「手作り」のアートに親しんでもらうため原価500円を1800円でお届けします。
うーん、いずれも利益はでないけれども、いい人生、域外という果実が得られます。これは、宝物ですから。

九次元の憂鬱
この世界は、三次元空間と時間のほかに、六次元の「何か」で成立している。しかし、区次元の世界を記述できる「数学」は、今のところ、行列式しか存在しない。
この行列式を解くには、量子コンピュータが必要となる。
だが、やみくもに量子コンピュータを回しても、区次元方程式の「解」が出てくるかというと、そう簡単でもないはず。
そこで「集中」して、次元の「特性」から攻めていくことが必要となる。たとえば六次元で「距離」をあらわすには、どんな方程式がいいのか、というように、しぼっていく。
そして、絞った世界で、量子コンピュータを使ってAIを動かす。宇宙の謎が、区次元の世界の方程式が解けない憂鬱から解放されたい。
わくわく。わくわく。どきどき。
あと10年くらい生きて、もうちょっとでいいから、宇宙の謎解きを眺めていたいなあ。
がんばれ、AI。
